零 〜月蝕の仮面〜 13日目

+1時間10分

旧館へ移動。灰原を追って地下へ行くと、仮面を被った男が現れる。島民を率いてはいたが、戦っている内に島民は消えていた。知らぬ内に倒していたらしい。仮面の男は飛び道具を飛ばしてきた。第2作と違って撮影しても消えないが、ダメージが小さいので問題はない。

男を倒すとイベントが進行し、手に入れた仮面を子供の流歌(名前覚えた)に渡した。よし、わけがわからんぞ。何故子供だ?一体ど〜なってんの?霊リストによると、仮面の男は灰原の父親だった。つまり今までのシリーズでいう当主系の敵ということだ。そんな強さはまるで感じられなかった。ノーマルでこれだと、逆にハードなどは相当強化されているのではないかと不安になる。

洞窟へ行くのかと思えば、灰原を追って建物に戻った。この灰原もいつの灰原なのかわからないが、電話などのメッセージを聞く限り、過去の灰原と考えて良さそうだ。屋上に行くと、突然現れた灰原に刺された。「じゃあなんで今生きてんだよ」と思っていたら、すぐに答えが示された。転落して死体となった霧崎(多分名前覚えた)を霧崎が見つめ、「そうだったのか……」とつぶやく。つまり霧崎は最初から死んでいたのである。何だこの世にも奇妙な物語。いやシックスセンスか。見た事ないけど。

だから流歌が子供だし、刑事ルートは特にわけのわからないことが多かったわけだ。ピチピチギャルになった流歌を捜しているのだと思わせるように巧みにミスリードしながら、その実霧崎は子供の流歌を捜していたというわけか?いやさあ、でもさあ、母親に思いっ切り頼まれてたじゃん。フルカラーで。あれも大昔の映像なのかよ。ミスリードにしても意地が悪いんじゃないかな。あすこがセピアだと、他のルートと比較して「ああ昔だったのか」と納得できた。フルカラーだったと思う。確信はない。

母親も故人と考えるのが妥当か。……いや、なんか腑に落ちないな。そもそも島に戻った流歌を連れ戻すように霧崎が頼まれたという話ではなかったか?それは8年前じゃなかろ?母親は生きている上に霊能力があり、不憫な霧崎の霊を呼び寄せ、自らの状況に気付かせるために捜索の依頼を出したとか、そういうアレなのか?仮に母親が生きているとすると、霊と交信でき、場所も自在に移動できるということになる。超人じゃん。

麻生も霧崎も終わった。これが最終章となるのだろう。家の中から始まり、少し進めると何者かが襲いかかってきた。狭い部屋の上近くでワープされ、有無を言わさず敗北。戦闘を避けて家を探索。アイテムやセーブポイントを発見する。自分の部屋にピアノがあり、ピアノシューティングの第3弾が行われることになった。当然今までで一番難しい。12音も連続でヒットさせなければならない。

2回目の挑戦というところで、突然リモコンの通信が切れた。霊現象ではなく、電池切れだった。こうなるともう、どうすることもできない。セーブもプレイもできず、付けっぱなしにしておくか電源を切るかしかない。電池を充電する間もゲームは動いている。通信が切れたという表示があり、プレイ時間は増えていないが、BGMは流れ、画面も動いている。つまり霊スクリーンセーバーも通常通り起動される。充電が終わるまでは解除もできない。何て嫌がらせだ。

5時間後再開。充電してもゲージが1つなのが気に入らない。充電池とはその程度のものなのか。イライラピアノシューティングを何とか終える。これで変態男との戦いは避けられなくなった。変態は近付くと別の至近距離の場所にワープして即座に攻撃してくる。天空闘技場のカストロのようだ。そんな戦い方どこで習った?湯水の如く万葉丸を使って倒す。流歌を端から見ると、胡散臭い薬を何本も飲みながら、部屋中を走り回ってカメラで何もないところを撮影している。完全に見てはいけない人だ。

手に入れた鏡を鏡台にセットするという、何の意味があるんだかわからない行為をした後、玄関に再び同じ霊が出現。多少広くなったとはいえ、それでも戦いにくい部屋だった。壁にめり込まれるとこちらの攻撃が当たらなくなる。どうもカメラのサークルが増えたような気がする。鏡をどうにかしたことでパワーアップしたのだろうか。攻撃力が上がったかどうかはよくわからない。ゲージの減りを見る余裕がない。

最終章で残り40万以上のポイントがあれば、さすがに足りなくなるということはないだろうが、この土壇場で大量消費するのは気分の良いことではない。まだ90式フィルムや御神水を買えないのは何故だ。人形の撮影数によって増えていくということはないはずだ。1体も撮ってない内に60式は解禁されている。

前の章で入れなかった場所を空けるための情報も手に入れ、いよいよ終わりも近そうだ。霊リストの怨霊の欄が随分余っていることが気がかりだ。襲ってきた霊は父親の弟子で、父親そのものもまだ敵としては出てきていない。これまでのシリーズで、主人公の家族と戦った記憶はない。一つの拘りなのかも知れない。