零 ~眞紅の蝶~ 28日目

+2時間10分(36時間55分)
残るエンディングの条件は、紗重と戦うルートにおいて楔とダラダラ戦う、紗重を短時間で倒す、紗重と戦わないルートで楔を短時間で倒す、の3つ。紗重を短時間で倒して見られるエンディングは内容がわかっている。紅い蝶のハードモードと同じであり、これもまた繭の異常性が浮き彫りになるエンディングである。見る順番は既知未知未知や未知未知既知より、未知既知未知の方が良いだろう。その方が飽きずに済む。
問題はどれを最後に持って来るかだ。楔を短時間で倒すのはXbox版の追加エンディングらしく、それは見た事がある。厳密には未知ではない。姉妹が何の問題もなく帰還した上、村の怨霊も救われるというあり得ないくらいのハッピーエンドだったはずだ。楔ダラダラは全くわからない。全くわからないのを最後に持って来るか、ハッピーエンドを最後に持って来るか。
7周クリアした結末がクソみたいなものだったら締まりがない。楔とダラダラ戦ってハッピーエンドになるとも思えない。最後はハッピーエンドの方が良さそうだ。だが最初に全く未知のエンディングを見ると、以後2周はある程度知っているものだけになる。最初は知り尽くしたエンディングを見て、次に全く知らないもの、最後に何となく知ってるハッピーエンドを見るのが良さそうだ。つまり紗重を短時間→楔ダラダラ→楔短時間となる。考えただけでも面倒臭い。やめておくかという気持ちにもなるが、コスチュームやギャラリーが分散しているのも面倒だ。
いざ始めてみると想像以上に面倒くさかった。全てが作業だ。いくら水着でも何の意味もない。これはきつい。この一周でも相当な拷問だというのに、それを更にあと2回繰り返せというのか。あえてゆっくりプレイしようともした。その結果、門の鍵を手に入れて黒澤家に向かう途中に出て来る村人は、相手にしていると10体くらい続々と出て来るという新しい発見があった。だが今更ゆっくりプレイしていたらもっと時間がかかる。もう壮絶に飽きが来ている。新たな刺激がないのだから当然だ。やはり作業と割り切って速やかにクリアすべきか。
八ノ刻まで進める。霊との戦闘は楽になったが、前回よりそれほど短縮はされそうにない。むしろ長くなるかも知れない。なかなか辛い時間だ。このセーブデータを取っておけば、全てのエンディングを見る事は容易い。残り2時間もあれば全て片が付く。一つのセーブデータの全クリアにこだわるならあと7時間はかかるだろう。このゲームをクリアして次にやるゲームがあるわけではない。時間をドブに捨てよう。