零 〜月蝕の仮面〜 6日目

+1時間10分

ナースコールで呼んでいた亞夜子の部屋へ行く。一通り部屋を調べても何も起こらず、一旦引き返す。しかしフラグらしいものは何も立てていない。今度は円香の部屋に行きファイルを手に入れるも、イベントは何も起こらない。こうなるといきなり先に進めなくなり、数十分くらいは軽く迷う事になる。

ただ今回は明らかに亞夜子の部屋でまだ何もしていないから、再び部屋に戻る。マップを見ると奥に部屋があるようだった。扉が小さく、見落とすのも無理はなかった。今回は地図を拾うことで、プレイヤーが行っていない場所の部分のマップも埋まるシステムになった。これも軟化といえば軟化だが、行っていない場所まで表示されるために、逆にどこへ行けばいいのかわかりづらくなる欠点もある。何もイベントが起きていないのにさっさと部屋から出る辺り、骨抜きチキンのお客様と言われても反論できない。

扉を開けようとすると、亞夜子嬢が背後から抱きついて攻撃してきた。霊は卑怯だ。だが自分が霊になって生身の人間と戦う気はしない。霊は遠距離攻撃ができず、近付いて体を揺さぶるしかできない。人間はカウンター狙いで待ち構えている。射程もこちらより格段に大きい。実際は霊の方が大変だ。前回のようにうまくコンボは決まらなかったが、大ダメージを受けることなく倒す。序盤の戦闘であれほど苦戦したのは何だったのか。システムを把握していなかった事もあるが、戦う場所が酷かった。

楽譜を見つけ、食堂でピアノを弾くことになった。Wiiリモコンを使い、タイミングに合わせて画面内の鍵盤を押せというミニゲームが始まった。すっごいやりづらい。4つの音を押せば良いだけだから何とかクリアできたが、このリモコンでガンシューティングはあまりやりたくない。さすがに楽譜を見て対応する鍵盤を押すという知識をプレイヤーに要求することはなく、弾くべき鍵盤は光っている。

ようやく行けるようになった中庭で、車椅子を押す女と戦闘になる。車椅子を押す女と乗ってる女との2対1だった。姿が同じだから紅い蝶のように片方が偽物ではないかと思ったが、両方に攻撃が効くようだ。それでも2対1はきつい。攻撃するタイミングが難しい。広い場所だったから逃げ回りながら少しずつ体力を削る。こんなのと狭い場所でなど戦えない。紅い蝶では狭い場所で双子と戦うこともあったが、今作と違って小回りが利くからそこまで辛くはない。

車椅子嬢を倒すと、地下から霊が出現。画面が白黒になり、体の回りには人魂が漂っている。零シリーズをプレイしていればわかる、していなければ全くわからない、完全にあかん方の霊だ。倒すことはできず、触れれば即死だろう。逃げるしかない。建物に入ると消滅。あれが最終ボスとするなら、亞夜子嬢ではないのだろうか。だとしたらかませ犬もいいところだが、子供の姿でも大人の姿でも怨霊というのはしっくり来ない。

エレベーターが使えるようになり、4階の病室へ行ったところで終了。意外と大きな建物だった。やはり1章1時間程度で終わる。

麻生ルート。亞夜子嬢の部屋から始まり、廊下への扉は開かなくなっている。探索範囲が狭い割にはなかなか抜け出せなかった。青いフィラメントが反応していても、アイテムを見つけられない。隠された部屋の扉を撮影しなければならないようだが、カメラを構えても枠が青くならない。青くならねば撮ってもイベントが発生しない。角度を変えたりして何とか撮影する。少しシビア過ぎやせんかね。その先にもどう撮影すれば良いのかわからない箇所があった。上のフィラメントが反応している場合は撮らなければならないはずだ。

部屋ではまたも亞夜子嬢が出現。出過ぎだ。本当に最終ボスではないのかも知れない。こんな頻繁に出てきてやられる最終ボスもいないだろう。看護婦の霊並によく出てよくやられている。とはいえ今から亞夜子嬢以上のインパクトと説得力を持った敵が出るだろうか。序章で操作したキャラクターも怪しいが、インパクトがあるかどうか。