今週もひどいドラゴンボールGT #32

主人公の一角だったはずのトランクスが、すっかり洗脳されてるその他大勢になってしまっている。他のサイヤ人も極めて情けない。でも洗脳されてなくても、ただ出て来てただやられるだけである。

それはウーブも同じだった。大袈裟に登場した割に歯が立たない。パンに殴られたベビーは「じゃじゃ馬め!」と言いながら反撃。古い少女漫画に出て来るようなセリフだ。じゃじゃ馬もほどほどにしないといつかヤケドするゾ☆

ブウがウーブを救うため、リベンジデスボール(くそかっこいい)を飲み込み破裂。ウーブの意識に語り掛け合体する。モロボシダンに語り掛けるウルトラマンのようなシーンだ。見た事ないけど。モロボシダンはセブンでした。だって知らんもん。え、マンって何だっけ?本郷猛?ハヤト?ハトヤ

ともかく、ピッコロのように再び悪と善が合体する。ドラゴンボールは基本的に人が死んでも復活する物語だが、融合は別だ。神様もネイルも融合によって存在が消滅し、ブウも消滅した。あっさり合体しているように見えるが、かなり重大な展開である。ネイルで思い出したが、ピッコロを最近見ない。

今週もひどいドラゴンボールGT #31

クリリン曰く「ヨコハイリするなよ」。本来は「割り込み」だ。東京近辺の者は、自分の喋る言葉が全て標準語だと思っている。だからチェックが甘くなる。東京の言葉が修正されずにメディアに乗る事が多いから、結果標準語化するという事はあるだろうが、「ヨコハイリ」が全国規模で普及しているとは思えない。「東京弁=標準語ではない」という事を訴えるための主要な武器が「ヨコハイリ」と「カタス」である。二つしかないのかよという話だが、東京の人間が喋る言葉が全て標準語ではないと証明するのなら一つ挙げるだけで問題ない。私は東京近辺の者が言う「方言のある人が羨ましい」を最大限の侮蔑と捉えているし、「あなたの喋ってるそれも方言ですよ」と言ってやりたくなる。そうしたらどうなる?私が想像するには、「方言が羨ましい」と言っていた事も忘れ、「いや僻むなよ田舎モン、めんどくさ」と言うか、心の中で思うのである。

再び界王神に救われ、界王神界に向かって今更修行を始める悟空。よく見ていないからわからないが(見ろよ)、洗脳を解く薬を持ってプラント星に向かったパン。洗脳されてるっつーのに普通に捕まって殺されそうになったところを、ウーブが助け出した。ずさん過ぎませんか。

お絵描きセットを使い切る175

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まほろまてぃっく(不明)
1973年7月15日放送のサザエさんでは、カツオを説得するために波平が禁煙せざるを得ない状況となり、以後波平は何かにつけて煙草に過剰反応するようになった。タラオとの散歩中、バス停にいた若者が捨てた吸殻にも思わず目を向ける。タラオに見られている事に気が付くと、「煙草の火をよく消さないで捨てるのは良くない」と言って吸殻を踏み始めた。煙草を吸いたがっている事を悟られたくないために誤魔化したという事である。「ポイ捨ては良くない」ではなく、「火を消さないで捨てるのは良くない」。ポイ捨てそのものを全く問題視していない。波平は禁煙中で煙草に過剰反応する状態だったからこそポイ捨てされた吸殻に反応を示したのであって、普段なら素通りだったと考えられる。甘い面もあるとはいえ、一応厳格な大黒柱という設定の波平すらこの有様だ。40年前が如何に非喫煙者にとって地獄だったか、このシーンだけでもよくわかる。だからといって、今同じようなシーンを描く場合に、波平に「ポイ捨ては良くない」と言わせるべきだとは言わない。波平が当時当然のように存在した喫煙者である以上、「その程度」の感覚しか持ち合わせていない方がリアルだ。設定上の時代は変わらないのに、登場人物の価値観が現代のものに変わっていくのは不自然だ。もっとも現代人に向けて作品を作る以上、そうも言っていられないのだろう。今の波平やマスオは喫煙者ではないか、少なくとも喫煙シーンは描かれなくなっているのではないか。「火を消したらポイ捨てもOK」も不思議な考え方だが、現在の(一部)の喫煙者も、「地面に捨てるのはダメだが、排水溝に捨てるのはOK」という不思議な考え方をしている。

