零 〜月蝕の仮面〜 12日目

+1時間20分

少し進むと、洞窟の中にあったものと同じような土俵があった。過去の儀式に参加したであろう巫女が襲いかかってきた。まさかの3対1。懐中電灯こそ複数との対戦でも問題ないが、カメラは1対1専用といっていい。2対1でも相当辛いが、3対1となれば理不尽と言っていいレベルだ。一人を攻撃しようとすればもう一人に攻撃される。一人から逃げていてももう一人から攻撃される。どうにもならない。

終盤になって一人一人の体力がマラソンランナー並みになっている。ダメージ覚悟で攻撃しても一体も倒せない。おまけに気が付くと、取り巻き巫女の体力が全快している。自動回復能力まで備えているのか?中心の巫女は体力が減ったままのように見える。ゲージが見えるのは一瞬だから把握しきれない。リーダーが減るのに取り巻きが増えるのは、ラヴォスのように取り巻きが本体だからか?

イライラしながらゲームオーバーを繰り返す。今まで貯まったポイントを20万ほど消費して回復アイテムとフィルムを購入する。ポイントはあるが、御神水や90式フィルムなどは買えない。金ならあるんだ、売りたまえよ。最終ボスではない以上、ここであまり使うわけにはいかない。もっとも最終ボスが即死攻撃をしてくるなら、万葉丸には意味がない。御神水も仕様次第では無意味になる。

アイテムを使い切ってでも勝つ覚悟を決めて挑む。90式フィルムと万葉丸を惜しみなく使い戦う。まともに戦えるとは思えない。逃げ場もない、攻撃するチャンスもない。攻撃しても他の敵に攻撃される。やはり取り巻きの巫女は体力を回復させているように見える。リーダーだけを狙う。ようやくリーダーを倒せたかと思うと、取り巻き巫女が3体に増殖。どうやら儀式に必要な5人が交替で出てきているらしい。つまり体力が回復しているのではなく、知らぬ間に交替していただけだった。プロレスでもこんな卑怯な戦いはなかなかないと思う。

物量作戦で撃破する。倒すまでに30分くらいかかった。達成感などなく、疲労感しか残らない。ただ刺青終盤の3人巫女はもっと苦戦したかも知れない。複数は本当に嫌だ。ミッションモードがあるなら、当然この戦いも含まれているだろう。時間か累積点数か。

人形の撮影に初めて成功する。今までも撮影したことはあるが、何の反応もなかった。今回はサークルが青く反応し、人形の呪いを解いたというメッセージが表示された。サークル内にしっかりと収めなければならないらしい。判定がシビア過ぎないか。ここに来て1体というのは辛い。そこら中にあった。説明書に展開が変わるとか何とか書いてあった。エンディングの内容が変わるんじゃないだろうな。

さっさと洞窟へ行くのかと思えば、水無月の家に辿り着く。家自体は狭いとはいえ、まだ何か先がありそうな気配がある。麻生がゴールしただけに、若干早く終わって欲しいという感情が芽生えている。

刑事編。今更新館でスタートすると、ストーリーも戻ったような感覚になる。浮遊霊に誘導されるままアトリエに行った後、中庭に移動。最終ボスであろう赤い服の女が現れ、そのまま戦闘となった。相変わらず近くにワープしてきて突進してくる。戦いづらいが、体力が低く何とか撃破。こんなによく倒される最終ボスがいるだろうか。これさえかませ犬なのか。

地下に進むと、水無月の母親が突如出現。やはりクッキリし、霧島と会話もして消えた。かなり何でもアリになっている。ここまで来るとただのテレパシーだ。死に際ならわかる。水無月に渡すべき面を手に入れる。ようやく合流するのか?そういえば刑事のエレベーターも4階まで移動できるようになっている。4階への道を開通させたのは麻生じゃなかったか?時間の流れがどうなっているのかわからない。バラバラかと思えば、水無月の動かしたものが他のルートでそのままになっている。同時進行なら、すれ違いの技術が神懸かっている。