お絵描きセットを使い切る578

涼宮ハルヒの何か)
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SARS2発生から92週目。陽性者数は過去59番目(+6)に多い。先週比は全国が65%、東京が53%で、減少8週目。最も陽性者数が多かったのは全国が水曜、東京が火曜で、全国が過去375番目(+52)、東京が過去493番目(+61)の多さとなった。ピークから2.4%(-1.6)、夏の拡大前の38%(-20)、去年冬の最多の9%(-4)。過去の拡大期と比較すると、夏、春の1週目より少なく、冬の3週目(-2)より多い。

全国の減少ペースが落ちている。都道府県単位では、0人や1人とこれ以上減りようがないところが出て来ている一方、人口の多い都道府県で数十人ずつ、またクラスターなどもあって、結果として全国で500人以上の陽性者が確認されている。これ以上劇的に減るという事はなさそうだ。全国は丸一年前とほぼ同水準になり、東京は1回目の緊急事態宣言後の水準となっている。下げ止まりというより下がり切ったと言う方が正しい。

今後増加に転じたとしても、夏の最多を上回るには40倍以上増加しなければならない。過去には9週で35倍になった事はある。

重症者数は平均365人(-185)で34%、死亡者数は161人(-50)で24%ほど減少した。重症者数は前回の最小値を下回った。春の最小値は330人で、それも一日ごとでは既に下回っている。

接種35週目。1回目の接種人数は9500万人で、全体の75%ほどになった。接種人数は見るからに激減している。集団接種の規模も大幅に縮小されていくようで、3回目が始まるまでは接種数は少なくなるだろう。そして3回目が始まったところで接種率には関係ない。子供の接種が始まれば別だが、80%を超えるかどうかのところで止まると思われる。冬の拡大期に未接種者の割合や重症化率が喧伝され、バッシングが起こる事は想像に難くない。「接種は自分の判断で」「強制、差別はやめましょう」といった類のフレーズが嘘だったかどうかが試される。

今後実際に病床を埋める者の多くが未接種者だとしても、ウイルスを感染させたのは症状の出にくい接種者の可能性もある。接種者も感染を広げる以上、未接種者をバッシングする理由にはならない。ところがゆくゆくは接種すると旅行もイベント参加も自由になり、接種しないと何も許されない。これがどういう事かと言えば、未接種者が接種者と同様の権利を持っているのが今だけだという事だ。本格的に接種証明が導入される前の今こそ、未接種者は遊び呆けなければならない。さあ遊ぶがよい。八景島シーパラダイスへ行くが良い。