今週もひどいドラゴンボールGT #06

何もかも大きい惑星に降り立つ一行。パンが蜂に女王蜂と間違われさらわれる。巨人が食べ物と一緒にドラゴンボールを口に入れた直後、急に苦しみ始める。原因は虫歯の中にドラゴンボールがジャストフィットしたためだった。悟空は口の中に入り、かめはめ波で虫歯を除去。無事ドラゴンボールを入手したのだった。

今回のこの話と冬の空気と解きます。どちらもかんそうに困るでしょう。

今週もひどいドラゴンボールGT #05

レジックというどこの馬の骨かもわからん用心棒に一撃で吹っ飛ばされるトランクス。金髪になってもいないし、戦闘不能に陥ったわけでもないが、既にGT後半の「悟空以外みんな雑魚」という前兆が現れている。やっぱり悟空が最強だ!みたいな感覚がアニメスタッフにはあるようだが、原作はそうでもない。別に悟空が最強でもいいが、他をないがしろにするのは違う。悪しき平等の例として、徒競走で手を繋いでゴールという都市伝説が語られる事がある。GTの場合は悟空以外の全員が手を繋いでリタイアしている。

ドラゴンレーダーによると、惑星イメッガの北にドラゴンボールがあるという。惑星の、北……?宇宙に東西南北があったんか。いや、あるよ。東西南北の銀河があるんだから、東西南北があるに決まっている。そもそも宇宙はガラスの器のようなものに入っている。器の外側では神々の世界が惑星のように回っているのである。

今週もひどいドラゴンボールGT #04

悟空が瞬間移動を使えなくなっていた。どこでもドアが使えなくなるやつと同じだ。実際にそういうシーンを見た事はない。

最近の漫画の新刊のタイトルを見ていると、チートだとか最強だとか、そんな言葉を見かける事が多い。主人公が圧倒的な強さで挫折も努力もしない物語が受けているのだろうか。中身を確かめた事がないからわからない。チートと言いながら、同程度あるいはそれ以上のチート能力者が敵として出て来て、結局よくある王道モノと同じ展開になっている場合もありそうだ。ともかく、ドラゴンボールGTはチートものである。主人公の悟空はLv.999(上限99)だからだ。宇宙の神すら恐れた魔人を倒したおっさんの俺が小学生に若返り、且つ今更宇宙の冒険を始めた件について。

今週もひどいドラゴンボールGT #03

10歳女子と遊ぶトランクス。どうやったらこういう機会に恵まれるのだろう。どうやったら10歳女子に呼び捨てで呼ばれますか?Youtuberとかになればいいんですか?君付けも捨てがたい。いいものあげるからおじさんの事君付けって呼んでくれない?事案?でもシブがき隊の生写真とか欲しくない?舟木一夫橋幸夫のブロマイドはどうかな?10歳の頃から10歳女子と縁がない。自分が教室に入る度、クラス中の女子が小指を隠して、あるいは鼻をつまみながらエンガチョエンガチョと大合唱を始めた。机の上には常に綺麗な菊の花が飾られ、日直で一緒になった女子は泣き叫び、服を脱ぎだし、榊の枝を秘部に入れながら踊り始めた。すると神々は大いに笑い、何事かと思った天照大神がそっと岩戸から顔を出そうとするやいなや、手力雄神が大神の手を掴んで無理矢理引っ張り出し、かくて日本は再び日の出ずる国となったのであった。

宇宙船の故障で、近くにある惑星に不時着する一行。当然その惑星には人が住んでいる。故障した時に、たまたま近くに人が住む惑星があるものだろうか。GTスタッフは知らないだろうから教えてやるけど、この銀河には人が住む惑星が28個しかないらしいよ。

インフレとバトル展開に見切りをつけ、冒険モノへの回帰という試みは失敗したのかも知れない。だから後半から元のバトル展開に戻り、設定とパワーバランスを無残に崩壊させ、シェンロンと悟空が一緒に昇天するというよくわからない最後を迎えた。だが現段階では、パワーバランスや設定が破綻する余地がなく、ストレスなく見ていられる。時代の変化か知らないが、原作のドラゴンボール探しと違って下ネタ要素が全くない。下ネタはスパイスだと考える。塩気が足りない。今下ネタを入れると女性蔑視だ児童虐待だセクハラだの大合唱である。もはや亀仙人はただの不快な性犯罪者であり、女をダシに神と交渉する悟空すら典型的な汚らわしい男とみなされるのである。ああそう、もういいよなんでも……。

