ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 92日目

+1時間20分(128時間10分)
邪神を倒した。エンディングまで見るのが面倒くさく、あと数分で終わるというところで中断した。邪神はAI丸投げで勝った。終末の炎とやらを呼ぶまでもなかった。これほど弱かったか?レベル99でも苦戦するのは隠しボスだけか。何にしても3Dモードで見て思った事は、セニカ乳でけーなという事である。賢者だからおしとやかにしなければならない、いやらしい事なんて考えてはいけない、と過度に抑制した結果、ムラムラを発散する事がなく、おっぱいが膨らんだという事か。え、どういう事?
邪神の声は如何にも逆再生という感じだったが、実際に逆再生すると普通に聞こえるようだ。もっと複雑に加工しているのかと思った。不気味さを演出するなら、セリフの字幕はいらない。声が後付けだから仕方ない。
関係ない事を言う。ドラゴンクエスト4で「シンシアが生き返っていないと思っている人とは友達にはなれない」とほざいているツイッタラを見かけた。あのさあ、この作品も、いやこの作品は違うか。ものごっつい多くの人が死んでいるのに、勇者の身内だけ生き返ってめでたしめでたしで済ませる人の思考回路が恐ろしいんですけど。師匠や義理の両親並びに他の村人全員死んでるのに、シンシアだけ生き返ってめでたしめでたしなの?生き返ったシンシアは大きな罪悪感を背負って生きなければならないよね。自分だけが生き返った事に対して、常に罪の意識を感じながら生きなければならない。勇者と過ごしたって心から笑える日は来ない。村人達は自分を恨む事はないとわかっていようが、彼等はもう日々の幸せを感じる事はできないのだし、シンシアは村人達と共に勇者を守るという使命感を持って生きて来て、実際に命を懸けて勇者を守った。それで自分だけ生き返ってめでたしめでたしにはならない。他のツイッタラが「ハピエン厨だから生き返っていてほしい」とか言ってる。いやだから、義理の両親死んでるんだって。全然「ハピエン」じゃないし。怖いわー。せめてシンシアだけでもって、なんでせめてでシンシアを選ぶの?どういう思考回路?恋愛脳?たとえばマスタードラゴンに「私のチカラで村人の中から一人蘇らせてやろう」と勇者が言われたとして、「シンシアでよろしくお願いします。うっす」と答えるか?本当に勇者の気持ちになって考えてみて?さあ誰を選ぶ。義理の母親?父親?剣の師匠?魔法の師匠?シンシア?ピサロを泊めた宿屋の親父?ノンノン(ドヤ顔)。子供です。一番未来があったはずの子供を生き返らせる。仲が良いからとか、自分の家族とか、本音はどうあれ、勇者がそんな独善的な基準で生き返らせる人を選ばないし、よしんば勇者の判断を仰がずに生き返らせるとしても、「どうして自分だけが」と思うであろうシンシアを生き返らせるとは思わない。マスタードラゴンはアホだから生き返らせるかも知れないけれども。そうだね。もしシンシアが生き返っているとしたら、マスタードラゴンか神がアホだからという事になるね。まあ、友達になんなくていいっす。お疲れっす。ネガティブな解釈などと詰っているツイッタラも多い。シンシア「だけ」生き返ったと考える事が何故ポジティブになるのか不思議だ。え、嬉しいか?自分と勇者以外の村人全員の屍の上で蘇って、「これからずっと君と暮らせるのね!嬉しい!幸せ!早速みんなのお墓を建てようね!」とハグする?そうか。ぎゅっと抱きしめてあげてね。アホなマスタードラゴンなりに、木こりを殺した事に対しての贖罪で蘇らせたのかも知れないが、それでも命を選別してるからダメだね。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 91日目

+50分(126時間50分)
そういえば、時をさかのぼっても仲間のレベルは99のままだった。3Dになったとて、別段印象は変わらない。ドット絵から3Dになって声が付いても、ストーリーを知っているという事によってインパクトがなくなってしまう。全て既知である。不思議だ。ドラゴンクエスト3がこのグラフィックでリメイクされたとすれば、これほど無感動という事はないだろう。何が違うのか。2Dでプレイしたばかりだからか、レベルが高く、戦闘や冒険の楽しみがないからか。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 90日目

