零 ~月蝕の仮面~ 36日目

+50分
4章クリアまで。かなりの時間迷っていた。だがそれは仕方ない。拾った楽譜を食堂のピアノで弾いた時、流歌は「昔エレベーターに乗っていた」という事を思い出す。つまりエレベーターに行けという事のはずだが、エレベーターに行っても何も起こらない。そこからしばらく彷徨った。結局食堂からエレベーターホールに出ない限り先に進めず、別の場所からエレベーターホールに出ても何も起こらないという理不尽な仕様のせいで進めない事が判明する。それはいけない。ダメだ。単純にバグだろう。そういえばこのゲームはバグだらけだった。全くバグのないクソゲーとバグだらけの良ゲーがあるとすれば、面白いのは後者だろうが、前者を評価して後者を非難しなければならない。まずいが食中毒を一度も出した事がない料理店と、うまい代わりに定期的に食中毒を出している料理店は、どちらが最低条件を満たしているだろう。どっちもダメだよ。

零 ~月蝕の仮面~ 35日目

+45分
刑事ルート。やな奴だと、刑事が登場した時に気を失っていた事から、シックスセンスのやつだと看破するのだろうか。やな奴。ほんとにやだ。んでそれを「誰でもわかるでしょ(笑)」とか自慢げに言うのね。あーやだやだ。刑事は懐中電灯で霊を撃退する。カメラと違って関連性が見出せない。
2周目とはいえ久しぶりだから、1周目と同じ事を書いている可能性がある。仕方ない。20分ほど鍵を探し続ける。2周目でこういう行き詰まりは面倒臭い。

零 ~月蝕の仮面~ 34日目

+30分
6日ぶり。何故2周目が苦痛なのだろう。一回しかでけんのかい。始めるとそれなりには楽しめる。なんて事はない浮遊霊にびっくりするくらい内容を忘れている。麻生ルートに出て来る、麻生そっくりの人物が誰なのかも全く思い出せない。双子がいたのだったか。そして麻生海咲は殊の外美人だった。円香や流歌にはない「ウホッいい女!」感がある。気が強そうだから関わりたくはない。怖い。看護婦を引きずる亞夜子は怖さよりパワフルさが際立っている。カナリアの首をハサミでチョン切るというのも握力と技術が必要ではないかと思う。亞夜子の部屋は怖いというよりきんきらで一見楽しそうである。

零 ~月蝕の仮面~ 33日目

+35分
試しに20分プレイしてから6日が過ぎた。何だというのだろう。中古には無関心か。新規のゲームは毎日欠かさずプレイしていたというのに、プレイ済みのゲームとなると全く持続しない。だがダメだ。このまま次のゲームに移行する事は許されない。色々とがんばってきた自分に対するご褒美として、新しいゲームソフトを新品の本体と共に買ってやろうかと画策している。それが一か月半後くらいである。それまでは零のおさらいで耐える。もっとも別にそれまでゲームをやらなくても全く平気ではある。ゲームがないと生きられないという体ではなくなった。他に楽しみが見つかったわけではない。何にも楽しくねえ。
一章をクリアする。主人公の名前を憶えていなかったし、顔もあまり見覚えがない。最も長く操作するキャラクターだとは思うが、如何せん顔を見る機会が少ない。戦闘が眞紅と違い、戦い方がよくわからない。霊が素早いし、フェイタルフレームの感覚が掴めない。ただ眞紅のようにカメラを操作しにくいという事はない。あれは酷かった。病院内の様々な物を自分の部屋に持って行く少年を見ると、いつも「呪怨の子供じゃねえか!」と突っ込むが、呪怨を見た事はない。

零 ~月蝕の仮面~ 32日目

+20分
久々にプレイする。集中的にプレイして以来2年半ほど経過している。紅い蝶を除き零シリーズは全てそうだというより、ここ10年くらいにプレイしたゲームはほとんどそうだろう。眞紅より5年くらい前に発売したと思うが、ゲームのスピードが早く、画面もクッキリしている。特にゲームスピードの早さには驚いた。これに比べると、眞紅は随分テンポが悪い。眞紅プレイ中は特にそういう印象は持たなかった。多分ホラーだからだろう。単に遅いのも雰囲気づくりだと好意的に解釈してしまう。都合よく扉が閉まっているのも無論霊現象で納得する。
全く記憶にないわけではないが、程々に新鮮な気持ちでプレイできた。謎解き部分に関してはほとんど記憶にない。装備が強力だから戦闘に苦戦する心配はない。のんびり進める。