今週もひどいドラゴンボールGT #02

CC社長として多忙を極めるトランクス。前の社長は誰だ?ブルマだっけ?ブリーフか?ブリーフ?ブリーフって、そんなに忙しそうだったか。

「いざとなりゃドラゴンボールで他の星に移住すればいいんだろ」と悟空が言っていた。思いつかなかった。だが現実的ではない。何の説明もなく突然別の惑星に移動したら、社会が大混乱どころでは収まらないだろう。いざ過ぎる。

悟天とベジータの姿が残念過ぎる。しかもこれは鳥山デザインなのだから恐れ入る。今でこそノリノリで関わっているが、当時はもう勘弁してくれと思っていたはずで、ほとんどやけくそでデザインしたのではないかと思っている。よかれと思ってデザインした可能性も否定できない。「ヒゲを生やしたら面白いかなと思って」と言っていても不思議じゃない。

悟空の他に同行するのは、修行不足のトランクスと悟天の予定だったが、宇宙船に侵入していたパンが勝手に宇宙船を起動させたため、悟天は乗り込めず出発する。悟天が同行しないという事に何の落胆もない。当時は「なんで悟飯が行かないんだ」と思っていたような気がする。キャラクターとして好きだからではなく、強いからだ。もっとも悟飯は弱体化する運命にあり、同行したところで役には立たなかっただろう。

今週もひどいドラゴンボールGT #01

ドラゴンボールの続編を作る場合、以下のような展開が考えられる。(1)ピラフ一味を出す (2)新しいドラゴンボールを出す (3)もっと偉い奴を出す (4)世界を広げる (5)古い設定を発掘する (6)時間経過でパワーバランスを破棄

超は(1)(2)(3)(4)、GTは(1)(2)(4)(5)か。サイヤ人編は閻魔、界王などを出したから(3)、世界を宇宙に広げたから(4)、何故悟空だけがしっぽを生やしているのか?大猿になるのか?を掘り下げているから(5)などと考えられる。魔人ブウ編は(3)(6)か。

ピラフ一味は苦労して先代の神が作ったという究極のドラゴンボールの情報を得て、神殿に乗り込んでシェンロンを呼び出した。曰く先代の神はピッコロ大魔王と別れる前の強かった頃に、今のシェンロンよりも強力なシェンロンを作り出していたのだという。どのみち死んでるから消えていると思うが、そこは「究極だから神が死んでも消えなかった」という事にすれば良いのか。

なんで先代の神が作ったドラゴンボールがそんなに強いのかと思うが、先代の神と神コロは違う生き物だ。先代神は天才龍族カタッツの子であり、恐らくドラゴンボールを作る龍族としての才能も、フリーザにも負けない戦闘型としての才能もあったと思われる。神コロはカタッツの子から悪の心が分離し、その悪の心の方をベースに再び融合した存在である。だから龍族ではなく、ドラゴンボールは扱えない。その分元々のカタッツの子より戦闘力は高いのだろうが、ナメック星人として強くとも、サイヤ人と比較すると大差はない。ともあれ先代神が元々龍族と戦闘型双方の才能を持っていたという点を考えると、融合前よりも強いドラゴンボールを作れそうではある。

何故今まで使わなかったのか?→使うと宇宙中に分散し、一年以内に集めないと地球が消滅してしまうから。なんでそんなドラゴンボールを作った?→試作段階だったから。なんで放置していた?→いや、封印してましたやんか。普通のドラゴンボールでどうにか願い事すれば解決するんじゃないの?→より強力なドラゴンボールだから、普通のドラゴンボールでは手に負えない。

一応の辻褄は合っているのだろうか。なんかすっごい、「どうやって悟空を子供にした上で宇宙を冒険させるか」を逆算して頑張って考えましたという印象を受けるけれども。だいたい先代神は移動手段などなかったのだから、地球が消滅していない以上、このドラゴンボールは一度も使った事がない。ピラフはどこでこんな情報を調べて来たのか。界王もだ。ムーに載ってたんか?