ちなみに「こちら葛飾区亀有公園前派出所」では、はっきりと主人公の両津、並びに上司の大原部長が禁煙した経緯が描かれている。ツイッターでは「禁煙ブームのせいで喫煙キャラが消えた」と誤解している者を見かけた。実際には作家自身が元々タバコ嫌いであると思われ、当初は設定上やむなく両津やそのほかのキャラクターにも喫煙させていたのだろう。両津の禁煙は1980年前半頃で、禁煙ブームとやらが原因とは思えない。両津が禁煙する回で「タバコを二度と出さない」と作家は宣言している。それで本当に出なくなったかどうかは知らないが、少なくとも喫煙するキャラクターが激減したのは事実であり、実際の喫煙率と照らし合わせると不自然ではある。

お絵描きセットを使い切る173

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天使のしっぽ(不明)
障害報告 現実、電子機器内を問わず、よく物をなくす。どこに置いたのか、それとも捨てたのか、それ以前に持っていたのかどうかすら覚えていない。 ○9点

お絵描きセットを使い切る172

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天使のしっぽ(不明)
障害報告 カップ麺に茶を注いでしまう。 ○8点

解説:コップに茶を注ごうとしたが、近くにあった似たような形状のカップ麺の容器に茶を注いでしまう。なおカップ麺は作ったばかりで、中身は全く減っていなかった。

今週もひどいドラゴンボールGT #30

悪に洗脳された者達はとにかく笑う。「悪は笑わなければならない」という価値観が根強く、善人が悪人に変貌すると、笑みを浮かべる事で悪に染まった事を表している。しかも皆同じ笑い方だ。笑い方と一口に言っても本来は千差万別だが、洗脳された人々の笑い方は皆同じ。気味が悪い。

ベビーの願いはサイヤ人に滅ぼされたプラント星と全く同じ星を作る事。当時生きていたツフル人の復活を願わなかったのは作劇上面倒くさかったからか、ツフル人に生み出された自分にはツフル人が従わないと思ったからか。死後一年云々も、究極とやらでは関係ないと考えるべきだろう。プラント星は地球のすぐ側に作られた。重力とか大丈夫なん?

ベビーは全ギャラクシーの支配を目論むただの悪人だが、この手の「主人公に対する復讐者は主人公より悪い奴だから、返り討ちにしても良し」という方法は色々な作品で使われているように思う。るろうに剣心がまさにそれだった。姉を殺された弟は復讐のために人々を殺し続けた。だから返り討ちにした。罪なき被害者が「命で償って下さい。武力のない私にはただあなたにそれをお願いする事しかできない」と静かに迫ってきたらどうするのだろう。「嫌でござる!」で一蹴して終わりか。あるいは被害者が別の悪人に狙われ、剣心が助けてなんか有耶無耶になる感じか。

スゴロク空間という意味不明な場所に落ちた悟空。生死の境をさまよっている者が落ちる世界だそうだが、その場合地球に瀕死の悟空が横たわっているはずだ。スゴロクに勝ったら復活するとはどういう事なのか?勝ち負け以前にその瀕死の悟空が死ぬという事も十分考えられる。よくわからない設定だと思っていたが、界王神がテレポートで悟空を助けはしたものの、ベビーの攻撃が強力過ぎて空間が乱れ、悟空が変な空間に飲み込まれたという事だった。意外とそれなりの理屈は用意されていた。だが何故こんな話をわざわざ用意したのか。界王神に助けられて危機を脱しましたでは味気ないからか?

今週もひどいドラゴンボールGT #29

17号編以後ほどシナリオがクソではない気はするものの、超サイヤ人になかなかなろうとしないのは相変らずだ。黒髪から1,2を飛ばしていきなり3に変身する。1,2からだとインパクトが薄れるからか。変身しても子供の体では持たないという理由ですぐ解除される。

ベビーとの力の差ははっきりせず、黒髪の状態で悟空は敗北する。これだけではベビーはブウより強いとは言えないが、ブウ編から10数年過ぎている。その間のパワーアップが全くの不明である以上、何とも言えない。

ベビーはブラ、悟天、悟飯、トランクスのサイヤパワーとやらを集め更にパワーアップする。ゴッドになりそうな事をしているが、ゴッドは6人必要なんだったか?

