零 ~眞紅の蝶~ 3日目

+1時間
繭を追いかけ黒澤家に向かう。基本的には扉を開けるための鍵を探すという事を繰り返す。何度もプレイしたとはいえ10年以上前だ。さすがにはっきりと進め方は覚えていない。ただそれでも新鮮味は感じない。
村人の怨霊がやたらと出現する。倒さなければならないのか、スルーしても良いのかわからない。カメラの性能を上げるため戦う事にする。戦いに一切慣れない。移動はしづらくなったが、敵をロックする機能が付いた分戦いやすくはなっているはずだ。だが何故か敵をロックしてもファインダーの中心から常にズレている。霊力が溜まり次第攻撃する戦法ではダメージ量が少なく、フェイタルフレームを狙うと攻撃を受けてしまう。今までの経験がほとんど役に立たない。
ゴーストハンドを避けられない。毎回気を付けていても、Aボタンを離そうとする頃には掴まれている。掴まれる度そこそこダメージを受ける。月蝕ではダメージなど受けなかったはずだ。アイテムの数は限られている。こんな下らない罠でアイテムを減らしたくない。アイテムを拾う時は、角度次第ではおっぱいの見え方がとんでもない場合がある。そういう時にわざとアイテムを拾わずAボタンを離したり押したりを繰り返していると、無意識でゴーストハンドの回避に成功していた。おっぱいに夢中で避けられたゴーストハンドはどんな気持ちだろう。ともかく、アイテムを取る時は常にマンボNo.5状態にすれば良さそうだ。

鍵を2つ手に入れ、黒澤家への門を開ける。橋で沈められた女との戦闘になる。掴んで来る敵にはカメラの装備機能である「避」が役に立ち、戦闘中にほとんどダメージを受ける事はなかった。ただこちらもダメージをなかなか与えられない。全く要領を掴めない。時折ファインダーが湿っている事がある。こんな演出は多分オリジナルにはなかった。やっぱりあたかも知れない。
突然逆さ吊りで目の前に現れる事がある。これもオリジナルではなかったように思う。基本的には飛びかかって来るか、足元に現れるかの2パターンだったはずだ。システム面の追加要素以外は忠実かと思えば、意外と変わっている部分も多い。繭を操作するシーンでの紗重の出番も増えているように感じられる。
屋敷の中では楔に殺された男女が出現した。かなり苦戦した記憶がある。今回はダメージはそれほど受けなかったが、フェイタルフレームはうまくいかない。ただこの敵は元々ワープを繰り返す能力を持つ。捕捉できないのは操作性どうこうではなく、敵がそういう能力を持っているというだけの話である。
カメラはまんべんなく色々な性能を鍛えるのではなく、まずはチャージ速度を集中的に鍛える事にした。チャージが早ければちまちま削る戦法も有効だろう。月蝕と違ってセーブポイントでアイテムは購入できないものの、フィルムはやたら拾う。バシバシ撮っている割に14式が99枚で打ち止めになってしまう。かなり温い設計なのかも知れない。