+1時間(126時間)
時間をさかのぼっても経験値やアイテムは引き継げますよというシステム上の話について、「悠久の金庫」というアイテムを登場させた上で、時の番人が長々とこまごま説明するのはシュールだった。そんな枝葉末節の事を声つきで説明されても、雰囲気が壊れるだけだ。アトラクション感が出る。
時間が巻き戻ると、長いイベントシーンについてはスキップできるようになっていた。何にでも文句を言うおじさんだから文句を言うが、常に「Y長押しでスキップ」といった表示が出ている。美しくない。一瞬だけ出せばいいんでないかい?ずっと出されると「見たくないだろ?おら、スキップしろよおっさん」と言われている気がする。
突然個人的な思い出を語りたがるおじさんだから突然個人的な思い出を語る。ある人が「このおじさんが」と私に対して言った時、小学2年生くらいの子供が「おじさん?」と首を傾げた。「この人はおじさんではないでしょ」という事を言いたかったのではないかと思う。それから2年半後、全く別の場所で小さな子供数人が「このおじさんがねー!」と私に対して表現した。首を傾げる子供はいなかった。この2年半で、私は100人にアンケートをした時に、35人くらいがおじさんと答えるくらいのおじさんから、98人がおじさんと答えるくらいのおじさんになったのだなと切なくなったものである。残り2人におかれましては、いつまでもおじさんとは答えないで下さい。お小遣いあげるから。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 89日目

+1時間35分(125時間)
モンスター図鑑を埋めるため転生モンスターを探し続ける。シンボルと接触しないと戦闘できないのは不便だが、特定のモンスターにだけ戦いを仕掛けられる分、転生モンスター探しは3Dモードの方が適しているようだ。しかしメイデンドールは2Dモードにも出たはずだが、何故その転生モンスターとは戦えなかったのか。メタルドラゴンの転生モンスターは倒したはずだ。切り替えによって倒していない事になった。というより通常版のグレイトドラゴン以外は全員倒していた気がするが、深くは考えない。もう図鑑に興味を失った。
ルノーガは喋り方がもっさりしている。もっとはよ喋れ。早口で威厳を出せ。3Dで見るとことのほか不細工だった。もう少し何とかならなかったか。第2形態も、3Dになったからといって特に何か印象が変わるでもなく、相変わらず冴えない。なんでこんなに冴えないのだろう。中ボスか、下手したら雑魚のような外見だ。5か6にいなかったか、同じような雑魚。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 88日目

+1時間10分(123時間25分)
勇者の剣の作り方。まずなんか知らんけど浮いてる島の壁にひっついてる伝説のオリハルコン(普通のオリハルコンとは異なります)を適量取ってきます。次に砂漠の国でハンマーを貰ってきます。道具が揃ったら、ここぞとばかりに辺境の国の変な鍛冶場に向かいましょう。そこでオリハルコンをハンマーで力任せ且つ執拗に叩きます。何回か叩いたら勝手に装飾の施された剣っぽくなってきますので、勇者がその剣を掲げますと、待ってましたといわんばかりに青天の霹靂がその剣に落ちまして、勇者の剣ができあがります。
なんでだろう……。論理が飛躍してない?なんで素人がガンガン叩くだけで剣になるんだろう。ファンタジーとはいえ。プロフェッショナルに頼んだ3と違って、このゲームは勢い任せで解決している部分が多い。
ニセベロニカの顔が面白怖かった。
蘇ったホメロスが仲間を捉えた技はザボエラのやつだった。魔軍司令と言いながらザボエラのやつを使うとは。衣装も魔軍司令というよりザボエラっぽいし。顔はちょっとザムザっぽいし。何故蘇ったのかさっぱりわからない。最初から偽者だったのだとしたら、なんでザボエラのやつを破られただけで死ぬのだ?他の軍団長は何なんだ?本当に蘇ったのか?ただのハッタリか?なんかよくわかんないんだけどこの展開。
言っちゃなんだけどさ~~~思うに~~~~~プレイヤーの想像に委ねる部分の多かった頃のシナリオライターだから~~~3Dで全部描写できちゃうようになると~~~~逆にシナリオがボコボコなりがちなんじゃないの~~~~~~~~?ここをホリイさんが書いてるかどうかは知らないが、少なくとも彼はゲームのシナリオライターではあっても、映画やアニメの脚本家ではない。今の、もはや映像作品と化してしまったゲームのシナリオを書いてきた経験は少ないはずだ。ハードが進化すれば求められるシナリオの在り方も変わって来る。実際初期作品とは傾向が変わっている。それでも対応しきれていないという印象を持った。ガンガン打つだけで剣が出来上がってしまう事と、ホメロスのこの一連のよくわからんやつは、気持ちが盛り上がらない。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 87日目