ブラはトランクスと一緒に飛んできていた。飛行少女だったのか。さすがにブラは完全な非戦闘員だと思っていた。見た目は完全にブルマであり、地球人の血が濃そうだった。ブルマが飛んでいるようなもので、違和感が強烈だ。世界有数の大企業の令嬢でワガママで気が強くて腕っぷしも強く飛ぶ事もできるしビームも(多分)撃てる。母方の祖父が世界的大発明者且つ科学者で、父方の祖父は別の星の王様。これだけでライトノベルになりそうな設定だ。

強い奴だからという理由で、劣勢にもかかわらずヘラヘラ笑い続ける悟空。秘策があるのかと思えば、普通にリベンジデスボールというクソカッコイイ技名で敗れ去った。しかも間違ってるくさい。復讐の死の球だもんクソカッコイイ。きっと培養液の中で一生懸命考えたのだろう。

ここで悟空が死ぬが、次回わけのわからない世界に飛ばされ、何故か生き返る。クソの臭いがする。シリアスだったのが急に今まで出て来た事もない世界を出して蘇らせるのはダメだろう。

今週もひどいドラゴンボールGT #28

地球はベビーにほとんど乗っ取られ、旅から帰って来た悟空達は誰からも歓迎されなかった。チチが「サイヤ人に食わせる飯はねえ」と次長課長みたいな事を言っていた。

サタンはブウに意識を保ったまま吸収される事で安全を確保。気持ち悪い光景だが、設定を活かしている。ブウはベビーに寄生されたものの、乗っ取られる事なく卵を体外に吐き出していた。こういうところで地味に能力を発揮しているのは面白い。

今週もひどいドラゴンボールGT #27

ブラがナンパされていた。父親の運転する自動車に乗っている時にである。親父と一緒にいる娘ナンパする度胸が凄い。イカれとる。

冷凍惑星とやらに近づいた事で宇宙船内の温度も下がり、防寒着を着込む一向。宇宙空間って元から寒いんじゃないんか。17度くらい。油断してると風邪ひくくらいの。

悟飯に襲われるベジータ。当初優勢だったが、ベビーの支配下に置かれた悟天が加勢に来た事で全力を出すと、悟飯同様寄生される。全力を出したら負ける能力は凶悪すぎるが、どういうわけかこういう能力は悟空戦では使われない。ともかくこれならベジータが負けるのも仕方がなく、17号編以降の「ただ出てただやられる」というような戦いではない。

ベビーは一度寄生した相手に卵を植え付け、本体が体から出た後も支配下に置く事ができるそうだ。そうやってあらゆる人間に寄生し、宇宙中の人間をツフル人化するのがベビーの計画だという。そんな形で征服しても面白くないと思う。今回でベビーの正体がツフル人が滅ぶ手前だかに作ったものだと明かされる。悪いのは完全にサイヤ人だ。

ベジータがツフル人の気を知っているという事は、ツフル人侵略はせいぜい4,50年前という事になる。随分最近の話だ。公式のサイヤ人年表はどうなっているのか。破壊神、フリーザ、ツフル人と、同時期に色んな存在と関わり過ぎじゃねえ?おまけに映画で元々はコルド大王が支配していたという設定になった。一度整理して欲しい。

今週もひどいドラゴンボールGT #26

悟天が超サイヤ人になるとスネ夫ヘヤーではなくなり、悟飯との見分けが難しくなった。

敵がいなくなりドラゴンボール探しに何の波乱もなくなっていた。体長数十メートルかと思われる恐竜のような生き物の腹の中にドラゴンボールがあり、悟空が体内に入ってドラゴンボールを回収。腹を突き破って出て来ると、そこから大量の空気が漏れ、竜は体長数センチにまで縮んでいた。シュールな光景だ。アメリカのコメディアニメのようだ。見た事ないけど。