お絵描きセットを使い切る150

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不明(不明)眉毛剃った?
サザエさん1970/11/8放送の「ぼくが生れたとき」という話では、冒頭でサザエが「なんということでしょう」という絵本の文を読むシーンがある。そのまんま、あの「なんということでしょう」だった。……それだけだよ。

お絵描きセットを使い切る144

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守って守護月天!(不明)
「相談してくれればよかったのに」というフレーズがある。知っている人物が自殺あるいは事件を起こした事を知った時に発せられる。実に偽善的ではないか。行政や支援団体が言うならまだ理解できるが、個人が言う意味がわからない。相談されるほど信頼されていないか、そもそも仲が良くなかっただけの話だろう。ただの傍観者であった人物が、厄介事に巻き込まれる心配がなくなってから「相談してくれれば」などとのたまう。実のところ助ける気も相談相手になる気もなかった。ただ自分が善人である事に酔いしれたいだけだ。死人に鞭打つという言葉があるが、相談しなかったという事を責めているのだから、鞭打っているようなものだ。同じようなフレーズに「苦しんでいる事に気付いてあげられなかった」といったものがある。これも少々胡散臭いが、相手を責めていないだけまだマシだ。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 10日目

+55分

馬が出現する。乗ると「ならす」という表示が出る。方向キーを押せという事らしいが、押したところで弾き飛ばされてしまいである。5分ほど繰り返すも何の進展もない。はあ、まただよ。進んでるのか進んでないのかすらわからない。「要領を得ない」という言葉をこれほど感じるゲームもない。どうして欲しいのかが全くわからない。

攻略サイトを見る前にもう何度か頑張る。時々画面に表示される方向が変化する。特に意味はないのかと思えば、画面に表示された通りの方向にスティックを倒していけば良いらしかった。普通にプレイしていれば自然とわかりそうなものだが、全くわからなかった。本当に噛み合わない。噛み合わないというかお前が馬鹿なだけだろだと?鼻の穴を3つにしてやろうか。いきなり「ならす」とか言われても意味わかんねえしよ。どうして欲しいのかわかんねっての。平仮名で「ならす」じゃピンと来ない。「慣らす」か「手なずける」にしてくれ。

馬に乗って村に戻る。リアルに遠い。めんどい。戻った先で今度は相撲を取らされる。なんかもう、ミニゲーム多い……普通に冒険させて。よくわかんねえし。最近のミッションにしては早めにクリアできた。ただ、面白くはない。ゼルダで相撲取りたいとは思わないし別に。アイアンブーツを手に入れる。これでゴロン族の体当たりにも対抗できるという。

カカリコ村に差し掛かると、怪物に知り合いの子供、いや子供の知り合い……えっ何て言えばいいの?ニホンゴムツカシイ、ワタシヨクワカラナイ。知り合っている子供がさらわれ、馬に乗った怪物を追いかける展開になる。いやデスマウンテンは。ゼルダってさあ、ダンジョン見つけて行く方法探して探索するゲームじゃないの?色々起こり過ぎだから。

そしてこのミッションも、説明不足で意味がわからない。どうして欲しいのか。倒せばいいのか追いかければいいのか。怪物は部下を呼び寄せる。倒しても倒しても復活する。その内馬から落とされた。あまりにも鬱陶しく、部下をまず倒すのかと考え、部下との戦いに集中する。部下はなかなか倒れない。猪から落とした上で奥義の「とどめ」を使用しなければ倒せないのではないかと思い、その通りに5匹倒す。これで怪物を追いかける事に集中できるのかと思えば、馬に乗った途端またどこからともなく5匹の部下が現れる。はーもう意っ味わかんね。何をして良いのかわからず、敵の攻撃も激しく、思うように馬を動かせない、剣を振れないといった事もあって何度もゲームオーバーになった。

猪そのものを倒すのではないかと思い、また馬から降りて猪に乗る部下を一通り倒した後、猪にも攻撃を加えた。猪は逃げてすっころぶ。だが死なない。それでも5匹苦労の末倒すも、何も起こらない。馬に乗るとはい5匹復活。なんかこのゲーム、無駄な事をさせるのが好き過ぎないか。絶対に勝てないミニゲームをさせたり、いまいちどうして欲しいのかわかんないミッションを発生させてあれこれ試行錯誤させたりする。ゼルダの試行錯誤ってのはこういう事じゃないだろ。こんな徒労ねえよ。何も意味ねえじゃん。「無限に沸く雑魚」が下品だという事はこのブログで散々指摘してきた。馬に乗ったら復活する意味もわかんねえ。落馬してから敵を倒す事を想定していなかったのか?理不尽なんだよ。