+1時間(122時間15分)
3Dモードでは邪神の魂の出番が多い。復活しようとした矢先に魔王に体を破壊されると、勇者の問い掛けにも無反応になるくらい落ち込んでいた。この黒いヨッチ族は何なんだと、本来なら思っていたのだろう。わしもう2Dモードやってるけぇ、こいつが誰かわかっとるんじゃ。やらかしてしもうた。
ヤヤクはニマと被っている。いずれも高齢であるにもかかわらず、外見が若い。これはこの作品に限った事ではない。様々な作品で、設定上の年齢とは裏腹に若い女キャラクターが登場している。えせフェミニストは「女には常に若さと美貌と慈愛を要求されている事がわかって泣きたくなる」などとお抜かしになるのだろう。だがそれはある面では事実である。おっさんに比べて、おばはんは出る幕がない。出るには精一杯化粧して若返る必要がある。
ババアはババアでジジイに近い数がいるかも知れない。とにかくおばはんが少ない。世の中の女の半分以上はおばはんであるが、創作物の中においては少ないのだ。設定年齢がどうであれ、必ず若く描かれる。ドラゴンクエストのメインキャラクターに、果たしておばはんがいただろうか。思い当たらない。おっさん枠はあってもおばはん枠はない。3の男商人はヒゲをたくわえた3,40代のおっさんだが、女商人は若い。男魔法使いはジジイだが、女魔法使いは若い。僧侶も遊び人も同じだ。4はどうだ。ライアン、トルネコ、ブライとおっさんが充実しているのに対し、女はアリーナ、マーニャ、ミネアと皆若い。サンチョというおっさんがいても、おばはんはいない。6以降も変わらない。おっさんはいても、おばはんはいない。
素直に本音を言えば、若くて綺麗な女のキャラクターが多い方がいい。「やっぱり兄ちゃんら、おばちゃんなんかより若い子の方がええんか?」と問われたら「そりゃそうやろ」と答える。ただ、世の中は多様であるべきだ。多様なおっさんが出て来るのなら、多様なおばはんが出てもいい。ニマかヤヤクのどちらかがおばはんでもよかった。
人食い火竜は大きいとはいえ、人間を丸飲みするほどではない。ヤヤクを食べる光景は丸飲みという優しいものではなく、極めて残虐なものだったのだろう。頭部から食べるならヤヤクはほぼ即死状態で、しばらく脳味噌が潰れる音と共に頭蓋骨が砕ける音が聞こえ続けるだろう。足から食べるなら、大腿部を食われるくらいまでヤヤクは村中に響くような悲鳴を上げ続け、まもなく失血死する。火竜の口はヤヤクの血と漏れた糞尿塗れになり、周囲は鼻を突くような異臭が蔓延する。火竜が食べる振動に揺られながら、事切れたヤヤクは頭部を噛み砕かれるまで、虚ろな表情のまま空を見上げ続ける事になる。いずれにせよ獣が肉を全て食べきる程行儀が良いわけはなく、その場には肉片や髪の毛が散らばり、地面には得体の知れない体液がこびりついているだろう。早く取らないとカリカリになる。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 86日目