悟天に寄生しカプセルコーポレーションを訪問するベビー。ベジータはどこだとチチに訪ねるも、「ベジータさんだろ」と怒られる。そこから「ベジータさんはどこだ」「ベジータさんはどこですか」と目的を達成するため素直に躾けられるベビーだが、結果誰も居場所を知らないという落ちだった。ベビーのキャラクターを壊す事なくコントに仕立てている。

悟飯に喧嘩を仕掛ける悟天。チチは兄弟ゲンカと単純に解釈するが、悟飯は悟天が普通の状態ではない事を見破っていた。超サイヤ人にならず超サイヤ人の悟天をあしらう。この頃は悟飯の設定が生きていたのかと思えば、単に悟天を傷つけないように加減しているだけだった。結局超サイヤ人に変身。この頃から既に忘れられているのだから、後の映画や「超」で忘れられているのも全く仕方がない。

そしてベビーはサイヤ人がパワーを発揮した時に乗り移れるという理不尽な能力を持っているらしく、悟飯にあっさり乗り移る。だがあくまでも目的はベジータだった。ベジータに乗り移るのは悟空に勝つためである。トランクスにはうまく乗り移れなかったのに悟天には乗り移った。以上の事実を踏まえると、悟空→ベジータ→悟飯→トランクス→悟天→パンという序列があるようだ。

悟天に乗り移ったのはパワーアップしている後ではあるが、「あの時よりパワーアップしたから悟天というサイヤ人には簡単に寄生できた」といったセリフがなかったから、悟天が下だと考えても良いだろう。ベジータが悟飯より上になっているのは、ブウ編から16年も経過していれば力関係が逆転していても不思議ではない。ただ悟飯が超サイヤ人になっているから、あまり深くは考えられていないように感じられる。

今週もひどいドラゴンボールGT #25

冒頭でベジータがヒゲを剃っていた。鳥山案の否定だが、娘に似合っていないと言われショックで剃ったという事にしてしっかりストーリーに組みこんでいる。こういう要素はいつの間にかこっそり変更している場合も多い。多いからといって例を出せと言われても出せない。

悟天はすっかり女好きのろくでなしになっていた。スネ夫みたいな髪型は何とかならなかったのか。

何故かベビーが地球に来ていた。どうやって来たのだろう。全然見てなかった。対峙するのは悟天である。恐ろしく頼りない。かつての悟飯どころではない。

今週もひどいドラゴンボールGT #24

注射嫌い、病院嫌いという謎の設定が追加されているアニメ悟空。「完璧な主人公なんてつまらないんです。苦手なものとか弱点とかがあった方が親しみが持てます。」といった作劇のマニュアルを真に受けたかのような設定だ。ドラえもんやQ太郎を彷彿とさせる逃げ方で、要するに、古い。今は他を圧倒する能力を持った主人公が、周囲の登場人物を延々とバカにし続けるといういわゆるチート系の作品が大流行りだが、こういったマニュアルを書いていた世代の人達はどう思うだろう。ストレスでお腹を壊すか、やけ酒を飲んでお腹を壊すか、一頻り泣いた後やけ食いしてお腹を壊すのではないか。チート系作品の主人公には女に弱いという弱点すらもうない。やれやれ……。驚いたな、この程度の実力で最強を名乗るとは、僕が眠ってる間に随分軟弱な時代になったらしい。やれやれ。やれやれやれやれ……あーやれやれ。やれやれ……。というほどチート系作品を読んだ事はない。ジャンプ+でそういう作品が連載されていて読んでみたが、ひたすら主人公が不快なだけだった。

パンがバンビみたいなのにおっぱいを舐められていた。別にお腹でも良いのに、何故わざわざ服の中に頭を突っ込むというシモネッタ描写にしたのだろう。作り手がそういう趣味なのか。ところでバンビという動物がいるのだと思っていた。バカじゃない、バカじゃないぞ。

「一度戦った奴の気は忘れない」という謎の設定が悟空に追加される。でもそれって、そんな、えばっていう程の事じゃなくない?現実的に置き換えると「一度見た奴の顔は忘れねえんだ」くらいになるのではないか。すごいけど、すごいか?特にベビーは普通の生命体ではないのだから、よりわかりやすいだろう。

ベビーの他人に寄生するという能力は、今までの敵にはないタイプで、更に作戦の悉くがうまくいかず、真っ向勝負ではやられてばかりというのも新鮮味がある。エネルギーを集めて強くなるという要素は人造人間編と同じではある。

