零 ~眞紅の蝶~ 2日目

+45分
オリジナルとほぼ同じだと思っていたが、月蝕から導入された、アイテムをゆっくり取る演出が強化されている。アイテムを取る時だけでなく、布団をめくったり引き出しの開ける時までゆっくりその場所がズームアップになる。もっともオリジナルでは布団をめくったり引き出しを開ける事などできなかった。今のところ何も起きないが、起きなくても嫌な感じはする。最後まで何も起きないとは考えられない。
もっとも起きたとしても、何か起きるかも知れないと思っているわけだから、驚きはそれほど大きなものではないだろう。奇襲が一番怖い。身構えているところに霊が出るのは奇襲ではない。予定調和だ。何かが起きようが起きまいが恐怖は同じとも考えられる。ただ突然画面いっぱいに怨霊の顔が出て来れば、予定調和であってもびっくりはする。

今作は最初からカメラにフェイタルフレームの機能が備わっている。しかし4作の経験があっても、うまくフェイタルフレームを狙えない。戦いにくい。ファインダーの位置が定まらない。結局シャッターチャンスの時にちまちま攻撃して体力を削る事しかできない。ノーマルモードの序盤の割に怨霊の体力が多く、そんな消極的な戦法ではなかなか倒せない。前にも触れたが、怨霊の体力というのも奇妙な言葉である。
操作性が変わった事により、ダッシュして姉を置き去りにして、追いかけて来る姉を階段の下からローアングルで撮影するという事が難しくなった。すぐ追いついて来る。何度も試したわけではないが、今作は無理なのかも知れない。
アイテムを取ろうとした時に、霊の手が出現。チュートリアルが挿入された。「ゴーストハンド」だそうである。英語で言われると情緒がない。霊の手ならいいのかといえば、よくない。もっとポエミーなやつでないとだめ。