零 ~眞紅の蝶~ 12日目

+1時間40分
ゲームをする気力が沸かないと思っていたが、このゲームに関しては積極的にプレイしている。結局ゲーム次第という事か。
屋敷内に隠れている子供を見つけていく。一瞬で消えるわけでもないのに、撮影に失敗した。浮遊霊撮影は失敗してリセットの繰り返しになりそうだ。PS2でもそうだったのだから、このゲームはもっと酷くなる。途中で投げる可能性も高い。
一通り見つけると戦闘になると思われる。セーブポイントへ行くには、戦闘場所である囲炉裏の間を抜けなければならない。やはりセーブはできず、そのまま子供どもとの戦闘になった。思っていた通り全く戦いにならない。怨霊の場所を示すフィラメントが前後左右ほぼ全てで点灯している。どう戦えっつうんじゃい。繭はいい囮になるとはいえ、3人もいるとあまり使えない。
まずは強力なフィルムや強化レンズを使って数を減らす事にした。子供とはここでしか戦わない。他に機会がないからか、3人中2人もパワーアップした。面倒臭いこのシステム。一度の戦闘に2人もなるな。近頃の怨霊はマナーがない。思っているほど回復アイテムを使わされる事なく勝った。やり直す程ではない。どうせ最終ボスは触れられたら即死でアイテムは鏡石以外関係ない。飛び道具は大したダメージではない。

残る風車は桐生家と墓地にある。桐生家には入れないだろうから墓地を目指す事にしたが、村の入り口付近は近づけなくなっていた。まずは朽木で繭を置いてから行動しろという事らしい。割と行動の順番がしっかり決められている。このゲームの場合空いていたはずの扉が閉まっていても怨霊のせいにできるが、他のゲームではそういうわけにはいかないだろう。怨霊とは便利なものだ。
朽木に入るためには神社へ行かなければならず、神社の中と外に出た時に宮司が出現する。アイテムをしこたま使わされる。それほど強い相手ではないはずだが、単純に掴みかかって来る敵以外はこのゲームでは戦いにくい。ワープされるとリモコンでは追跡しづらい。
繭を置いて墓地に向かう。墓地では首が折れた女が出現する。一度強化版を倒しているからもう変身しないのかと思えば、結局変身する。渡り廊下と違って逃げ場所があるから、それほど苦戦はしない。この霊はワープしないようだ。

桐生家に入る。ここでは関係のない扉は開かないようになっているから、迷わず風車を見つける事ができた。この親切心を立花家でも発揮して欲しかった。意外と桐生家の方が親切らしい。双子との戦闘になる。パワーアップはしなかった。ランダムなのか固定なのか。本当に面倒臭い。当主も楔も紗重もパワーアップするのか。やめとき。
風車を全て見つけ朽木に戻る。風車のパズルは意味がわかった試しがない。正解がわからないから解きようもない。手数が六手では、デタラメに押して正解になる可能性も低く、結局攻略サイトに頼った。ほんとにわからん。正解の形を見てもわかるようでわからん。
また繭と行動する事になる。神社の前で都合よく繭はさらわれ、神社でただ一人残された澪は、神社の裏から一人で逃げる。散々怨霊を倒しておきながら、今更恐怖におののいて一人で逃げるとは考えにくい。振り返るなという樹月の言葉を思い出しながらも振り返ると紗重が現れる。結局このルートでは澪も助からないのだったかと思っていると、現実に一人だけ帰って来て終了した。意外と覚えていない。この結末の場合、また似たような境遇の双子を待つ事になるのだろうか。なかなかいないよそんなん。

やり直して黒澤邸へ。その前に立花家で鏡石を回収しようとしたが、屋敷には入れなかった。玄関も裏口も閉ざされている。桐生家からでないと入れないのだろうか。桐生家の人形の間の鏡石もまだ取っていないが、結局取らずに黒澤邸へ行く事にした。最終戦まで鏡石がないかも知れない。そこは開発者の良心に期待する。初心者ならば、手に入れて来た鏡石を悉く使ってストックがないかも知れない。その状態で触れたら即死の最終ボスと戦わせるだろうか。大丈夫だ。必ず最終戦の前に鏡石が手に入る。
裏口から入る。玄関が空いているかどうか確かめてもいない。裏口からの方が近いという事もあるが、何となく霊が出そうで嫌なのかも知れない。10年以上前に初めて紅い蝶をプレイした時も、多分同じ事をしたと思う。地下に行くと忌人が待ち受けていた。しかも2体。操作性の悪いこのゲームで複数の霊を相手にするのは厳しい。
射影機の基本性能は限界まで鍛えたが、変化を感じない。ゲームが進むほど霊の体力が増えて戦いが長引く。ここまで進んだプレイヤーは、フェイタルフレームを狙えるくらいに成長していると想定しているのだろうか。見くびって貰っては困る。まだシャッターチャンスになり次第チマチマ撮る事しかできない。4作をやり込んでコレだ。全部リモコンのせいという事にしておく。

繭は八重の霊と一種にスイッチを踏み、澪は紗重の霊と一緒にスイッチを踏んで屋敷に入る。10年近く前のプレイ日記にも書いてあったが、双子の霊が揃ってるんだから霊だけで何とかしろよ。肉体がないとダメなのか。
八重の霊というのは何なのだろうか。八重は宗像良蔵だかと一緒に村を出て、別の場所で子も産んでいる。全く別件の悪霊に殺された上、怨霊になっていなかったか。同じ人間の霊が複数存在しても別に問題ないとは思うが、個人的には霊を残留思念と魂とで分けて考えたい。魂は一人一つしかなく、残留思念は複数存在し得るというイメージを持っている。村に現れる紗重は魂だと思っている。一方八重はその後も生きていた以上、村に現れる八重の霊は全て残留思念のはずである。魂と残留思念では何となくバランスが悪い。残留思念というのはただの思念に過ぎず、そこには意志も感情もないと考える。ただ深紅によって怨霊から普通の魂となり、村に戻って来たとも考えられる。第一作が第二作より後の出来事かどうかがわからないから何とも言えない。
気が進まない当主との戦いをおっぱじめる。攻撃は大して激しくないが、体力が多すぎて全然減らせない。長期戦の末やっと倒したかと思ったら、パワーアップした上宮司を二人呼び寄せた。全然呼ばないからミッションモードと本編の記憶を混同していたのかと一瞬は安堵した。