（不明）
SARS2発生から98週目。陽性者数は過去81番目(+3)に多い。先週比は全国が67%、東京が82%で、減少14週目。最も陽性者数が多かったのは全国が土曜、東京が木曜で、全国が過去543番目(+23)、東京が過去547番目(±0)の多さとなった。ピークから0.4%(-0.2)、夏の拡大前の7%(-3)、去年冬の最多の2%(±0)。
全国、東京共に先週比で上回る日がありながらも、減少が続いている。専門家などは「今の状態を維持する事が大事」という当たり前過ぎる事を言っているが、誰かの意志が働いて増減しているわけではないのだから、維持も何もない。増えた時に「気の緩み」というワードを持ち出す気満々だと感じる。
気温、湿度が下がり、増える条件は整いつつある。会食シーズンで増えるのではなく、冬だから増えるのだ。人出が増えようが会食が増えようが規制緩和しようが、直ちに増加していない。今は全員がずっと緊急事態宣言時並に気を引き締めて全く油断していないとでもいうのか？
驚くべき事に、去年の春と同じようなトーンで「コロナが明けたら」「落ち着いたら」というような事を言う者達がいる。ワクチンは感染を防がず、半年で効き目が薄くなる上、絶えず変異するウイルスに対応できない。接種率の高い国で接種の始まる前以上の感染爆発が起こっているにもかかわらず、まるで来年には収束するかのような事を言う者までいる。
ゴールはすぐそこだと言い聞かせているだけなのか、本当に終わると思っているのか。今のところ終わる気配など１ミリも感じられない。世界全体で今の日本のような感染状況になっているならともかく、そんな事は全くない。この感染症における終わりは、人類側が「もう終わるか」と強制的に終わった事にする以外にない。
重症者数は平均51人(-18)、死亡者数は11人(-9)。
接種41週目。1回目の接種人数は9970万人で、全体の78.8%ほどになった。もはや増加は微々たるものである。一億人までが遠い。極端に減らなければ2週後には到達するだろう。80%突破には120万人ほど必要だが、今や週15万人程度まで減っている。対象年齢が広がらない限り超える事はなさそうだ。
