ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS 7日目

+40分(5時間)
目的の洞窟(名称不明)に入る。ここも短い。拍子抜けする位短い。何故今作はダンジョンがあっさりなのか?3Dでは別物なのか?ダンジョンはもっと辛いものだったはずだ。今回のボスも通常の戦闘BGMだった。多分そのはずだ。変わっていて気付いていないのだとしたら深刻だ。カンダタを思い出すような、親分と子分3体という構成だった。AI丸投げで戦うと、ターゲットをコロコロ変えるというとんでもなく下手くそな戦い方をしていた。弱い敵から確実に数を減らすのが基本である。バックコスモスサミット16世もその戦法だった。
今回はベロニカの妹もサポートに入った。さすがにおじさんになってくると、幼女の妹は逆に大きいのだろうなと察しがついた。実際そうだった。そして魔力と年齢を吸われて若くなってしまったベロニカは、魔力を取り戻しても若いままだという事もわかっていた。そりゃお前が事前に情報を見ていたからだろうというのは的外れだ。確かに見た事はあるだろうが、深く心に留めていない。だから妹が仲間になる事は意外だった。根拠もなく、妹は戦闘メンバーにはならないと勝手に思っていた。
これで仲間が4人になった。淡々と揃った印象が強い。行き掛かり上一緒になりました。妹を一緒に探してあげたらそのまま仲間になりました。そんなのばかりだ。昔のゲーム以上にあっさりしている。2なんてロトの子孫同士で、仲間になる事が既定路線であるにもかかわらず、苦労して仲間にしたはずだ。ダンジョンもあっさりしているし、仲間になる過程もあっさりしている。そして仲間との会話もあらすじ紹介のようなもので、これまでのような掛け合いがなくなっている。ボイスドラマや台本と、キャラクターを売りにするような特典があるから、これまで以上にキャラの掛け合いが多いと思っていた。3Dモードでは違うのだろうか。今のところ味気ない。

関所の前で唐突にわけのわからぬ生物が現れ、時の流れが全く違うという世界に連れられる。本編とは関係のないやり込み要素らしい。冒険の書の中の世界に入れるようだ。最初に入ったのは1のガライの町だった。BGMはファミコン版でマップは11のドット絵、モンスターはオリジナルと無関係。やや半端な気もするが、BGMだけでなく戦闘終了時の音もファミコン版にしているのは凝っている。ただドット絵からすると、スーパーファミコン版の方が合っている。
音源をオーケストラに変えても変化がない。3Dモードではどうなるのかと思ったが、この世界の教会には3Dモードに変えるという項目がない。この要素では強制2Dモードという事なのだろう。過去のドラクエの世界が3Dになっていると思ってテンションが上がった。さすがにそこまではしていないらしい。仮に過去の魔王が出て来るとしても、この世界ではドット絵のままという事か?さすがに魔王が出るなら3Dモードでも戦えるようになっているとは思う。他の作品では散々出ているのだから、ナンバリングで出さないとは思えない。
半端な形とはいえ、過去作品の世界に行けるのは面白い。気になるのは普通にプレイしていて、過去の世界に行ける合言葉が手に入るのかどうかだ。9のトラウマが残っている。頼むからそのソフトだけで完結して貰いたい。他のユーザーと通信しなければならないとか、期間限定のダウンロードをしなければならないとか、そういった事がないように願う。
念のため3Dモードでこの世界に行ってみる事にした。だが3Dモードに切り替えても、プレイできるのは旅の扉を使った直後からだった。これではホムラの里関連のイベントを、まるごとやり直さなければならない。仲間が増えたらそこが切り替えポイントになりそうなものだ。どこで切り替えポイントが作られるのかも、プレイ中にはわからない。毎回切り替えて作られたかどうか確かめるしかないのか、もっと手軽に知る方法があるのか。どうもこの辺りは不便だ。3DS版なら、もっと簡単な切り替えが可能だったのではないだろうか。久々にプレイすると2Dと3Dのあまりの違いに驚く。全く違った感覚でプレイする事になりそうだ。いつの事になるのか。クリアに40時間程度はかかるだろう。