+1時間10分(121時間15分)
わたしマジ飽きましたわ。購入から135日経過した。五カ月以上やってりゃそりゃ飽きるよ。しかも最近はずっとストーリーを鑑賞しているだけだ。
ネドラに余裕で勝つも何故かピンチに陥るパーティ一行。ピンチになったところで現れたセーニャは、謎の呪文でネドラを処理した。ストーリー上の勢いでやっただけで、ゲーム上のセーニャにこれほどの強さはないはずだ。
3Dモードでのケトスは、着地地点が極めて限られていた。ドラゴンクエストという作品は、冒険している感覚を大事にして欲しい。グラフィックを突き詰めた結果こういう自由のない作りになったのなら、12ではそんなものやめて欲しい。空飛ぶ乗り物を手に入れたのなら、どこにでも降りられられ。れららられれり。降りたい。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 85日目

+1時間(120時間05分)
創作物における女の表現方法について、女性差別だ蔑視だと非難する者達が後を絶たない。胸元を露わにしたキャラクターに対して「女性蔑視され過ぎて泣いた」などとのたまう者が現れる始末だ。この者達は、実在する女が自らの意志で谷間を露わにしている事に対しては、何も言わない。迂闊に「女性がそんな格好をしなくてもいい自由な社会になる事を私達は願っています」などと言おうものなら、「好きでやってんですけど?」と言われてしまう恐れがあるからだ。女性の自由を標榜する建前上、女と敵対するわけにはいかない。
だから彼等(本来男女を区別しない)の標的は自ずと創作者になる。創作には意図も意志も付きまとう。「女の人物をこういう造形にしたのは、女に対する偏見、蔑視、差別意識があるからだ」という糾弾に対して、創作者が「そんな意図はない」と言ってみたところで意味はない。意図がない事を証明する事はできない。訴えた者勝ちの魔女裁判でしかない。「あなたに女性蔑視の意図がないなら、谷間を描くのをやめなさい。やめなければ蔑視しているとみなします」。どちらにしても要求は満たされる。
碧志摩メグは女性蔑視だ、甘露寺蜜璃は女性蔑視だ、宇崎花は女性蔑視だ。こうした主張が起こる度、ネットでは論争になっている。この3人のキャラクターに共通している事は、ひとまず乳房が豊満であるという事だ。乳房を豊満に描くという事は、女の性を搾取しているという事になるらしい。一方私は、胸の大きさなど全く強調されていないカミュの妹を、思いっ切りいやらしい目で、見ていた。
このゲームの過剰なまでの表現規制も、こういった世の傾向を受けてのものなのだろう。既に谷間は描けなくなった。やがては胸の膨らみが描けなくなる。肌の露出もどんどん減って来る。男らしい男がいなくなり、女らしい女もいなくなる。結果男らしい女と女らしい男だけの世界になる。敵の親玉が男ばかりなのは男性差別だとして、女の魔王が現れる。近年勇者が男ばかりなのは女性差別だとして、女の勇者が現れる。黒人がいないのは差別だという指摘もあり、更に障害者が……性的少数者が……少数民族が……あ~~~~~~~~~めんどくせ~~~~~~~。
それにしても「泣いた」という言葉を選んで弱者、被害者を装う気持ち悪さは糾弾されるべきだろう。だって絶対嘘じゃん。泣くわけないでしょ?「怒った」ではクレーマーに見えてしまうから、セクハラの被害を受けるかわいそうな「「女性」」を演出しているわけだ。男らしさ、女らしさというものを否定する立場にありながら、「「女性」」という立場を利用しようとしている。性別関係なく、大人が「泣いた」事を強調するか?せいぜい憤った、悲しくなった程度だろう。そこを「泣いた」。弱者を装いながら、創作者を差別主義者に仕立て上げるのは下劣極まりない。創作への攻撃に限らない。弱者を装って他人を苛烈に攻撃するという手法が流行っている。これは流行というより、古来より行われた伝統的な戦法なのかも知れない。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 84日目