零 ~眞紅の蝶~ 37日目

+25分(46時間40分)
澪か繭が落ちてくるまでお化け屋敷をプレイする。延々とプレイする事になるかも知れないと思ったが、30分足らずで出て来た。黒い繭から逃げるお化け屋敷で、まず飛び降りた女のような動きで床を這う繭が出現。そんなパターンもあるのかと思って進むと、今度は澪が天井から落ちて来た。そして繭と同様、飛び降りた女の動きを真似し始めた。つまり繭も知らぬ間に落ちて来ていたという事だ。澪と繭は、別のステージでは並んで棺桶の中で眠っていた。澪と繭で遊び過ぎではなかろうか。
歩いている時に突然ドンと音がするとびっくりする。昔のガキの使いの「怖がってはいけない」だか「驚いてはいけない」でも多用されていた手法だった。シンプルで安上がり且つ効果も覿面だが、恐怖ではない。
かくれんぼをする少女、亞夜子、立花千歳は、このモードにおいては癒される事しかない。亞夜子は月蝕の自分の部屋でないとただのゴスロリ少女だ。

零 ~眞紅の蝶~ 36日目

+55分(46時間15分)
30回のクリアにより、女だらけの心霊撮影という項目が増える。女霊だけが出現するという事だが、その中に少女霊は含まれていないらしい。特に面白いものではなかった。やり尽くしたか。お化け屋敷はもう一歩で化けそうな予感はあるが(お化けだけに)、何かが足りない。
霊現象が豊富な割に、出現頻度に偏りがあるのが問題だ。首を吊った人形が無数に出てきたり、霊が床から首だけ出したり、マネキンの首が降ってきたり、面白い現象も多いものの、見ない時はとことん見ない。ミッション内容によって変わるのだろうか。検索すると澪や繭が悲鳴を上げながら天井から落ちて来る事があるという。実況動画を見ると、灰原病院で手術がどうとかいう放送が流れていた。いずれも見た事がない。大多数のプレイヤーは30回プレイする前に飽きるだろう。だが30回以上プレイしても全ての霊現象が見られない。勿体ない。
ところで目隠しされた女だろうが首が折れた女だろうが、必ずおっぱいを見てしまう自分はおっぱい病なのだろうか。むしろ怨霊にも絶対谷間を作ろうとする作り手の方がおっぱい病であり、自分はそれに感染しただけではないか。おっぱいを描くと女性蔑視だという謗りを受ける場合がある。当然このゲームに対しても女性蔑視だと言う者がいるのだろう。ゆくゆくはおっぱいもろくに描けなくなる。どんどん焼きの谷間もいつか消える。

零 ~眞紅の蝶~ 35日目

+55分(45時間20分)
お化け屋敷クリア回数21回まで。5回くらいプレイしたか。最短でも5分ほどかかる。目新しい霊現象も起きない。30回というやたら発生条件の厳しいお化け屋敷はよほど面白いのか。他と大して変わらないなら割に合わない。ビビリ度を抑えるには、3歩ごとに一旦Aボタンを離すと良いようだ。ほぼ上がらなくなる。常に移動しているのは早くゴールしたいから=ビビっている証拠だという理屈のようだ。快速列車はさぞビビりなんでしょうね。
更に4回。時折新しい霊現象が起きる。新しいといっても本編からの浮遊霊の引用ではある。20回プレイしても新しい霊現象があるのだから案外奥が深いものの、大抵は見た事があるものばかりだ。出現頻度に偏りがあるのではなかろうか。かくれんぼをする少女や立花千歳、亞夜子はただの癒しだ。

