ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 87日目

+1時間(122時間15分)
3Dモードでは邪神の魂の出番が多い。復活しようとした矢先に魔王に体を破壊されると、勇者の問い掛けにも無反応になるくらい落ち込んでいた。この黒いヨッチ族は何なんだと、本来なら思っていたのだろう。わしもう2Dモードやってるけぇ、こいつが誰かわかっとるんじゃ。やらかしてしもうた。
ヤヤクはニマと被っている。いずれも高齢であるにもかかわらず、外見が若い。これはこの作品に限った事ではない。様々な作品で、設定上の年齢とは裏腹に若い女キャラクターが登場している。えせフェミニストは「女には常に若さと美貌と慈愛を要求されている事がわかって泣きたくなる」などとお抜かしになるのだろう。だがそれはある面では事実である。おっさんに比べて、おばはんは出る幕がない。出るには精一杯化粧して若返る必要がある。
ババアはババアでジジイに近い数がいるかも知れない。とにかくおばはんが少ない。世の中の女の半分以上はおばはんであるが、創作物の中においては少ないのだ。設定年齢がどうであれ、必ず若く描かれる。ドラゴンクエストのメインキャラクターに、果たしておばはんがいただろうか。思い当たらない。おっさん枠はあってもおばはん枠はない。3の男商人はヒゲをたくわえた3,40代のおっさんだが、女商人は若い。男魔法使いはジジイだが、女魔法使いは若い。僧侶も遊び人も同じだ。4はどうだ。ライアン、トルネコ、ブライとおっさんが充実しているのに対し、女はアリーナ、マーニャ、ミネアと皆若い。サンチョというおっさんがいても、おばはんはいない。6以降も変わらない。おっさんはいても、おばはんはいない。
素直に本音を言えば、若くて綺麗な女のキャラクターが多い方がいい。「やっぱり兄ちゃんら、おばちゃんなんかより若い子の方がええんか?」と問われたら「そりゃそうやろ」と答える。ただ、世の中は多様であるべきだ。多様なおっさんが出て来るのなら、多様なおばはんが出てもいい。ニマかヤヤクのどちらかがおばはんでもよかった。
人食い火竜は大きいとはいえ、人間を丸飲みするほどではない。ヤヤクを食べる光景は丸飲みという優しいものではなく、極めて残虐なものだったのだろう。頭部から食べるならヤヤクはほぼ即死状態で、しばらく脳味噌が潰れる音と共に頭蓋骨が砕ける音が聞こえ続けるだろう。足から食べるなら、大腿部を食われるくらいまでヤヤクは村中に響くような悲鳴を上げ続け、まもなく失血死する。火竜の口はヤヤクの血と漏れた糞尿塗れになり、周囲は鼻を突くような異臭が蔓延する。火竜が食べる振動に揺られながら、事切れたヤヤクは頭部を噛み砕かれるまで、虚ろな表情のまま空を見上げ続ける事になる。いずれにせよ獣が肉を全て食べきる程行儀が良いわけはなく、その場には肉片や髪の毛が散らばり、地面には得体の知れない体液がこびりついているだろう。早く取らないとカリカリになる。