零 〜月蝕の仮面〜 9日目

+1時間15分

行き詰まる。エレベーターは動かず、一定範囲から外に出ることができない。青いフィラメントが反応する箇所を重点的に調べ、ようやくアイテムを手に入れる。しかし進行とは関係のないアイテムだった。

唯一のヒントは、覗き部屋付近で反応する青いフィラメントだ。だが画面下のフィラメントはアイテムの在処を示しているだけだから、覗き部屋の中にアイテムがあるわけがない。色々と回り道をしても進めず、やむなく独房を覗く。何も起こらない。霊の嫌がらせすらも起こらず。いよいよ攻略サイトに頼ることになった。ビビッて5,6秒で「はい調べたー!」と言っているわけではない。30秒くらいやってっしマジ。

文字サイズを限界まで拡大して攻略サイトを見てみたが、攻略情報が見当たらなかった。あるwikiは5章くらいまでの攻略で力尽きている。wikiに誰も寄りつかないほどやってる人数が少ないのんか?それはウソだで。だったらWiiUでも出さんて。ある程度売れたからリメイクも出すし新しいゲーム機でも出したんだろう。零だけは本当にネタバレを見たくない。全何章か、エンディングが数パターンあるのか、クリア後の特典がどうなっているのか全てだ。

攻略サイトを見るのは諦め、自力で探索する。とにかくもうこの辺に用はないはずだ。格子状シャッターの付近を調べているとイベントが発生。配電盤を押して戻ってくると、そこから出られるようになった。霊的なものはフィラメントに反応するが、そうでないものは反応しない。完全な落とし穴だ。今まであんな小さなスイッチを調べる場面があっただろうか。

ここに来てノーヒントとは驚いた。手に入れたアイテムの情報から外に出そうな事はわかるとはいえ、今までなら「他に出口は……」といったヒントのメッセージがあったはずだ。見過ごしていただけかも知れない。看護婦の浮游霊がヒントだったということか。

外で手紙を見つける。ページ数なんと27。歴代最長だろう。「手紙の束」ということだが、それにしても長い。時折空白のページもあるから実際はそこまでの長さではない。

同じ看護婦の浮遊霊がやたらと出る中、墓地で黒いフィルムを手に入れる。画面が切り替わった瞬間、祭の衣装に着替えたらしき看護婦がいきなり近くに立っていてびっくりした。やはり演出は控えめに、音もエフェクトもない霊が一番驚く。フィラメントに反応がなかったような気がする。浮游霊ではないのか?

建物に戻ろうとすると、お馴染みの島民どもが出現。倒しても倒しても出現する。一気に倒そうにもエネルギー切れで攻撃ができなくなる。仕方なく懐中電灯をパワーアップさせるが、それでも倒しきれない。いつからバイオハザードになったんだ。やったことねーけど。あまりにも鬱陶しいので建物の中に退避。扉が開くのは必須戦闘ではない証拠だ。何だそれ。点数稼ぎポイントだっただけか?

建物内でもやや迷い、新館に入る。エレベーターに誘導され3階へ。3階にも看護婦の霊がいたから、間違っていないということだろう。病室に向かうも誘導らしい誘導はなく、一部屋ずつ入る事にする。水無月の部屋を一通り調べて出て行こうとすると、医者がヌルッと部屋に入ってきた。扉をだんだんアップにするという大袈裟な演出の割に、随分普通に入ってくるものだ。怨霊という感じもしない。

1時間以上経過したため終了。前回からプレイしている割になかなか終わらない。行き詰まっていた時間も長いが、手順や移動距離も今までより長かった気はする。手帳も随分埋まってきた。さすがに15章ということはなさそうだ。もうすぐ終わりか。

灰原の娘が最終ボスなのかも知れない。祭の主催者であろう灰原家が娘を助けるために祭を行ったとすれば、祭に失敗して怨霊になったとしても不思議ではない。では亞夜子とは何だったのか。亞夜子の姓が灰原だったかどうかは記憶にない。今更別人が最終ボスといわれても違和感があるし、灰原亞夜子でいいと思う。