部下は関係なさそうだからと怪物を必死に追いかけるが、なかなか追いつかない。無限に沸く部下が永久に追いかけて来る。剣で攻撃できる事が判明しても、攻撃を当てるのは容易な事ではなかった。しかもなかなか倒れない。なんでこんなに難しくする必要があるのか。果てしない追いかけ合いの末、ようやく怪物を倒す。難度が高すぎる。時のオカリナ、ムジュラのプレイ経験を踏まえても、このゲームの難度はその2作の比ではない。操作性の悪さの影響も大きいだろうし、このゲームの何とも言えないわかりにくさのせいもある。

怪物はまだ倒れず、更に狭いエリアで戦う事になった。横は穴で逃げ場はなく、怪物が突っ込んでくると突然「斬る 避ける」といった文字とリモコンのボタンが画面に表示される。意味がわからず怪物に突き飛ばされ転落。ゲームオーバー。初見殺しにも程がある。意味がわかんねえ。このゲームは「どうして欲しいのか」を考え続ける必要があり、強いストレスを感じる。問題文が回りくどく、毎回出題者の意図を探らなければならない。「Q.敵を倒しなさい」なら倒す方法を考えればいい。このゲームの問題文は「Q.どうにかしなさい」なのである。だから倒すのか、逃げるのか、他の方法なのかを検討する必要がある。

心底イヤになりながらも、「すれ違いざまに斬れ」という助言を受けて何とか倒す。これでやっと子供を奪還する。

次から次へと新たなミッションが発生し、ちっともダンジョンを探索できない。犬パートはつまんないし、人間パートもつまんないし、全体的にしっくりこない、釈然としない部分が多い。今日の馬をならす、相撲、怪物との追いかけ合い、一騎討ち、全てがストレスだけで面白さを感じなかった。

ゲームの序盤で、牛が突っ込んで来ていきなり画面に「掴む」と表示された直後にリンクが吹っ飛ばされた時、「ん?」と思ったものだった。「ん?説明不足過ぎない?いきなり過ぎない?意味が、よくわからないんだけど?」と首を傾げた。その「ん?」がまだ続いている。むしろ途絶えた事がない。ずっとストレスだった。ずっと面白くなかった。このゲームは合わないと思った次の回も、やはり答えは変わらなかった。合わない。面白くない。投げよう。これ以上続けても幸せになれない。世間の評価など関係がない。つまらない。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 9日目

+1時間

ゲーム障害という病気が作り出されたが、自分は今ゲームの優先順位が他より低い事に悩んでいる。やりたいのにやれない。別に他の趣味や仕事、日常生活の優先順位が高いわけではない。何かをやりたいと思いながらも結果何もやっていない時間が長い。何かの障害だとしたら、何もしない障害だ。集中力がない。何をやっても散漫だーばーざらせんだんまーかろしゃーたーそわたやうんたらたー緩慢。

光の種が見つからない。全然見つからない。意味がわからない。イライラしかしない。デスマウンテンに意味なく行く。その名の通りデスってばかりだった。ちょっと高いところに上がると操作ミスで頻繁に落ちる。敵にすぐやられる。イライラが止まらない。楽しさがない。

山道でわけのわからぬ像があり、調べるとオカリナのように提示された曲を真似する事でイベントが発生。最初は意味がわからなかった。これで先に進めるのかと思えば、奥義を伝授される場所を教わっただけだった。奥義を伝授されたわけですらない。場所である。もう何か全然進まない。序盤だろまだ。聖闘士星矢でいうとまだカシオスと戦ってるくらいだろ。

カカリコ村に戻る。開始から30分経過しても何の進展もない。いい加減攻略サイトを見ようかと思いながらプレイを続ける。窓から飛んで侵入する民家には、元の場所に戻る出口ともう一つ別の出口があり、そこから高い場所へ行ける事が判明する。早くも余裕のない自分には、ゆっくり再検討するという事ができない。楽しめていないからだ。ただこのゲームにヒントが少ない事も間違いない。突き放されている。場所が明示されていたってわからんもんはわからん。

進んだ先で種を全て集める。虫を捕まえようとして結果的に家一軒を燃やしたのは罪深くて多少面白いとは思った。だがイライラの方が勝っている。カカリコ村を元の状態に戻し、リンクは人間の姿に戻った。これでやっと先に進めると思ったのは間違いだった。