今週もひどいドラゴンボールGT #23

飛び立とうとする宇宙船を捕まえるリルド。倒してもいないのに何故出発する気だったのか?せめて一言挨拶してから出ていくべきだ。パンは「あいつがいたんだ」などと酷い事を言っていた。前の話の最後にベビーが「その星から生きては帰さん」みたいな事を言っていたと思うが、エネルギー波でリルドはあっさり撃退され、脱出に成功する。敵を倒さないで終わるとは締まりのない話だ。倒す倒さない以前に、決着を付けていない。

たまたま見つけた遭難船の少年を助け脱出するという話が長々展開される。そして近くにたまたまあった惑星の病院に駆け込む。話のスケールが宇宙規模とは覚えない。そこら中に知的生命体の住む惑星があるらしい。28個ではまずそんな事にはならない。くどくても言い続ける。銀河に28個は少なすぎると。GTスタッフにそんな想定は絶対にない。なんだ28個って。

次回予告でサイヤパワーなる言葉が出て来た。何なんだろうなサイヤパワー。ベータカロチン的なやつ?サイヤ人というのは基本的にそれほど強くなく、王族や一部の戦士でさえギニュー特戦隊という宇宙の精鋭に比べればずっと弱い。ベジータや悟空の代から急激に強くなったのであり、歴史的には「強いサイヤ人」というのは極めて最近登場した存在である。ベビーはツフル人なのだろうが、ツフル人を滅ぼした当時のサイヤ人など、サイヤパワーがどうとか言う程の強さはなかったはずだ。それこそミュータントよりもずっと弱いだろう。もっともそれは相対的な話で、戦闘民族として異星を侵略して回るほどには強かった。

今週もひどいドラゴンボールGT #22

またもトランクスが事情通みたいに色々な事を喋り始めた。ギルからある程度聞いていたようだった。記憶喪失だったギルはこの惑星に来た時に記憶を取り戻したという。記憶喪失は作劇上極めて便利な設定だが、記憶喪失だった事すら言わず、いつの間にか取り戻していたというのもすごい便利だ。見ている方は完全に置いてけぼりだ。トランクスとギルの二人で勝手に話進めないで。ついてかれへん。
全ギャラクシー(何故銀河と言わないのか)からエネルギーを集めて完全体になるはずのベビーだが、トランクスによるACアダプターぶっこぬき、プログラム書き換えにより機能を停止。ACアダプターを抜いたとは言っていないが、電源を落としたそうだから、似たようなものだろう。
大袈裟に出て来たベビーは一瞬にして殺される。だが逃走したミューの宇宙船内で復活し、視聴者に向けて「ミューも含めすべてのミュータントはオレが作った、オレが黒幕だ」と説明する。
それを知らない悟空達はドラゴンボール探しを再開する。え、リルドってどうなったん?

今週もひどいドラゴンボールGT #21

緊張感に欠ける戦いが続く。悟空に緊張感がないからである。トランクス同様パンのせいにして悟空がやられるのかと思えば、普通にやられて金属板にされていた。パンがいるにはいたが、あれは悟空が普通にやられたと言ってもいいくらい、普通にやられていた。普通にやられるとはつまり、悟空が敵より弱いという事だ。

3人がやられるとギルが救出する以外の展開がなく、当然ながらギルが救出する。今まで敵の支配下に入っていたフリをしていたのは全て司馬懿だったという。仲達じゃねえよ変換。誰が敵に女モノの衣装を贈られた奴だよ。カタコトしか喋れないロボットが芝居をする。しかも上官や作り主を裏切っている。ポンコツなのかそうでないのか。タチの悪いポンコツだ。ロボット三原則破ってない?作り主の言う事聞かないし、攻撃するし。ロボットじゃなくて多分ミュータントだし、三原則なんて別に守る必要もない。

トランクスが訳知り顔でミューの秘密の部屋の扉を開く。ギルと練った一連の作戦は、この秘密を暴くためのものだったという。いつからミューの秘密を探る機運が高まってたん?そんな話あったか。なかったと断言できないのは、いい加減に見ているせいだ。だから突っ込めない。