RPGツクール2000 37日目

全くツクールは……。テストプレイをしてみたのだが、明らかに行動が偏っている。痛恨の一撃ばかりしてくるのである。通常攻撃が優先度50で、痛恨の一撃は優先度が45。優先度が10離れていると絶対にその行動は選択されない。つまり1につき10%ほどの差があると解釈していたのだが、実際は45と50には全く差はなく、むしろ45の方が高い確率で選択される。一体どうなっているのか?うんざり。前々作の時もこれに悩まされた。たまに全体攻撃をする敵というのを作ったつもりが、毎ターンのようにその全体攻撃をしてくるのである。優先度が低いにも拘わらず。だから特殊な行動はMPを1消費するように設定し、敵には1か2ほどのMPを与えたり、2ターンに1回しかその行動をさせないようにしたりと、優先度以外にも色々設定する羽目になった。何のための優先行動なのか全く意味不明。もう知らなぁい。ツクールがおかしいんだもの。知らないよ。優先度に意味がないならないって言ってくれればいいのに。

5回中4回痛恨の一撃をかましてくるうごくせきぞう。既に沈黙しているオルテガマホトーンを執拗に浴びせるライオンヘッド。勝手にしろ!もういいよ!

そもそも痛恨の一撃もちゃんとは作れない。痛恨の一撃は攻撃力と同じダメージを与えるというものらしいが、ツクールではそんな芸当不可能である。打撃依存を10にすると攻撃力通りのダメージを与えられるが、相手の守備力も計算に入れられる。つまりただの「命中率が100%の通常攻撃」になってしまい、こちらの防御力が高いとノーダメージになってしまう。

どうしても作りたければ、痛恨の一撃を使ってくる敵それぞれに別の痛恨の一撃を作り、ダメージ量を攻撃力と同じにするしかない。それでいいんだったら作ればいいだろと思うが、面倒くさい。痛恨の一撃を使う敵は限られているから、そうした方がいいのか。とりあえず現状は攻撃力+20ダメージにしている。序盤は痛すぎるし後半はそうでもないというどうしようもない感じだ。

ルーラ

戦闘に関してはもう無視しよう。面倒くさい。リレミト、ルーラの位置を設定。オルテガはルーラを覚えないし、キメラのつばさも使えない。使えるとアリアハンに戻れてしまうからだ。アレフガルド落ちたら上に戻れなくすればいいじゃないか、という考え方もある。だがオルテガアリアハンのことを覚えている。覚えているのにアリアハンにルーラで行けない理由がない。ゆえにオルテガはルーラなど最初から使えなかった、ということにするしかない。

旅の扉

そういえばオルテガはいざないの洞窟の封印を解かなかったという意見を見たことがある。残念ながら「旅の扉で旅立った」といったセリフがあるので、いざないの洞窟の旅の扉を使ったのは間違いない。FC版のことだったかどうだったかは知らない。

道具として使う装備

痛恨だらけの戦闘パターンも完成したし、今度は呪文の効果のある道具を使えるようにするか。一体どうすればよいのだろうか。道具は装備できる者が所持している時のみ使うことができる。しかしツクールではパーティ全体でアイテムを管理しているので、所持しているアイテムなら何でも使うことができる。それは仕方ないだろう。

問題は人によって使える道具が違うということだ。効果のある道具をパーティ全員が使えると簡単すぎる。使用制限がないから、全員が王者の剣を使ってMPを消費せずにバギクロス4連発ということも可能になるだろう。さすがにそれは問題がある。所持は仕方ないとしても、さすがに職業による使用制限を設けるべきだろう。と思ったら道具は使用可能なキャラクターを選べるようだ。意外にできるなツクール2000。全く信頼してなかった。これで使用制限に関しては問題ない。
だが戦士が4人いれば、1本のいなづまのけんを4連続で使えてしまうことは解決していない。これを解決する方法がわからない。もういっそ道具と特定のキャラが契約して、そのキャラのみMP消費0の呪文を覚えるようにすればいいのではないか?道具として使える装備を手に入れると、同時に同じ名前の契約用のアイテムも手に入れる。それを使うと呪文を覚える。覚えた呪文は装備を売ると忘れる。どうやって?わかんね〜〜〜。

契約した装備品は契約を解除しない限り使えなくするか。そうすると装備ができなくなる。強制的に装備して、外すと契約が解除…?装備を外したかどうかなんてわかんないだろうが。わからなくもないが、全てのキャラクターについて、装備しているかどうかを入力する必要がある。何時間かかるんだそんな下らない作業。そうしないと戦士が装備しているいなづまのけんを勇者が使う、ということが可能になってしまう。それもおかしな話。「装備しつつ所持者が使う」という線は諦めるべきかも知れない。いや、王者の剣を装備して勇者がバギクロスを使うことはよくあることだ。もうやだ。やだ。やだ。ツクールの何がダメって、呪われたアイテムがないことだ。呪いがあれば、王者の剣と勇者が契約→勇者が呪われた王者の剣を強制装備→契約を解除すると呪いも解けて装備を外せるという実にスムーズな流れになるのだが。装備しない場合はアイテム欄から装備用のアイテムが消える。そうすることで、王者の剣を装備しつつバギクロスを使い、一方で所持しているだけのくさなぎのけんでルカナンを使うという芸当も可能になる。しかし呪いがない以上不可能なことだ。

回復

今回はオルテガ編でパーティは基本一人だから、オルテガ編のみを完成させたいのであれば何も気を使う必要はない。装備と同名のアイテムを用意すれば良いだけだ。

と思ったが、さらに難題が浮上した。これまたツクールの意味不明な仕様なのだが、アイテムは「フィールドでしか使えない」ものと、「フィールドとバトルで使える」ものがある。おわかりだろうか。「バトルでしか使えないアイテム」がないのである。つまり賢者の石を使いたい放題である。なんでやねん。意味わからんわ。もうやめていいかな。無理だよ。ぼく無理だよ。

力の盾は戦闘中に使うとベホイミの効果がある。戦闘中に、である。もしこれがフィールドでも使えると、戦闘が終わる度体力を全快できることになる。戦闘中のみ使えるなんて事ができるのか。エンカウントを自作すれば、戦闘が始まる前に使えるようにすればいいのだろう。やーだ。今更そんなのしたくないよおおおおおおおおおおおだ。もうおおおおおおおお。やだーーーーーーーー。やめていい?うん、いいよ。誰もやれなんていってないから。

開き直る

最初に言ったはずだ。完成が目的であると。オリジナルとどう違おうがゲームバランスが破綻していようが知ったことではない。オルテガ編だけを作れればいい。他のことなんざ知るか。力の盾で毎回体力全回復できて何が悪い。1本の剣で4回攻撃できて何が悪い。どうせオルテガは一人旅。関係ない。関係ない。もういいじゃないか。

パーティを組んでプレイする場合も、「装備したアイテムに呪文の効果があれば、装備した者のみMP消費のない呪文を覚える」ということにすればすごく楽である。オリジナルでは所持さえしていれば、装備していなくても使えるが、それをやめる。装備している武器防具しか使えない。さすればゴチャゴチャ考える必要はない。装備している時のみ特殊能力を追加すればいいだけだ。もう、それでよくね。王者の剣と勇者の盾を装備した勇者が、いかづちの杖、くさなぎの剣、力の盾を所持して、MP消費をすることなくバギクロスベギラマルカナンベホイミを使う、ということはできなくなるが、そんなこと誰もしてねーだろ。ぼくやってないもんそんなの。使いたきゃ装備しろ!で解決。いかづちの杖装備できねーけど。いいんだよもう。細かいことは。