ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 25日目

+2時間10分(28時間20分)
記憶と引き換えに窮地を脱したカミュは、大樹の記憶を見せられ、記憶を取り戻す……!!実に、あっさりと……!!記憶喪失という重大且つ使い古されたコテコテの展開をどうするのかと思ったら、何事もなく普通に取り戻した。失う必要はあったのか?「失う」ぞ。こんなもん、「忘れる」レベルだ。ハードディスクから消えたデータを取り戻すのは簡単な事ではない。ましてや人間の記憶なんかもっと大変のはずだ。使い古されているネタだけに、結局二度と戻らないとか、目の前で親友が自爆する位の出来事でやっと思い出して欲しい。記憶喪失は迂闊に手を出していいネタではないと思いたい。同様のネタに夢落ちがある。
ゴールドルの館みたいなキラゴルドの館を探索する。このゲーム始めてかも知れない、なかなか先に進めない入り組んだ構造だった。迷宮という程でもないのに、何故か先に進めない。ようやく先に進んだところでMPが尽き、一旦撤退する。
館には戻らず、冒険の書のいくつかをクリアする。来るタイミングがプレイヤーによって違うから、敵が弱くなってしまっている場合が多い。以前の植物の敵には苦戦したが、今回はAI丸投げでも余裕だった。ルドマンの館には見慣れぬ人物が、主人公の結婚候補として登場していた。DS版で追加された人物なのだろう。名前と存在は何となく知っていたものの、セリフは初めて見る。マリベルよりも更に酷い毒舌女のようだ。この手の性格は本当に受けているのだろうか。時折見せるデレが可愛い?可愛いかぁ?器の小さい自分は、単純にヤな奴だなと感じる。
冒険の書の世界に干渉している魔物の親玉は誰なのだろうか。過去のキャラなのか、全く関係ない知らないおっさんなのか。

キラゴルドはカミュの妹だった。触れた物を金に変える首飾りを付けた時点でそうだろうなと思い、自身も金になった時点でやっぱ違うかーと思ったにもかかわらず、実際に妹という展開になると、「だと思った」と思うのである。だと思ってない時期があった事を忘れ、「だと思った」。そうやって色んな可能性を考えていれば、予想が当たるのは当然だ。今回の選挙は自民が負けるだろう。いや、勝つかも?こう考えていれば、どっちに転んでも「だと思った」になる。そうと気付かず「俺って物事を見抜く力があるよな」とか思っちゃってるクソはどこのどいつだい。
魔物と化した妹は普通に生き残り、魔物と化して死んだ気がするバイキングも生きていた。なんか、ヌルくなったな……。妹が死んでいると思わせ、実は金の像になっていた、という展開の時は肩透かしを食らった気になったが、魔物になったと判明した時は、結局死ぬ事になるのかと思った。ところがぎっちょん(来年流行る言葉)、死んでもないし死にもしないし。最終的には勇者の力で解決だし。万能じゃのう勇者の力。いまだかつて勇者の力がこれほど万能だった事があるか。フォースじゃあるまいし。見た事ないからよく知らんけどフォース。
8主人公が呪われないのは、既に呪われているからだった。言葉の意味はよくわからんがとにかくすごく説得力があった。その点勇者の力はどうだ。なんかよくわかんない。