零 〜月蝕の仮面〜 4日目

+50分

円香の部屋の扉を調べると、別の病室から霊が出現。しかも2体。完全に殺しに来ている。どうしてそういうことするの。今までよりはマシとはいえ、やや狭い場所だ。ゲームとして高い歯応えは求めちゃいない。バトルはおまけだと思っている。高得点は狙わず、チマチマと体力を削って何とか倒した。

ゲームオーバーにはならずに済んだ。慣れてきたのか、相手が弱かっただけなのか。今思うと、刺青はもっと辛かったか。空を飛び回る巫女や、狭い部屋で刃物を振り回して襲いかかってくる男には相当苦戦した覚えがある。今のところ霊の耐久力は低い。

本棚の部屋に行くと、またしても戦闘になった。霊の種類が多い。毎回のように新しい霊が出てくる。その内既出の霊ばかりになりそうだ。ある程度攻撃すると、フィラメントが全方向に反応。初めての反応でパニックに陥る。だが結局霊が何をしたかったのかはよくわからず。一度ゲームオーバーになっただけで勝てた。霊のいる方向がわかるようになっただけでも、かなり戦いやすくなった。

円香の部屋に入る。奥のベッドには今の円香が座っていた。クッキリしているし、こちらの方を見ている。この時点では生きていたのかと思って調べると姿が消えた。本当にイリュージョンが好きだな霊は。麻生が円香のおっぱいを触ろうとしているように見えたのは、心が歪んでいるせいか。

今度は奥にある亜夜子の部屋に入る。手に入れたファイルなどから得られる情報では、極めて最終ボス臭い。灰原院長という胡散臭い人物もいるが、これはダミーの最終ボスか、これまでの当主系に当たる敵でしかないだろう。

ムービー後、恐らく亜夜子に奇襲される。最終ボスだと思ってんのにもう戦うのか。今までそんなケースはなかった。最終ボスが途中から出現することはあっても、一切攻撃は通じず、触れれば即死した。今回の敵は普通に攻撃が通じる。浮游能力を持つようで、まともに戦えばかなりやりづらそうな相手だったが、最初の攻撃で3連コンボが決まり、一発で倒せた。これは幸運だった。セーブポイントから遠いから、何度も戦うのは骨が折れただろう。

霊を倒すと、クッキリしてる女が突然登場。亜夜子の成長した姿のようにも思うが、生きているなら、過去の姿で怨霊として出てくるのはおかしい。クッキリはしているが、短距離のワープを披露。霊に取り憑かれた人間はワープできるようなので、これだけでは霊とは断定できない。相手の問いかけに答えるというのも、今までの零の霊とは違う。第2作のサポーターを除いては、霊は過去に縛られ、今生きている人間に対して話しかけることはなかった。話しかけたとしても、それは別の誰かと勘違いしているだけだ。だからこの女が霊だという落ちは少し嫌だ。霊は一方的であって欲しい。

それにしても登場人物が揃ってショートカットだ。1980年代が舞台だというのなら、聖子ちゃんカットが一人くらいいても良い。明菜ちゃんカットもだ。

章が終わり、またキャラクターが変わった。刺青同様、3人目は男だった。今回は舞台も武器も違うようだ。舞台が違うのでは、合流という線は薄そうだ。病院に入って早々霊が出現。一体だけかと思えば3体ほどいた。ゴキブリじゃあるまいし、出過ぎじゃないかね。武器はまさかの懐中電灯。カメラは魂を吸い取るという俗説もあって、除霊できるといわれれば何となく納得はできそうだが、懐中電灯はイメージが持てない。

戦闘システムがよくわからず、ひたすら逃げ回る。光を当てるだけではダメで、攻撃ボタンを押さなければならないことに気付く。ダメージを増やす手段がわからない。カメラと同様、チマチマとダメージを与えてやっと倒した。この男のモードは簡単なのか難しいのか読めない。刺青では男の移動速度は、女に比べ多少は速かったと思うが、今回は違いを感じない。牛歩戦術の如き遅さだ。どうしてそんなに優雅に歩くんですか。*1

今回は地図上に鍵のかかった扉が表示され、また封印を解いたり鍵を手に入れたりした時には、その扉がどこかわざわざ表示されるシステムになっている。余計なお世話だと感じるプレイヤーもいるだろうが、どこが開いたか探し回ることに、面倒くささしか感じない自分にとっては有り難い。もっとも今のところマップが複雑ではないから、なくても困ることはなかっただろう。

*1:後々比較すると男の方が速そうだった。