零 ~眞紅の蝶~ 34日目

+45分(44時間25分)
お化け屋敷を4回ほどプレイする。NEWマークが付いたものは全て終える。追跡系は内容は何も変わらない。困惑するのは、追跡して来る霊が別の霊として前から出て来る事だ。紛らわしい。マップの種類が少なすぎて、またここかと興醒めする。後ろに首が折れた女はこのゲームでは出て来ない。月蝕にいたのか?PS2版の霊から流用するとは思えない。月蝕の怨霊は似たようなものが多く、あまり記憶に残っていない。看護婦だけでも数体いたはずだ。
棺桶の中で繭が寝ていたり、恐怖要素0の座っている睦月が出てきたり、時折笑わせようとしているとしか思えない現象が起こる。ランダムゆえの面白さなのだろうか。ランダムといっても出る浮遊霊の種類は限定的だ。全種類かもっと多い中からランダムなら面白かったかも知れない。床から頭だけ出して霊が滑って行くのも面白い。
10回クリアかコスチューム制覇で出現すると思われるお化け屋敷は、色々なコスチュームを着た繭と澪が無表情且つ棒立ちで出現するというものだった。壁を貫通して走って通り過ぎていく事もある。イヤイヤバイトさせられているようだ。他の怨霊より高いギャラ貰ってんだろうからちゃんと仕事しろ。
もはやどこがお化け屋敷なのかわからない。お化け屋敷をプレイした後は、一番恐怖した瞬間の画面が表示される。このお化け屋敷での一番の恐怖の瞬間は、マリオのコスプレをした澪と出くわした時だと認定されていた。マリオのコスプレをした女と鉢合わせにしたら確かに怖いが、それは恐怖の種類が違う。頭に「ある意味」が付く。澪がマリオで繭がルイージなのは、単純に主人公とサブキャラクターという違いなのかも知れないが、双子という共通点がある以上、引っ掛かるものがある。澪とシンクロしている八重は村の取り決めでは姉ではあるが、この場合関係ないだろう。
全ての項目に挑戦したから、あとはランダムでプレイし続ける。マップの種類は少ないものの、未だに初めて見る霊現象が起こる。楔になる前の民俗学者に出て来られても困る。普通のおじさんやないけ。目隠しされた女が3人同時に出現したが、ハリボテのように動かなかった。

零 ~眞紅の蝶~ 33日目

+1時間50分(43時間40分)
クリアした。2時間31分でAランク。やはりもう探索などする気になれなかった。約束という名のエンディングは、村も救われ姉妹も無事に助かるという、最も王道のものである。この手を離さないという結論は少し恐ろしいものがある。ただ別々に生きて死んでいく事を繭が受容している以上、帰り道は普通に手を離すだろう。よきところで。
これで本編はやり尽くした。やり残した事はない。お腹いっぱいだ。あとはお化け屋敷を20回クリアしなければならない。なかなかの拷問だが、ゲームオーバー条件のないものなら、本を読みながらでもできるだろう。やり尽くして45時間くらいでは他のシリーズに比べると短い。ミッションモードがない事が大きく、また本編もクリアだけが目的なら短い。刺青は早くクリアしようとしても5時間くらいはかかっただろう。月蝕も気軽に何周もできるような長さではなかったように思う。
そういえば双子の霊は繭にも襲い掛かっていた。プログラムされていないから無視しているのではないかという通ぶった推測は大外れだった。はいはいすいません。
紅い蝶を除いて、零シリーズは1回ずつしかプレイしていない。セーブデータが生きていれば、過去のシリーズも振り返ってみたい。

零 ~眞紅の蝶~ 32日目

+1時間45分(41時間50分)
お化け屋敷は人形探しがほとんどだ。マップの種類も少ない。もう少し何とかならなかったのかと思う。人形を探すのも霊から逃げるために何度も振り返るのも、お化け屋敷を楽しむ邪魔にしかなっていない。人形を探すのと追いつかれないために必死で、霊どころじゃない。繭から逃げるという内容もあり、試しにやってみると、繭は水着だった。水着の女から逃げながら人形を探すとはどういうプレイなのだろう。手に入れたコスチュームからランダムに選ばれるのだろう。常に水着ではさすがに意味がわからない。
本編を少し進める。ゆっくりやるでもなく急ぐでもない。優柔不断すぎる。今更霊石ラジオを全て聞く。Wiiのリモコンでは音質が悪すぎて何を言っているのか聞き取りづらい。基本的に主要な役以外は皆同じ声に聞こえる。眞壁も黒澤のおっさんも闇にとらわれた男も全部一緒じゃねえ?女怨霊も全部一緒じゃないのか。箱も首も飛び降りたも。誰のラジオを聞いているのかわからなくなる事がある。
五ノ刻の途中まで。お化け屋敷では30回ゴールで追加される項目があると知って絶望した。そんなに繰り返すプレイする程奥が深いだろうか。霊現象がランダムというのは良い試みだが、マップや怨霊の種類が少ない。ただローグライクとホラーは良い組み合わせかも知れない。