村人から鉱山に行くなと、つまりゲーム用語で行けと命じられる。鉱山というキーワードは出るが、看板やマップでは「デスマウンテン」である。このゲームに対するわかりにくさがここに表れているように思う。間違った事は言っていない。ただ統一性に欠ける。しっくり来ない。釈然としない。

狼の時は行けた場所に、リンクの姿では行けない。狼モードと人間モードで同じ場所を二回攻略するのは二度手間だ。それがウリなんだろう。それを承知の上で言いたい。ちょっと黙って今大事なところだから。あのね、僕は専門家じゃないから素人意見になるかも知れないけどね、いやだからあんたは黙ってなさいっての。人の話を遮るのは失礼だよ。そんなだから選挙に落っこちるんだよ。*1

崖に登れないのかと思ったら、普通に登れた。ハシゴが届かないような位置にあるから無理だと思えば、ハシゴとかどうとか関係なく、どこからでも登れた。確かに網のようなものがあるから登れても不思議はないのだが、何か見た目で登れないという印象を受けていた。

そして登っても今度は転がって来るゴロン族を止められない。転がって来ると画面に「A:つかむ」という文字が表示される。その通り掴もうとしても弾き飛ばされるか止めきれずに崖から落とされる。何度やっても同じだった。何なんだ。進んだかと思ったらまた止められ、全く解決法がわからない。何度か繰り返している内に、左右の移動が可能だと判明する。避けてゴロン族を崖に落とすのかと思って何度挑戦しても、そんな事はできそうな気配がない。しかし絶対に無理という程の絶望感もなく、ひたすらゲームオーバーを繰り返した。

何をどうやっても止められない。光の種(仮)はどうにか見つけられたが、もうお手上げだ。こんな短期間で全く解けそうにない謎が立て続けに出られたら、解く快感よりストレスの方が大きくなる。なにせヒントがない。何もわからん。もう全部攻略サイトを見てさっさと終わらせようかという気になって来る。

攻略サイトを見た結果は「この段階では絶対に止められず、引き返すとイベントが進む」だった。なんか、違うんだよなぁ。わかりにくい。普通こういう場合「絶対無理だ」と思わせなきゃ駄目だろう。ボタンを押すのが遅ければ弾き飛ばされるが、タイミングが合えば一瞬は止める。左右にも動ける。これではやり方次第で止められると思うだろう。色々解けそうな雰囲気を出されたら「絶対無理」とは思わんだろ。なんか違うわ……合わない。なんか違う。

ゴロン族は「何度やっても無駄だ」みたいな事を言ってたよ。これもゲーム用語で「マジで」という意味の事もあるが、「うまくやれば突破できるけどな」という意味になる事もある。判断が付かない。タイミングがどうであれ絶対に弾き飛ばされるか、もっとセリフを極端に、というよりミドナが「ムキにならず頭冷やして一旦村にでも戻ったらどうだ?」とでも言ってくれれば早々に諦めた。絶対無理なんて思うかよ……。あーこのゲームと合わねー。噛み合わねー。

そして今日もまたリモコンの調子が悪く、電池が切れた。堪忍袋の緒も爆発しそうだ。単3電池は残り2本となった。だから充電池もう一本どこ行ったんだよ。返して!!私の赤ちゃんを!!返して!!

*1:後で自分でもわからなくなる可能性があるため補足しておくが、かつて何度か見た、朝まで生テレビにおける田原総一朗の真似のつもりである。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 8日目

+1時間

犬パートは本当にめんどいかった。しかもまだ終わっていない。犬パートは即ち虫退治パートである。今回はカカリコ村が舞台であり、必然家の中まで入っていく必要がある。だが犬では扉が開けられない。全ての家について、どうやって不法侵入しなければ考えなければならなかった。前回の時より捻ったものが多く、どうしてもわからないものがあった。ヒントも何もない。何かくれよ。ナビィはもっと親切だった。

別の場所に行く。デスマウンテン山があった。そこにも虫がいるらしい。その前に影の魔物(仮)を倒さなければならなかった。前はもっと簡単に倒せていたはずだが、最近出て来る影の魔物には何回か負ける事が当たり前になっている。わけがわからない。気が付くとダメージを受け、気が付くと死んでいる。何がきっかけでダメージを受けたのかよくわからない。

