不明（不明）
57週目。5週連続減少。先週比67%。週の前半は先週比60%台後半から70%くらいで減少速度がやや失速していたが、後半は50%台になる事もあり、トータルでは引き続き30%以上の減少となった。ただし祝日があった事は無視できない。また日曜の先週比は全国、東京共に86%に留まった。85%以上が続くようなら、近い内に減少は止まるかも知れない。
58週目の月曜は東京で4%、わずか10人減と更に変化がなくなり、横ばいどころか再拡大に転じる可能性も出て来た。一方全国では79%となり、およそ90日ぶりに1000人を下回った。1000人という数値に全く意味はない。今後は「どれだけ減るか」ではなく「いつ増加に転じるか」に関心を持つ必要がある。今増加するのは勘弁して欲しい。もう少し後にしてくれ。
増加を「気の緩み」とやらのせいにして欲しくない。色んな要素で増減するのだから、努力して減って緩んで増えるというほど簡単なものではあるまい。大きな波が起こった後は必ず高止まりしている。どの国でもそうだ。それは本当に気の緩みのせいか？
日本放送協会は東京の陽性者数について、「1000人を下回るのは○日連続」というカウントを500人に変更した。増加傾向にある時にも減少傾向にある時にも意味のないカウントである。横ばいの時には曜日によって変わるから意味がなく、要するに常に意味がない。これほど「だから何」としか言いようのない情報もない。祝日などの要素もあってか、たまたま500人を上回る日はなかったが、超えていれば当然「3日ぶり500人超」などと煽っていたわけだ。ほんともう……。まだやんの？増えてるか減ってるかの傾向を伝えろっつってんの。
この報道の仕方には文句を唱えるツイッタラがゴロゴロいる。「気を緩ませる」「こういうので安心するのが日本人」。あーいしきたっかー。自分以外の大衆は愚かだからすぐ報道に影響されるっていう考え方がもう……。ガモウ。
