ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 84日目

+1時間(119時間05分)
女モンスターは拡大縮小できないというわけのわからぬ制限がかかっているが、登録される女モンスターというのは実際には戦う事になる人間がほとんどで、本当のメスモンスターは少ない。記憶する限りでは女人形*1と女コウモリのみである。どちらも性的要素はほとんどなく、こんなものを性的な目で見る、もしくは青少年に悪影響だと訴える連中は、変態レベルが高すぎる。自分も変態レベルは高い方だが、これにエロ視線を送る事はできない。グロッタのカジノには女コウモリがうろついている。よく見るとぱいぱいでか美だった。そういう名のタレントに似ているという事ではなく、いうほどでかくないがそこそこでかいぱいぱいだった。
デビルモードのマルティナは顔色が悪かった。想像していたのと少し違う。強そうというより怖い。死体のようだ。紫といったあからさまな色だったらともかく、半端な色だから怖い。
グロッタの敵(名前忘れた)の支配から解かれたマルティナは、勇者達に敗れ動けないグロッタの敵(名前忘れた)を袋叩きにして、殺した。明らかに殺している。正義は悪を殺しても良いという事だ。罪もない人々を殺した悪を殺すのは、正義の当然の務めという事なのだろうか。だがマルティナは人々のためというよりは、自分を操った事に対する復讐のために、より残酷な方法での死を与えた。そしてそれを「マルティナを怒らせると怖い」といったギャグタッチで描いているのである。そのギャグタッチのシーンで死したモンスターが消えていくのを見て、何か空恐ろしいものを感じた。なお私は「空恐ろしい」の意味はよくわかっていない。恐ろしいのかっこいい言い方?
勇者達は勇者の名の下にモンスター達を殺戮している。勇者達は決してモンスターを殺しているわけではない、「やっつけて」いるだけだと作り手が語った事もあるが、同名モンスターが山ほどいる雑魚はともかく、固有の名を持つモンスターはやっつけられたら二度と出て来ない。死んでいると考えるのが妥当だ。

海軍大将マリングラッセではない名前の忘れた海のモンスターは、自分の無敵のバリアを雷の呪文で破られても特にリアクションせず、倒されてから初めて勇者だと気付く頭の悪さだった。たかが幹部風情が勇者の力以外では倒せないというところも強引さを感じる。最初に遭遇した時に勝ってしまうと預言者と会えなくなるのかなんか知らんが、明らかに他の軍団長より扱いが違うだろう。なんでそんないいバリア持ってんの。オーブの力か?だとしたらレッドオーブは当たりのオーブなのか?特賞だったのか?ジャコラ(思い出した)はバリアを破られた時点で逃走し、勇者が復活した事を告げるべきだった。魔王が勇者の生存を知らないままコソコソ行動しているというのが何かやだ。
ドラゴンクエストのストーリーに引っかかるようではダメだろう。基本的にはちびっこ向けの童話のようなものだ。ごくシンプルな勧善懲悪であり、あまり細かい事を考えても仕方がない。

*1:拡大できた