Bloodstained:Ritual of the Night 52日目

+1時間20分

ステージ5は難しいというより鬱陶しい。上に上がっていく場所が多く、何かの間違いで転落すると厄介な敵が復活しているというパターンが頻発した。難しいとは認めたくない。ひたすらイライラした。プレイ時間は今までで一番長かったが、一番難しいと思えたのはステージ3だ。最初は余裕をもってプレイしていたものの、転落で戻されるというパターンが繰り返されるとイライラが爆発した。

最上階に着くと既視感のある構成になった。悪魔城ドラキュラのデスが出るステージと同じだろう。階段を上がり下がりしてハートを貯められる構造も同じだ。ただサブウェポンが連打できるようなるアイテムは存在しない。ステージの構造からしてボスはグレモリーで間違いなく、実際その通りだった。

グレモリーはもはや完全に動きがデスだった。ボス自体も強いといえば強いが、1時間ほどプレイしていた中でボスと戦ったのは数回である。ステージも20分くらいで一旦ボスまでたどり着きながら、次にたどり着くまでに30分くらいかかったかも知れない。サブウェポンの効果が高く、ある程度ハートを貯めてから斧にあたるサブウェポンを連発して勝った。

次はあからさまに最終ステージだった。すぐ階段ではなく、少し敵が出て来た。階段の先に待ち受けていたのはジーベルだった。動きはドラキュラそのものだが、攻撃はドラキュラより避けやすい。どのドラキュラも何度か戦わないと回避率は上がらない。いきなり避けられるという事は少ない。油断していると突然掴みかかって来て生命力を吸い取られた。これはドラキュラ戦では記憶にない。吸血鬼でありながら血など吸って来なかった。吸血も出現時に姿勢が違うから、気を付けていればダメージを食うようなものではない。

ジーベルを倒すとどうなるのか?このまま終わりとも思えないが、ジーベルは変身などしない。バエルがどうにかファミコン風の行動パターンに変えられて出て来るのかと予想した。出て来たのはドミニクだった。攻撃は激しいものの、攻撃中が隙だらけで何度も攻撃できる。数回で倒せた。ジーベルもドミニクも原作より巨大化している。同じサイズでは迫力不足且つ戦いにくいからか。

バエルは出て来ずそのままクリア。エンディングではやたらと描き下ろしイラストが出て来た。枚数が異常だ。本編のボリュームが特に少ないとは感じなかった。無料の追加コンテンツでこの作り込みようは、今の有料DLCのご時世としては異例のように感じる。ところがSwitch版ではよくわからぬ追加コンテンツが1000円くらいしていたように思う。プロデューサーと戦えるとか、ドラキュラのムチ風の武器が使えるというだけのものが1000円で、一本のファミコンソフトくらいのボリュームがあるクラシックモードが無料とは一体。

ともかく充分プレイした。今更ボスのノーダメージを目指す気にもなれない。終わりにする。