3Dレミングス 15日目

+2時間5分

レベル60

Taxingラスト。ゴールへのルートを作るのは簡単だが、曲者なのはロープである。一匹のレミングが使用している時は他のレミングが使えないため、ロープをスルーして水に落ちてしまう。これを防ぐにはブロッカーを使うしかないものの、引き返した先にも水があり、用意された1つのブロッカーではレミングを救出する術がわからなかった。

これでしばらく悩み、ロープがある崖でマイナーを使ったりスタート地点すぐにターンさせようとしたり、無駄なことを散々試すことになった。だが自爆を使えば簡単に引き返せることに気付く。落ちるレミングがいなくなればクリアできるかと思いきや、今度はまさかの時間切れ。間に合わせるためにレートを上げると、レミングが密集したため余計ゴールするレミングが減り、今度は調整せずにようやくクリア。それほど難しいわけでもないのに1時間もかかった。

レベル61

「1」では地獄を味わったMayhem最初のステージだが、こちらは特に苦戦する要素がなかった。パズルゲームとしては真っ当な作りだ。「1」のレミングスが難しいのは、1ドット単位での正確さを要求されるからだ。パズルとしての難しさとは別次元のところにある。たとえば「1」でのMayhemレベル1は、最初のレミングが落下したと同時に階段を作り始めなければならない。1ドットでも進んでしまうともうお終いである。ポーズやコマンドボタンを連打し続け、レミングがすぐに命令を聞いてくれるかどうかは運に頼らざるを得ない。運の要素が2つも3つも重なってくると、必然的に時間がかかる。だがそれを難しいと言って良いかどうか微妙なところだ。少なくとも苦労してクリアしても手応えは感じない。

レベル62

このステージに至っては、どこで迷ってよいのかすらわからない内容だった。クライマーにターナーを指示すると駄目になる、ということに気付けば特に苦戦する要素はない。何か罠があるのではないかと思って警戒したが、特に何もなかった。

レベル63

何と言ってよいのかわからないが、ひとまず基地系のステージと言っておこう。このタイプのステージにはあまり良い思い出がない。迷路系、基地系、宇宙系はトラウマだ。

ノルマは厳しくなく、10回以上のターンが用意されている。これといった工夫は必要なく、ただターンを使ってレミングを下の階層に導いていくだけで良かった。ただ細かい操作を何度も必要とされるため、些細なことでミスしてはやり直しというパターンが延々と続いた。

決して難しくはない。むしろ簡単な方だろう。しかし与えるコマンドが軽く20回は超える。その20回のコマンドを全て正確な位置、方向、タイミングで与えなければならない。40分程かかってしまったが、ステージとしては決して難しくはない。イライラ棒をやっているような感覚だ。

ようやく成功したかと思ったら、2レベル前と同じで時間切れになった。これはデフォルトのレートが5という低さだったことが原因である。あまりレートを早くするとテレポーターを素通りして電気床に向かってしまうため、レートを程々上げることでクリア。

さほど難しいステージがあったわけでもないのに、2時間で4レベルしかクリアできなかった。効率的なプレイをしようとして失敗というパターンが非常に多かった。何を焦っているのか。レートなどに問題がなければ、余程ダラダラしない限りは時間切れになどならない。「1」ほど時間やタイミングはシビアではないのだから、もっとゆとりを持ってプレイした方が良いだろう。急いだ結果時間がかかっては意味がない。