3匹同時に倒しても復活する。数回やられた段階で、結界が今までのような円形ではなく、入り組んだ先に一匹隠れている事が判明する。これもノーヒントかよ。ナビィだったら「奥にもう一匹いるズラ!」と言ってくれてたんじゃないか。口調忘れたけど。犬が死ぬと、ミドナはやれやれという感じで両手を上げる。やれやれなのはこっちの方だぜ。もっと手取り足取り教えてくれ。種がわかってさえなかなか勝てない。防御できねえし。犬やだ。狼だろってツッコミは不要である。あえての犬呼ばわりだから。侮辱してるんですぼくは。狼に対して犬が侮辱だと思うのは犬に失礼?それは違う。犬を狼と呼んでも失礼だ。

あと虫はカカリコ村に4匹ほど残っていると思われる。どこから家に侵入すればいいのかわからない。早くも攻略サイトを見る事になるのか?元々オカリナやムジュラでも割と見ていたような気がする。こういうのって小学生とか自力で解けるの最後まで。天才?

書こう書こうと思いながら忘れていた事がある。5ルピー以上を取得した時に、毎回メッセージを表示してゲームの進行が止まるのがイライラする。おっさん短気だからごめんね。セーブするまでは同額のルピーを取得した場合にメッセージは表示されない。再開すると5ルピー手に入れた、10ルピー手に入れた、20ルピー手に入れたといちいち言って来る。

2回目以降にスキップするという事は、大して重要じゃないとわかっているという事である。なのに入れる。テレビを見なくなった理由の一つに、同じCMを繰り返し見せられるという事がある。同じ事を繰り返すのが嫌だ。同じような事だったらまだいい。寸分違わず同じ事は大嫌いだ。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 7日目

+50分

事情により数年前からテレビがかなり小さくなった。ゲームに対する熱意が下がったのは、その事も影響しているような気がしてきた。やはり小さいとアカン。ファミコンでさえでかい方がいい。でももう大きいテレビジョンを買う事は、ぼくにはとてもできない事になったんだよ。

猿の集う部屋に行くと先に進めるようになっていた。だがボスの部屋への扉があるだけだった。まだボスの鍵を手に入れていない。あの風車がある場所で取れるのは明らかだが、その場所がどこかわからず彷徨う。カンテラの油も切れた。買いに行かなければならない。面倒臭い。崖から落ちる。リモコンの調子が悪い。イライラする。楽しくない。もうダメだ何をやっても。酒池肉林の宴でさえきっと楽しめない。誰かを蹴りたくなる。全てに腹が立つ。

例の場所を探し当てる。マップに宝箱が描かれているのだから最初からわかりそうなものだが、取ったはずの宝がまた表示されているからバグではないかと疑っていた。実際は取ってもいない。頭がおかしくなっている。適当にブーメランを投げていると、しつこいくらいミゲラ?ミズナ?のヒントを出せと促して来る。仕方ないから表示すると「適当にやってもダメだ」というヒントにもならないヒントしか出しやがらない。それでよくプッシュしてきたな。もう聞いたしそれ。

風車は4つだから適当にやっててもその内どうにかなるだろうと考えて闇雲に投げ続ける。どうにもならなかった。風車と柵が連動している事に気付く。一個ずつ試し、柵と連動している風車を特定する。一つ特定した後も同様の手順を繰り返せば、自ずと順番はわかった。こんな解き方が正攻法なのか。それとも何か他にヒントがあったのか。

初のボス戦はよくわからないものだった。敵はほとんど攻撃して来ない。ブーメランの仕様がいまいちよくわからない。爆弾を付けたままブーメランを投げる場合と投げない場合がある。最後までわからないまま初見で倒した。

行ける場所が増える。ハイラル平原に出る。解放感がない。狭そうだし、BGMもなんかパッとしないし。このゲームはどうだ。BGMが何か、なあ。ハイラル平原だよ。あの。噂の。そこのBGMがピンと来ないと、これからもあまり期待はできない。噛めば噛むほどスタイルなのだろうか。それともゲームを進めると変わっていくのか。