零 ~眞紅の蝶~ 31日目

+1時間20分(40時間5分)
最後まで進める。2周目以降、儀式をする双子の地縛霊は無視して奥に進んでいた。今回撮影してみると、繭がそれ以上近付くと澪を、と話すムービーが始まった。見た事がない。八ノ刻で特定の条件を満たしていた場合にこの展開になるのだろうか。見た事がない展開が急に始まったから意表を突かれた。
違うエンディングを見るための条件は、縄の男と5分以上戦う事である。ポーズするとカウントされないという。普通に戦うより余程面倒臭い。飛ばして来る弾を消そうとすると、巻き込んで倒してしまいかねない。強化レンズを外して弱いフィルムを使えば済む話だが、それをやらずに逃げ続けた。
零ノ刻に進む事なくエンディングとなる。八ノ刻で条件を満たしながら縄の男に苦戦したプレイヤーは、紗重と戦える事に気付かないわけだ。澪が死ぬ、繭が死ぬ、二人とも生還するというパターンがあるから、更に別パターンとなると、両方死ぬくらいしかない。実際その展開になった。澪が一人残される苦しみを味わうくらいなら一緒に死ぬ事を望み、二人は闇に飲まれる村と運命を共にした。必ずしも後味の悪いエンディングではなかった。儀式が成就せず村が救われていない以上、村に迷い込む者が今後もが出るという意味では全くハッピーエンドではない。
クリアタイムは2時間13分で、SSランクだった。2時間未満という条件ではなかった。2時間未満でも、八ノ刻で寄り道をしなければ不可能ではないだろう。追加されたコスチュームは着物だった。今回のエンディングで流れた、幻なのか回想なのかわからない祭で着ていたものだ。着物というより浴衣のような気もする。残るコスチュームはマリオとルイージである。もっと普通の服が見たかった。コスプレは普段着があってこそ映える。デフォルトの衣装が普段の私服という事かも知れないが、あれだけでは物足りない。

零 ~眞紅の蝶~ 30日目

+1時間(38時間45分)
五ノ刻クリアまで。半分寝ながらプレイしていた。本当にこのゲームは移動が多い。一つの屋敷が舞台ではないからだろう。ある屋敷に入るために村中を走り回らなくてはならない。そのくせ移動速度が遅い。早歩きだ。走れアマクラミオー。

