零 −刺青の聲− 3日目

+1時間20分

二ノ刻

女を倒したところで二ノ刻が始まった。何の刻まであるのか知らないが、屋敷の探索範囲から考えても、まだ序盤中の序盤なのだろう。今回は玄関からではなく、前回女と戦った場所から探索が開始された。
部屋を出ようとすると、早速霊が出現。それもこの間倒したばかりの女、つまり吉乃氏だった。行動パターンが単純だから楽勝だと思いきや、吉乃氏に付きまとう影も同時に出現していた。前回と違って今回は吉乃氏と同時に襲いかかってくる。その吉乃氏もついに瞬間移動をマスターしたようで、気が付くと全く別の方向に移動している。
吉乃氏を攻撃しようとすると影に襲われ、影を攻撃しようとすると吉乃氏に襲われるという悪循環に陥った。カメラを使っての戦闘だけに、敵が複数いると難度が跳ね上がる。影の霊は頻繁に瞬間移動する上3匹もいるので、なかなか攻撃のチャンスがない。結局ゲームオーバーになった。ゲームオーバーになっても目が覚めるだけかとも思ったが、普通にゲームが終わってしまった。
再挑戦。困った時はシャッターチャンスを狙わずに攻撃を連発するというのが鉄則だが、それでも大ダメージは避けられないので、一度吉乃氏のみに集中攻撃してみた。すると吉乃氏と同時に浮遊霊も消滅した。あの霊はあくまでも吉乃氏に取り憑いている、ということなのか。だったらなんでこっちに襲いかかってくるのか。霊同士戦えばいいのに。

手に入れた鍵に合う扉を探していると、親子の霊の娘が単独で襲いかかっていた。親はどうした。娘は小柄のため、接近されるとカメラで攻撃しにくい上、近い場所に瞬間移動してくるので、攻撃の回避が難しい。親とは比べものにならない強さだった。このゲームはいつも子供の霊が強い。もうそろそろ強化レンズが欲しいところだ。未だに霊の体力すらわからないのは困る。

やはりか

一旦現実に戻ってうろついていると、仏間に霊が出現。カメラが切り替わった瞬間に霊が出てくるとびっくりする。いつか現実も侵食されるのではないかと思っていたが、こんな早い段階から霊が出てくるとは思わなかった。これからはもう現実でも安心して歩けないということか。
恐らく洗面台に行くと鏡に霊が映り込んでいることがあるだろう。自分が開発者ならまずそうする。鏡に霊が映るのは、目の前に現れるよりもタチが悪い。

テスト

現実と夢を行き来する度、セーブ画面の「○○夜」の数字が増える。夢を見る度痣が広がっているという事だから、夢を見すぎると死ぬことになるのだろう。そう思って一五夜まで出入りを繰り返した。十五夜目に出るとそのままゲームが停止。「夢から覚めることはなかった」という演出だと一瞬思ったが、もう一度やり直すと普通に現実に戻った。十五夜程度では何も起こらないのか、百回出入りしようと何も起こらないのか。何も起こらないならカウントする必要はないだろう。

交替

鍵の合う扉を発見し、中に進む。主人公では先に進めない場所を度々発見する。扉の前にわざとらしく箪笥が置いてある場所は男に交替しなければならないのだろうし、狭くて入れないという場所には深紅に交替しなければならないのだろう。
いつ交替できるようになるのか。今のところ男は出てきてもいないし、深紅も主人公が悪夢の中で探索していることなど知っている様子はない。3人揃って実際の屋敷に行くとは考えられない。とすると3人とも眠ることでその屋敷に行くことになるわけだが、3人目の男は女2人で暮らしている家に泊まりに来る事になるのだろうか。
廊下で男の霊が2匹出現。強くはないが、狭い廊下では戦いにくい。霊は壁をすり抜けられるのが卑怯だと思う。
白装束の男を倒して奇妙な石を手に入れる。その石は零シリーズおなじみの、パズルを開始するためのものだった。何故アクションアドベンチャーにはパズルゲームが付き物なのか。第2作は攻略サイトを見ないと解けないようなややこしいものだったが、今回のパズルは適当にやっていればその内解けそうなもので安心した。

墓のある中庭から行ける部屋に入ったところで、夢から覚める。婚約者が入っていった部屋に入ったところで現実に戻されるのは酷い。テレビ番組じゃないんだから、いいところで中断するのはやめて欲しい。
少し前から深紅の部屋に入れるようになり、部屋に入ってみると深紅がベッドに座っていた。相変わらず露出度の高い寝巻きである。話しかけても同じ事しか言わない。ゲーム開始から今まで3パターンくらいの事しか言ってくれない。もう少し種類が多くてもいいんでないか。