影の領域に入り、犬パートになった。なんか犬パートやだ。めんどい。めんどい事を楽しむのがゲームである。それが楽しめない。本当にそろそろ心の状態が危ない。一度肛門科に行って詳しく診てもらった方が良いのだろうか。それとも新宿の母に相談するべきなのか。あるいは自治体のすぐやる課か。マクドナルドの従業員に聞くべきだろうか。フィッシュフィレオ一つと、最近無気力で何をやっても楽しくない状態を解決する案を一つないし二つ三つ下さい。店長呼ぶしかないよね。ごめんね。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 6日目

+35分

3日やらなかった。なんかもう正直あんまりやりたくない。つまらなくはない。ゲームすゆの疲れる。こんなペースでは終わるのはいつの話になるのか。焦っても何のメリットもないのは承知ながら、実際数か月かかると考えるとぞっとする。

たかがゲームをクリアする事が、いつからそんなビッグプロジェクトになったのだろう。優先順位が低くなった。雲を眺め花と語らい土と戯れる。人間はそれで十分なのだと思うようになった。じゃあ、やるなよ。やるよ。全部終わったらやめるよ。これと眞紅とWiiUのやつとスイッチのロックマン11とDQ11メガドライブミニとFF7リメイク全部終わったらやめるよ。

ゲーム批評家とかいうのが、苛立たしげに「最近ゲームを楽しめないとか言ってるオッサン共!ぼくのちゅきなゲームを否定するな!てめえらは元々ゲーム好きじゃないんだよ!ただ飽きただけなの!プンプン!」といった事をTwitterに投稿していた。アドバイスの体裁を取りつつ「ぼくの趣味を否定ちゅるな!」と言ってるだけなのだが、普通にその通りだよ。飽きたんだよ。

だが「元々好きじゃなかった」は余計なお世話だ。お前の「好き」を押し付けるなよ。自分がだいちゅきなゲームに飽きる人間の存在が許せないのだろう。だが飽きる前の「好き」までお前に否定される筋合いはないよ。「お前の『好き』は『本当の好き』じゃない」みたいなロジックを使う奴にろくなのはいない。「好きじゃなくなるようなら元々好きじゃなかった」とでも言いたいのか。詭弁だ。人の感情は揺らぐもの。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。一献の杯は十年の知己に勝る。美女の熱烈接待で今宵の歓楽も明日への活力、活力……。

ブーメランを手に入れた事で行ける範囲が広くなる。まだ猿を助けなければならないらしい。何から助けているのかもよくわかっていない。影の帝国と戦ってるんだったか。そもそも今リンクは何のために頑張っているのだろう。さらわれた村人を助けるためだったか。

爆破する虫がやたら出て来る。時のオカリナにも爆弾以外に爆発する仕掛けがあった。そんなに爆弾を使わせたいなら、最初に手に入るアイテムが爆弾でも良かったのではなかろうか。持ち歩ける爆弾と持ち歩けない虫では使い方は異なる。ただ時のオカリナにも、爆弾入手前に爆弾と同じ役割を持った花が出て来た。いかにして爆弾を爆発するまでに爆破箇所まで持って行くかという謎解きで、若干尺稼ぎしてないかという気がせんでもない。

ブーメランで爆破する虫を攻撃すると、爆弾になった状態で手元に引き寄せられる。それだけではなく、爆弾を付けた状態で投げる事もできるようだった。そんな説明あったか。崖の上にある岩に爆弾を投げて破壊しようとしたが何度も失敗し、苦し紛れにそのまま投げてみて、初めてその事がわかった。

猿を2匹助ける。助けた猿はある部屋に集まっている。これで全て揃ったはずだ。その部屋に行けば先に進めるようになるのだろう。ダンジョンを1つクリアするのに10日以上かかりそうだ。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 5日目

+50分

どこへ進めば良いのかわからなくなった。猿を助けても行ける場所が増えない。行ける場所を再点検する。壊せそうな岩があった。爆弾からの距離が遠い。敵を倒し、倒した敵をかついて爆発するまでに移動して岩に向かって投げるという一連の作業が、このゲームでは難しい。面倒臭い原因の一つは、剣をしまってからでないと爆弾を持てない事だ。そこは省略してくれ。ゲームだからこれ。何度か繰り返した末に成功する。

