ロックマンゼロ 11日目

+30分
数年ぶりに再開する。数年どころか4年経っていた。このゲームから遠ざかっていたのは、システムが面倒くさいからだ。携帯ゲーム機は据え置きより対象年齢が下のようなイメージがある。だがこのゲームは本家ロックマンより、システムの難易度が高い。次世代機になるにつれ難易度が下がった反省を踏まえ原点回帰を目指した結果、存在しない原点にまで戻ったのではないかと思う。
一旦残機が減るとなかなか増えない。0になるとゲームオーバーになり、残機が元に戻る事はない。つまり残機1でセーブすれば、ずっとその状態だという事だ。ステージをやり直しさえすれば簡単に残機を戻せたロックマンシリーズとは根底から仕様が違う。
その上ボスとの戦いで敗れると、ステージの最初か中間地点からとなる。時間制限が設けられている事もある。ただでさえ難しいステージが時間制限によって更に難しくなる。残機が従来のロックマンより重要なのにもかかわらず、ステージ中にもボス戦にも即死する状況が盛りだくさんだ。
アイテムを入手するのも難しく、入手したアイテムは雑魚を倒し続けて成長させなければならない。成長させた挙句使えるのは一度きりで、下手に序盤で使うと終盤行き詰る可能性が出て来るから、迂闊に使えない。一言で言えば「やってて気持ちよくない」システムなのである。

ほとんど内容を忘れていたが、30分のプレイでこういった要素を思い出した。プレイしたのは1~4を一度にプレイできるというイージーモードである。
何度でもリトライできるという事だからプレイしたものの、最初からアイテムは全て入手済みで、ゼロのステータスも最大値のようだった。そういう難易度の下げ方は求めていない。あくまでも残機が無限になるくらいの事を期待していた。これでは元のゲームからかけ離れすぎるから、やはり普通にやるしかなさそうだ。
ただ1は既にクリアしているから、おさらいも兼ねて、このモードでもう一度プレイする。2以降はシステム面で改善されていると思いたい。アクションの難しさどうこうより、システムが面倒臭いというのは本当に嫌だ。ロックマンX5~X7がダメなのは、アクション要素以上にレプリロイドの救出システムである。