零 ~眞紅の蝶~ 29日目

+50分(37時間45分)
特に問題なくクリアする。掴みかかって来る繭の撮影に一度失敗する。零式フィルムでは一度ミスすると取り返しがつかなくなる。まともな難易度なら紗重を短時間で倒すのは難しいのだろうが、強力な装備があれば苦戦する事はない。無駄に何周もした甲斐がある。
知ってるエンディングを見る。PS2版ではもっと繭の笑顔が目立っていたように思うが、今回はあまり強く感じなかった。PS2版は繭が死ぬか澪が視力を失うかの2パターンしかない。どっちもどっちだ。繭が死ぬのはさておき、澪が未来映画王罪の意識に苛まれる事になる。未来映画王って何だかっこいいな。結局澪を苦しませずに繭を亡きものにするためには、置き去りにして帰るしかなさそうだ。全く関係ないが、競走馬の名前を考えた。オイテカナイデー。1着になる気がない。与党になる気がない共産党のような。
クリアタイムは2時間21分で、ランクはSだった。2時間30分で変わるようだ。今までの零シリーズにはミッションモードなどでSSランクが存在した。クリアタイムではわからない。あるとするなら2時間未満か?移動時間を考えると物理的に不可能か、可能だとしてもギリギリではなかろうか。他のアクションゲームと違い、テクニックで短縮するにも限度がある。コスチュームが追加されたというメッセージと共に、「各章の終わりでセーブする事ができます」というメッセージも表示されていた。バグだろう。クリア特典と全然関係ない。どうもこのゲームは挙動が怪しい。致命的ではないが、微妙なバグが多い。
ゲームシリーズが長くなると、時折Aの上にSSを作っておきながら、途中でAを上限にする場合がある。DDRが確かそのパターンだった。5作目くらいに突然AかAAなどが上限となり、少し一度でもミスするとB以下になった。ゲームではないが、ハンターハンターも途中まで色々なランクについてS以上が存在したのが、途中からAが上限という路線に切り替えた。どういう価値観の変化があったのか知らないが、自分はSはあった方が良いと考える。最高はAでもSでも構わないが、その次のBというのがみすぼらしい。Aが上限では、戸愚呂はC級妖怪になってしまう。B級以上に雑魚感が出る。Bはまだ頑張ってる。
そういえば繭と行動中に双子の霊と戦う事があった。戦えないものだと思っていた。ただ双子の霊は繭に向かって行く様子がない。じっくり検証したわけではないが、完全に繭の存在を無視しているようにも感じられた。
即座に6周目を始め、二ノ刻まで進める。もうゲームをプレイする機械に徹する。

零 ~眞紅の蝶~ 28日目

+2時間10分(36時間55分)
残るエンディングの条件は、紗重と戦うルートにおいて楔とダラダラ戦う、紗重を短時間で倒す、紗重と戦わないルートで楔を短時間で倒す、の3つ。紗重を短時間で倒して見られるエンディングは内容がわかっている。紅い蝶のハードモードと同じであり、これもまた繭の異常性が浮き彫りになるエンディングである。見る順番は既知未知未知や未知未知既知より、未知既知未知の方が良いだろう。その方が飽きずに済む。
問題はどれを最後に持って来るかだ。楔を短時間で倒すのはXbox版の追加エンディングらしく、それは見た事がある。厳密には未知ではない。姉妹が何の問題もなく帰還した上、村の怨霊も救われるというあり得ないくらいのハッピーエンドだったはずだ。楔ダラダラは全くわからない。全くわからないのを最後に持って来るか、ハッピーエンドを最後に持って来るか。
7周クリアした結末がクソみたいなものだったら締まりがない。楔とダラダラ戦ってハッピーエンドになるとも思えない。最後はハッピーエンドの方が良さそうだ。だが最初に全く未知のエンディングを見ると、以後2周はある程度知っているものだけになる。最初は知り尽くしたエンディングを見て、次に全く知らないもの、最後に何となく知ってるハッピーエンドを見るのが良さそうだ。つまり紗重を短時間→楔ダラダラ→楔短時間となる。考えただけでも面倒臭い。やめておくかという気持ちにもなるが、コスチュームやギャラリーが分散しているのも面倒だ。
いざ始めてみると想像以上に面倒くさかった。全てが作業だ。いくら水着でも何の意味もない。これはきつい。この一周でも相当な拷問だというのに、それを更にあと2回繰り返せというのか。あえてゆっくりプレイしようともした。その結果、門の鍵を手に入れて黒澤家に向かう途中に出て来る村人は、相手にしていると10体くらい続々と出て来るという新しい発見があった。だが今更ゆっくりプレイしていたらもっと時間がかかる。もう壮絶に飽きが来ている。新たな刺激がないのだから当然だ。やはり作業と割り切って速やかにクリアすべきか。
八ノ刻まで進める。霊との戦闘は楽になったが、前回よりそれほど短縮はされそうにない。むしろ長くなるかも知れない。なかなか辛い時間だ。このセーブデータを取っておけば、全てのエンディングを見る事は容易い。残り2時間もあれば全て片が付く。一つのセーブデータの全クリアにこだわるならあと7時間はかかるだろう。このゲームをクリアして次にやるゲームがあるわけではない。時間をドブに捨てよう。