零 −刺青の聲− 27日目

+3時間

八ノ刻

座敷牢にいる澪を撮影すると、別の写真が映し出された。今まで全く気付かなかった。澪を見てもフィラメントが何の反応もしないのだから無理もない。しかし澪の3Dデータをちゃんと用意しているのに使い所が少なすぎて勿体ない。声も前作の使い回しばかりの気がする。
縄の男は腹が立つ。至近距離にワープしてくる。攻撃中に隙が全くない。絶えず近づいてくるから、振り返ってカメラを構えた瞬間に攻撃を受ける。どうしようもない。その上シャッターチャンスにならない。どうにもならない。余裕で2連敗。
どうせ負けるのだからと、逃げ回らずに待機して攻撃のチャンスを待った。やはり当然のように鏡石は使ってしまったが、連打戦法で何とか勝った。

九ノ刻

必須戦闘は木工頭との2回。初戦で苦戦。ハードモードまで完全に無視していた「フラッシュ」能力を使うようにするとかなり楽になった。フラッシュは一瞬だけ霊を怯ませる*1ので、シャッターチャンス撮影に失敗した時などに役に立つ。何故今まで使わなかったのか。
この章では玄関に乳母車の老婆が出現し、倒すと隠し通路に行けるようになる。ハードモードで既に行っている部分を今回改めて行く必要はないのだが、行ける場所は全て開通させておきたいとも思うので、行く事にした。
だが木工頭との戦いでフィルムをかなり使い、体力もほぼ無い。一旦現実に戻ろうとしたが、玄関へ行く途中で老婆が現れ殺されてしまった。前回は玄関から北へ移動した時に出現したはずが、何故今回南の玄関へ向かっている時に出現したのだろうか。答えは簡単だった。老婆の出現条件は「うずくまる女」の写真を現像している事で、今回は既に現像してしまっている。他の霊と違って当たるだけでダメージを受けるから、フラッシュをどう駆使しようと霊をすり抜けて現実に帰る事は不可能だ。
仕方なく氷室邸の方に向かうと、縄の廊下で霊石ラジオが反応。5,6周目にして初めての発見だ。儀式の間で撮影した後に縄の巫女との強制戦闘になったが、その前にも一度戦っている。最初の戦闘は必須ではなかったかも知れない。全く無駄な戦闘をしてしまった。

写真

澪を撮って映し出された写真を深紅に渡しておくと、関係があると思われる新聞記事を渡してきた。それによると繭が行方不明になったのは二ヶ月前のことらしい。意外にものすごく最近だった。
それより驚いたのは姉妹の年齢が15歳であることだ。中学生かよ。高校生の可能性もなくはない。むしろ恐らく梅雨頃の二ヶ月前で既に15歳ということは、高校生の可能性の方が高いとは思うが、イメージが違う。16歳ぐらいだと思っていた。15歳と16歳では雲泥の差がある。
3作全てが同時期である事はわかったが、そうすると作品全体が現代とは限らない、という可能性も出てくる。つまり80年代や90年代が舞台かも知れない。携帯電話はなく、20代の夫婦が住む家の電話が黒電話であり、さらにCDではなくカセットテープレコーダーが置かれていて2000年代ということは考えにくい。問題はPTSDという言葉が出てくる事だ。この言葉が使われ始めた時期を考えると、80年代はあり得ないし、最低でも90年代後半くらいにはなる。すると頑張っても発売時期の7,8年前ということにしかならず、一昔前という感じではない。

なんでこんなとこで詰まんなきゃいけないの?

乳母車の老婆はフェイタルフレームを的中させれば一発で死ぬらしく、2回目で勝てた。吉乃氏はほとんど攻撃してこないので楽に倒せた。あとは木工頭を倒せば終わりである。しかし全く勝てない。5回くらい負けた。
フェイタルフレームを確実に決めているのに、フィルムの攻撃力が低いのか押しのけられずにダメージを受ける。理不尽だ。中途半端な枚数のせいで14式を使い切り、残る7式で攻撃しても何一つ効きやしない。フラッシュも16回全部使い切る総力戦をしてもどうしても負けてしまう。腹の立つ。こんなところで20分も30分もかけてる場合かカス。
14式と万葉丸を拾えるだけ拾い、さらにたまたま出てきた大工の霊を攻撃して霊力を溜めた上で戦った。それですら最終ボス戦であるかのような緊迫した戦いになった。勘弁して欲しい。やはりこれは14式で最後まで乗り切るのは不可能か。かといって下手に使うと行き詰まる可能性が高い。さすがナイトメアだ。イヤになる。

十ノ刻

螢ルートで、必須戦闘は刻ミ女2体のみ。長いやり直しを防ぐため、皆神村の着物の部屋でセーブしておこうとしたら、そこに刺青女が登場。大ダメージを受けて無駄に万葉丸を使わされてしまった。そのせいか敵の中では弱い方に入る刻ミ女に負けてしまった。二回目に倒す。フェイタルフレームが短すぎて戦いにくい。通常撮影と「連」の連発で体力を少しずつ削っていくしかない。
現実に戻った後、血がついた洗面所でカメラを構えると背後から霊が出現。思わずカメラを離してしまい、霊の撮影に失敗した。現実では体力の概念もゲームオーバーもないのだから、霊に何をされるわけでもないのだが、わかっていてもびっくりする。

十一ノ刻

深紅ルートの最終章。必須戦闘は巫女3体と当主と縄の巫女。一番厄介なのが巫女3体である。縄の巫女も油断はできない。一旦現実に戻れるものの、フィルムや回復アイテムが増やせない可能性が高い。巫女との戦闘でフィルムを使い切ってしまった場合、14式20枚と7式20枚で倒さなければならなくなる。場合によっては進めなくなる可能性があるので、念には念を入れ、行ける範囲内にある14式フィルムと万葉丸を拾えるだけ拾った。
結果14式は50枚、万葉丸は4個になった。61式は16枚。これで3つの戦闘をクリアしなければならない。ノーマルやハードなら全然問題のない多さだが、ナイトメアとなるとこれでも不安がある。

*1:操作キャラも怯んでいるような気がするが