+1時間(119時間05分)
女モンスターは拡大縮小できないというわけのわからぬ制限がかかっているが、登録される女モンスターというのは実際には戦う事になる人間がほとんどで、本当のメスモンスターは少ない。記憶する限りでは女人形*1と女コウモリのみである。どちらも性的要素はほとんどなく、こんなものを性的な目で見る、もしくは青少年に悪影響だと訴える連中は、変態レベルが高すぎる。自分も変態レベルは高い方だが、これにエロ視線を送る事はできない。グロッタのカジノには女コウモリがうろついている。よく見るとぱいぱいでか美だった。そういう名のタレントに似ているという事ではなく、いうほどでかくないがそこそこでかいぱいぱいだった。
デビルモードのマルティナは顔色が悪かった。想像していたのと少し違う。強そうというより怖い。死体のようだ。紫といったあからさまな色だったらともかく、半端な色だから怖い。
グロッタの敵(名前忘れた)の支配から解かれたマルティナは、勇者達に敗れ動けないグロッタの敵(名前忘れた)を袋叩きにして、殺した。明らかに殺している。正義は悪を殺しても良いという事だ。罪もない人々を殺した悪を殺すのは、正義の当然の務めという事なのだろうか。だがマルティナは人々のためというよりは、自分を操った事に対する復讐のために、より残酷な方法での死を与えた。そしてそれを「マルティナを怒らせると怖い」といったギャグタッチで描いているのである。そのギャグタッチのシーンで死したモンスターが消えていくのを見て、何か空恐ろしいものを感じた。なお私は「空恐ろしい」の意味はよくわかっていない。恐ろしいのかっこいい言い方?
勇者達は勇者の名の下にモンスター達を殺戮している。勇者達は決してモンスターを殺しているわけではない、「やっつけて」いるだけだと作り手が語った事もあるが、同名モンスターが山ほどいる雑魚はともかく、固有の名を持つモンスターはやっつけられたら二度と出て来ない。死んでいると考えるのが妥当だ。

海軍大将マリングラッセではない名前の忘れた海のモンスターは、自分の無敵のバリアを雷の呪文で破られても特にリアクションせず、倒されてから初めて勇者だと気付く頭の悪さだった。たかが幹部風情が勇者の力以外では倒せないというところも強引さを感じる。最初に遭遇した時に勝ってしまうと預言者と会えなくなるのかなんか知らんが、明らかに他の軍団長より扱いが違うだろう。なんでそんないいバリア持ってんの。オーブの力か?だとしたらレッドオーブは当たりのオーブなのか?特賞だったのか?ジャコラ(思い出した)はバリアを破られた時点で逃走し、勇者が復活した事を告げるべきだった。魔王が勇者の生存を知らないままコソコソ行動しているというのが何かやだ。
ドラゴンクエストのストーリーに引っかかるようではダメだろう。基本的にはちびっこ向けの童話のようなものだ。ごくシンプルな勧善懲悪であり、あまり細かい事を考えても仕方がない。

*1:拡大できた

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 82日目

+50分(117時間05分)
遅々として進まぬ。進んでいても進んでいる気がしない。ロウを先に仲間にするかシルビアを仲間にするかは自由だが、仲間にしていても全く喋らない。仲間になっていない場合もあるからだろう。とはいえ一言も喋らないのはおかしい。昔のゲームでさえもう少ししっかりしてる。最新のゲームだと2パターン用意するのは難しいとか、そんな製作側の事情は知らない。不自然な状態は避けるべきだ。そうすると徹底的に一本道にするしかないのか?
ネルセンの宿屋のイベントをクリアせずにグロッタへ行こうとすると、強制的にストップがかかった。マルティナを先に仲間にするという事は許されないらしい。MOTHERというゲームで、ストーリー上進まれると都合の悪い場所を足止めしていた警察が、自嘲気味にこう言う。……なんと言ったかは忘れたが、ゲームのご都合主義について自虐するようなセリフだったはずだ(詳しく知りたい子はその辺にいる糸井重里に教えてもらってね)。
30年以上前の事である。30年経っても変わっていない。日本のRPGはこういう路線なのだろう。嫌なら別のゲームをやれという事だ。探し方がわかりましぇん。あんまり難しいとそれはそれで嫌だ。丁度良いバランスを希望する。お前の丁度良いバランスなんか誰も知らねえよと言われればその通りだ。自分でもわからない。サガシリーズは恐らく自分にとって良いバランスではない。多分途方に暮れる。サガで暮れる奴が自由度とか抜かすなと言われればその通りだ。そのドゥールダー。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 81日目

