零 ~眞紅の蝶~ 26日目

+2時間25分(31時間45分)
子供の霊との戦闘はさほど苦戦しなかった。繭を狙い撃ちにする上、パワーアップも一体のみだった。他のシリーズの子供集団と違って、攻撃して来ない場合も多い。繭を朽木に置いてから桐生家で浮遊霊を撮影する。双子との戦いも特に問題はない。
終ノ刻には山ほど浮遊霊が残っている。だが撮影難度はそれほど高くはない。黒澤家は正面から入れないのかと思えば、普通に入れた。地下から進むと忌人を倒さなければならないはずだ。ただこれは牢にいる繭を助けに行く時の話かも知れない。混同している。屋敷内の浮遊霊、地縛霊を撮影する。これも難しいものはない。失敗する事もあったが、二度目には撮れた。怨霊はやたら出現するものの、例外なく必殺のスクロール殺しで消滅した。怨霊が執拗に追って来たのは第一作目か?
残る浮遊霊は当主を倒した後の数体のみ。子供との戦いや浮遊霊を撮影するのに強力なフィルムをかなり使った。当主相手でもかなり使う事になるだろう。フェイタルフレームを狙わなければ、ダメージを受ける事もそれほどないだろうから、あえて7式で戦っても良いのかも知れない。最大の問題はストーリーが別のルートに進むかどうかだ。これでまたいつも通りのルートなら最悪だ。条件が全くわからない。

当主はこちらから近づくと、最初からでもフェイタルフレームを狙えた。ただタイミングは難しい。そのまま掴まれるリスクが高い。今回はパワーアップを防ぐ「聲」を、とどめを刺す時ではなく、その寸前に使用する事にする。結果は、無意味だった。何だこの強化レンズ。どういう意味があるのかわからない。糞の役にも立たない。
時間がかかっても一回目で勝てると思っていた。ところが何度も負ける事になった。何故か宮司の攻撃を一発食らうだけで死んでしまう。鏡石があるはずだ。その後も同じような展開が続く。時折当主の攻撃を食らっても何も変化がない事がある。どうやらそれが即死攻撃らしく、体力ゲージに変化がないまま鏡石が使われていたらしい。それに気付くまで、怪しげな術でもかけられて、どんな攻撃でも即死する状態になっていたのだと思っていた。人魂で死んでいないのだから、そんなはずはない。もっとも宮司の錫杖で小突かれても即死だから、似たようなものではある。
何度も負ける内に61式などではなく90式で戦う事にする。与えるダメージが大して増えるわけではない。20分ほど戦っただろう。最終的には鏡石を使わずに勝った。

地下では忌人が出て来る度引き返して戦闘を回避。地下の地縛霊は一旦奥に進んだ後引き返さないと出ないという。バグじゃないのか。普通引き返さないだろう。
楔との戦闘になる。何故かフェイタルフレームが発生せず鏡石を使わされる。雑魚というイメージを持って油断していたようだ。やはり後退しながらフェイタルフレームを狙わなければならなかった。それでも他の霊に比べると簡単に勝負がついた。
展開が変わらない。鳥居の前で一瞬行動可能になる。繭に近づき切る前にムービーが始まったらエンディングになる可能性が極めて高い。恐る恐る近づく。案の定エンディングが始まった。ムービーをスキップすると、リザルト画面が表示される。6時間を少しオーバーして予想通りランクCだった。5時間台でB、3~4時間でA、3時間未満でSか?追加特典はただ一つ、強化装備だけだった。

やっと新しいエンディングが見られると思ったら、この仕打ちだ。何をどうしろというのか。何時間お預けを食らえば良いのだろう。ミッションモードも追加されない。もはやこのゲームにミッションモードはないという事なのだろう。零シリーズ5作目にして廃止されるというのも意外だ。苦労してナイトメアをクリアして特典が一個だけというのも納得がいかない。コスチュームの解禁条件がさっぱりわからない。ただその特典はフィルムがなくならなくなるという強力なものだった。これでイージーモードをプレイして、Sランクを目指すしかない。
エンディングの分岐条件も調べた。八ノ刻で繭との行動中に特定のイベントを発生させるという、予想もしないようなものだった。わかるわけがない。これはイージーでも良いのだろうな。もう2周なんて御免だ。
4周目を早速始め、撮り逃した浮遊霊を一体撮影する。残りは2体。Sランクが3時間未満だとしたら、相当厳しい。マップを見ている暇すらない。そして達成したとして、特典があるかどうかもわからない。