Bloodstained:Ritual of the Night 14日目

+2時間30分

新しいエリアに向かう。ショップ店員のドミニクが怪しげな動きを見せて来たが、ここに来て怪しいと見せかけて実は本当に味方ではないのかと思わせる描写をしてきた。一旦怪しい動きを見せた人物が実は味方でしたと言われても、容易には信じられない。最後の最後で正体を現すのではないかと疑い続ける事になる。

ボスとしてドッペルゲンガーが出現。ドラキュラシリーズにも出て来た。これは重複しても良いらしい。ボスはこちらが全く使っていないショートカット機能を使いこなしているらしく、様々な攻撃能力を瞬時に切り替えている。ただ居合切りをする度壁にめり込み、出て来られなくなっている。再び居合切りをしないと脱出できないらしい。居合切りは壁などで止まらない仕様になっているのだろう。だから壁を貫通するが、それ以外の時は壁に当たるから戻って来れないわけだ。何故こんな雑な作りになる?発売していいクオリティではない。予算不足?時間不足?いや知らない……。客がそんな事を気にする必要は一切ない。

アイテム集めなどを挟みつつ先に進んだ。まだ新しいエリアが出て来た。これはもう別バージョンの城などには期待しない方が良さそうか。踏破率からするとまだ3割近く未踏のエリアがあるとはいえ、城一つ分には程遠い。回復アイテムなしではかなり厳しくなってきた。強引にでも先に進むか、後々の事を考え、アイテム収集に役に立ちそうな能力などを強化しておくか。クリアすると飽きが早くなる反面、クリアしないまま15時間以上過ぎると、それはそれで疲れて来る。

当たり前のように突然フリーズする。何度も言う。これはクソゲーである。論外だ。クソみたいなゲームというよりは、ゲームみたいなクソかも知れない。アクションゲームというよりは、素材を集めるためにひたすら作業をし続けるゲームである。それでフリーズが頻発は話にならない。他のSwitchのソフトでフリーズした事などない。それも脈絡がないタイミングでフリーズする。挙動がおかしいのは常だから、前兆も何もない。

停滞していた形見探しを進めた。形見探しというからには、城内に持ち去られたアイテムを探して来るのかと思えば、実際にはただの合成によるアイテム探しである。モンスターに殺された魔物の形見を錬金術で作って渡すのは意味不明だし、アイテム欄から自分で渡すアイテムを探すという手続きも無駄だ。持っているかどうかCPUが判定して、渡すかどうかだけを聞いて来ればよかろう。SFC時代でさえそのくらいの事はしたのではないか。報酬としてアイテムが手に入るとはいえ、苦労して作ったアイテムが失われるのは痛い。それならもう、城の探索者との物々交換にでもしてくれれば良かった。

序盤で停滞していただけあって、現時点で手に入れられるアイテムが多い。すぐ合成できない場合は持っているモンスターを狩るか、アイテムを解体して素材を手に入れなければならない。解体するにも金がかかる。とにかく作業が面倒くさい。しかしこのゲームはひたすら面倒臭い思いをして、図鑑を埋めていくのを楽しむものなのである。「魔物が巣くう広大な城を探索するゲーム」という感覚で買うと痛い目に遭うだろう。果たして人が月下で楽しんでいた要素とはこういう事だったのか。確かにある種の中毒性はある。しかしやり込み要素は所詮やり込み要素であり、根本の探索やアクションが面白い事が大前提なのは論を俟たない。これはどちらかというと、創作要素のないマインクラフトやテラリアだ。マインクラフトやテラリアをプレイした事はない。