+45分(116時間15分)
3Dではパレード中、主人公が意味なく踊り、同行するグレイグやロウはピエロの格好になっていた。その二人はいい。無表情で無口な主人公が踊っていると、陰気な人間がはしゃいでいるように見える。それでもルックスが整っていればOKだというのか。現実は甘くない。無表情で無口な人間は、おまけに不細工だ。世の中に希望などないのだ。
フールフールの声がフリーザだった。フリーザ。誰だっけ。高木……?あ、高尾だ。違った。何故覚えられないのか。フリーザクラスの声優を覚えないで誰を覚えるのか。
女キャラはパレードに参加しないのだろうか。ブチャラオに行けばいつでもパレードできるはずだから、用意されているはずだ。ベロニカが微妙だ。邪神ルートでパレードできたかどうかまでは覚えていない。もう一度言おうか。先に2Dモードをプレイしたのは失敗だった。せめてデータを引き継がず最初からやるべきだった。だがこれも何度も言うが、邪神ルートから辛くなる。いずれレベル1から3Dモードでやり直しても良いとは思っている。
ただそれでも楽しめるかどうかは微妙だ。マップが狭い。冒険している感覚が薄い。ストーリーだけでなく、マップも一本道になってしまっている。フィールドも街もダンジョンも最初からマップが用意されている。マップがなければ迷うだろうが、いきなりマップも進む場所も明示されていては、更に冒険している感覚が薄くなる。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 80日目

+1時間(115時間30分)

2周目に入って18時間くらい経過している。日数は20日。辛い。一話20分とすれば54話にもなる。100話くらいあんのかなこのアニメ。まだパーティが3人になるかならないかだ。長い。だからこれを見るなら他にも見たいものがある。仁義なき戦いとかさ。見た直後の一定時間はインチキ広島弁になるいう呪いをかけられるんじゃ。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 79日目

+1時間(114時間30分)

なかなかストーリーが進まない。ドゥルダ兵の怪しい動きとかメイデンドールに群がるモンスターとか馬でモンスターを轢き逃げしていくところとか、面白いところはあるにはある。だが圧倒的に栄養が足りない。刺激が足りない。

今更だが、字幕と声の食い違いが気持ち悪い。主人公の名前は自由に設定できるが、声はそれに対応できない。だから「アルス!」と呼びかける場面には声がなく、「アルスは無事かしら」といったセリフは「彼は無事かしら」に言い換えられる。20年前に発売されたときめきメモリアル2は、主人公の名前を読み上げる機能が付いていた。あれから20年。技術は特に進歩する事なく、字幕と声が違うという不自然な状態を許してしまっている。誰も勇者の名前を呼ばない。呼べないのだ。勇者の父親が名前を呼ぼうとするシーンでは、祖父が突然咳込んでそれを遮った。ギャグにしたかったのかも知れないが、不自然さは拭えなかった。
勇者の公式の名前を決められないという縛りは必要なのだろうか。歴代主人公が揃うようなゲームでは、もう公式の名前が出てしまっている。せめて何パターンかの公式名称を用意し、その名称なら名前を読み上げるという事にしても良かったはずだ。
主人公が頑なに喋らないというのも、かなり不自然になってしまっている。周りの人物が喋る中、主人公だけが言葉を発さず、身振り手振りで意思表示しようとしているのを見ると、もはやそういう病気の人に見える。勇者はプレイヤー自身だから、プレイヤーの意志を無視して喋るわけにはいかないというのだろうか。今までは喋っている勇者の喋るシーンがカットされていると考える事もできたが、勇者と同じ村にいる少年は「勇者の真似をして喋らない生活を送ろうとして3日で断念した」といった情報が出て来るから、勇者は実際に無口なのである。今更伝統を破壊する事はできないのだろう。だがもうそろそろ、喋ってもいいよ。サイレスかかってんだったらやまびこそうを使えばいい。