メガドライブミニ 130日目

魔導物語I(9)

+55分
アルルが水を飲む時の「グビグビ」という音はビールっぽいと指摘したが、実際メガドライブ版では酒だったようだ。それがミニに移植するにあたって、全て水やサイダーだという事になったそうだ。ファンタジーの世界に日本の法律が適用されるらしい。今の法律や価値観が絶対的で普遍的で未来永劫変わらないものだと現代人は信じたいようだが、そんな事は全くない。未来には飲酒可能な年齢が下がっているかも知れないし、上がっているかも知れないし、酒自体が麻薬の扱いになっている可能性もあれば、麻薬が解禁されていても不思議ではない。今の価値観は今の価値観だ。それを過去の創作にまで適用する事の愚かしさよ。
せっかくだから100点にしようと考えたが、残ったパネルは思った以上に面倒だった。アイテムが簡単に手に入らない。敵をひたすら倒すしかなさそうで、敵がアイテムを落とす確率がそれほど高くない。結局やめる事にした。
3つのアクセサリーを装備した状態で改めてまものと戦う。大魔王バーン並に攻撃の頻度が多く苦戦した。倒した後も下の階に戻れた。最終ボスを倒すと戻れないしセーブもできないという固定観念があり、前は試す事もしなかった。この状態で先に進むとサタンが出現した。隠しボスという事らしい。サタンは名乗りもせず、シルエットのままで姿も現さない。本当に最初に出会うのはもっと先という設定でもあるのかも知れない。
隠しボスである以上強いのだろうが、まものに比べると攻撃の回数が少なく、それほど苦戦する事なく勝った。あとの展開は同じようなのでやめた。ストーリーの進め方によってはラーラがサタンに襲われているのを助けるシーンがあるらしいが、その条件は成立しなくなっている。
簡単過ぎず難し過ぎず、程よい長さの3Dダンジョンだった。