ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 26日目

+1時間50分(30時間10分)
前回の事だが、竜を倒した後ゼーシャ……セーニャが仲間になる。ゼーシャって何だ。ラストストーリーにいたような気がする。ベロニカは聖地ラムダで待っているはずだというセーニャの推測に、何の疑問持つ事無くラムダに向かった。ベロニカは木の近くで寝そべっていたが様子がおかしく、何らかのトラブルにでも巻き込まれているのだろうと思いきや、実は大樹崩壊の際に自分の命を犠牲にして勇者一味を助けていたという事だった。どうせ嘘だろと思いながらストーリーを進めると、セーニャが髪を切り、ベロニカのスキルを継承するに至り、ガチ死にだと判明する。
えー……。それはないでしょう(八男って)。メインキャラが死ぬのはドラクエ史上初の事である。カミュの妹に死ねよと言ったのは、言っていないが、メインキャラではないからだ。キーファは離脱したに過ぎない。3の商人も離脱である。賢者の生まれ変わりの双子という点で、察しの良い読者(何を読んだのか)は「あ、これ片割れ死ぬな」と気付いたのか?それとも「死ぬ時も一緒ですよね」という会話があった時に気付くものなのか?
ドラクエではそんな事はないと思っていたから衝撃だった。だって仲間死んだら笑えないんだよ、その後。ぱふぱふしてもらっててても「仲間が死んだのになぁ」と思うよ。村人なども山ほど死んでるけれども、メインキャラは別だ。死ぬにしてもグレイグだと思っていた。最初から死ぬと思っていた。「グレイグが仲間に加わった!」「死ねやグレイグー!」になると思っていた*1。パネルを10枚解放すると称号が得られる。セーニャやベロニカにその称号はなかったように思われる。少なくともセーニャはベロニカ離脱後随分解放したが、それでも称号がない。本当に称号がないのかどうか今のところよくわからないが、仮にそうであれば、怪しさはあったと言える。
メインキャラが死ぬという事はどういう事か?今後別の作品にゲストとして出た場合、ベロニカは亡霊になってしまうのである。そして他のキャラクターたちの記憶はどうなっているのか、という疑問が絶えず付きまとう。平和になった後の世界から召喚されたのならば、11のキャラクター達にとってベロニカは亡霊になるし、平和になる前ならば、冒険の最中に異世界に連れて来られたという事になる。FF7のエアリスも他の作品には出ているのだろうが、亡霊だ。足の内側でボールを蹴る事を何というか。ボレーだ。つまらない上間違っているというね。でもずっとボレーはそういう意味だと思っていたし、これからもそう思う。
なんかお腹が痛い。セーニャは合流した時点では賢者のなんたらを継ぐ者みたいな大層な肩書だったのが、姉の死が判明すると「ベロニカの妹」になる辺りも演出なのだろう。賢者がどうたらじゃない、アッシはベロニカの妹なんでさぁと言いたいのだろう。そんな肩書にだけ名前が残るなんてやだなあ。俺は過去形になるなんかごめんだからな。ベロニカは生意気だったけど根はいい子だった、誰よりセーニャの事を気にかけていた。そんな過去形になんかされたくない。現在進行形にして欲しい。あいつはトイレに行っている。うんこをしている。今日も飲んだくれている。女とよろしくやっている。

空を飛ぶ熱いパトスを手に入れる。召喚する際のフルートの音が長いのが面倒臭い。魔王の城のバリアを解除すればいよいよ最終ダンジョンなのだろう。レベルはやはり50を越えそうだが、プレイ時間は30時間とそれほど長くはない。初回プレイの場合今までならもう少し時間がかかっただろう。ただこれは2Dモードだからかも知れない。3Dモードでは移動、戦闘、ローディングなどあらゆる要素で2Dより時間がかかるはずだ。
魔王より冒険の書の方の黒幕が気になって仕方ない。まさかそっちも本編とリンクしてウルノーガでしたーという事にはならないはずだ。本編のボスなど噛ませ犬に過ぎない。元来デスピサロの噛ませ犬だったはずのエスタークが、5以降何故かデスピサロよりも強大な存在として他のシリーズにも登場するようになったのは、稀有な例だと言える。
このところ、9の最終ボスの名前を思い出そうとしている。最初の文字はエだったと思う。天使っぽい名前で、しかし最後がエルという事もない。エマージェンシー。エジェウス。エバンディル。エノケン。エ、エ、エ、エディシオン。出て来ない。竜王、シドー、ゾーマデスピサロミルドラースデスタムーア、オルゴデミーラ、ラプソーン。8まではスラスラ言えるのに9は言えない。300時間超プレイしている。歴代最長だろう。DQ3を5周していても300時間にはならない。エ。エ?エじゃなかったら思い出せない。正解はエルギオスだった。名前からして悪そうじゃん。ギオスは悪だ。

*1:出典:新桃太郎伝説のダイダ王子