床から突然現れ、リンクを吹き飛ばす鬱陶しい敵が現れる。対処方法がわからない。突然リモコンの接続が切れる。すぐに復帰したものの、リモコンのボタンが効かなくなった。ヌンチャクと振動は機能する。わけのわからない異常だ。電池消耗に起因するトラブルだろう。うんざりだ。これだから無線はと何度言えばわかってくれるのか。別の電池に替える。充電池が一つしかない。二つあったはずだ。誰だ充電池を一つ盗んだのは。お前か?警察に出頭しろ。俺はお前が俺の家を常に見張っている事を俺は知っている。とぼけたって無駄だ、どうせ公安を買収しているんだろう、だがいくら監視員を置いたって無駄、政権交代したら捕まるのはお前、俺が何も知らないとでも思っている、蛆虫、莫迦、無知無教養、世の中の渡りだけを熟知しているだけ、莫迦、無能は、いい加減降参しなさい、お天道様は見ている。

リモコンを再接続する時に「ヌンチャクに触れるな」というわけのわからぬ警告文が表示された。触ったつもりもないが、リモコンのボタンが認識しなくなったのはそのせいなのだろう。こういうトラブル一つとってもWiiは嫌いだと言える。有線コントローラーの時代にそんな事なかったもーんだ。

リモコンのトラブルがひとまず解決しても、床吹き飛ばしメンの倒し方が全くわからない。吹き飛ばされるのを利用して進むのかと思ったが、都合のよい場所に吹き飛ばしてくれない。最初のダンジョンからいちいち行き詰っていては先が思いやられる。結局「燭台に火を付ける」というクソミソな方法で解決できる事が分かった。背景に溶け込んでいるし部屋も暗くないから、燭台に関心が向かない。

中ボスの部屋に辿り着く。柱にタックルすれば、中ボスを柱から落とす事ができる。だが剣をしまってからでないと、タックルという動作ができない。剣を持った状態でAを押すとジャンプ斬りになってしまう。中ボスをある程度攻撃すると再び柱の上に逃げる。それを追いかける前に剣をしまう必要があるわけだ。時のオカリナでそんな事してたかね?まずタックルしたり剣を持ったりという行動が必要になる事などなかったか。どうにも面倒臭い。

ドンキーコングの時も感じたが、剣を出すにしてもしまうにしても細かい動きが入るから、さっと動けない。細かい事はいいんだ。とっとと動け。ところで、ほらほら突っ立ってないで動く動くー!とせかすタイプの人間は、仕事をしているフリを見破れるのだろうか。一定区間を往復しているだけとか、動きが大袈裟なだけで仕事のスピードが遅くとも、動いているだけで仕事をしていると錯覚するのではないか。だから仕事をしているフリというのは社会人の必須スキルではないか。ゼルダと全然関係ないけど。

中ボスを倒すとブーメランが手に入った。これでパチンコは早くもお役御免か?使用回数に制限のあるアイテムは面倒だから、極力使いたくない。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 4日目

+1時間

神殿に入るまでも苦戦した。途中に毒の沼があり、越える方法がわからない。一旦村に戻っても夜でどこにも入れない。時刻はストーリーの都合によって変わるのか自然に変化するのかわからない。毒の沼に戻りミドナに救いを求めると、暗いから明かりを付けたらどうかというヒントではなく解答を得る。明かりを付けると猿が現れカンテラを奪っていった。別に大して暗くもなかった。これはヒントなしではわからない。

神殿に入っても猿の案内が続く。最初のダンジョンだからなのか知らないが、自由に探索させて欲しい。そして猿は自信満々に道案内しながら、途中で案内を放棄した。猿の案内を無視しないと、先に進むための鍵が手に入らない。半端な誘導は困る。

操作にもたつく場面が多い。ジャンプして次の足場へ飛び移るのにも度々失敗し、爆発する敵を運んで敵に落とすという事にも苦戦する。SFCではこんな事はあり得なかった。戦闘になる度億劫な気持ちになる。「リモコンを振る」という事が負担になっている。リモコンから音が出るのも、電池を消費している気がして気分が良くない。Wiiの機能を全否定しているようなものだが、面倒くせえもん。

カンテラの油を買おうとして間違えて薬を買ってしまう、Bボタンを押すつもりもないのに押してしまい、意味なくクスリを飲む、カンテラを使ってしまう、釣竿を出してしまうといった事も度々ある。ドンキーコングの時も書いたが、操作に慣れる気がしない。ドンキーコングは結局リモコン一つでプレイできたからある程度は慣れたものの、このゲームは終始二刀流である。最後までBボタンの押し間違いは頻発するだろう。