ドンキーコングリターンズ 16日目

+40分

9-1を10分でクリア。前回と合わせて30分かかった。昨日越えられなかった箇所を越えても更にコースが続いて絶望した。だがエリア9はこのコースのみで、クリアするとミラーモードが追加された。体力は1しかなく、ディディーコングも連れて歩けないのだという。肝心の中身はコースを左右反転しただけだった。

KONGパネルを集めると良い事があるかもという古い伝説に従って集めて来た。その結果がミラーモード追加。技術的に左右反転するのが難しいのかどうかは知らないが、スーパーマリオブラザーズ以来、アクションゲームは左から右に進むという伝統があり、このゲームとてそれは例外ではなかった。それを逆にすると当然ながら気持ち悪いし、体力が1になるといった制約抜きにしても難しく感じるだろう。だがそれは決して気持ちの良い難しさではない。

コース一覧やマップ画面では、各コースでKONGパネル、パズルピース、タイムアタックといったそれぞれの要素をクリアしたかどうかが一目でわかるようになっている。ミラーモードが追加された事により、全コースに空白の○が追加された。がんばった結果、余計にゴールが遠のいた感じだ。しかも全くやる気にならない。蛇足だと感じた。やり込めばやり込むほど難しくするのではなく、簡単にしたって良いだろう。良い例は浮かばないが、より強力なキャラクターで遊べるようになるなどでもいい。「零」シリーズはそうだった。困難な条件を達成すると強力な装備などが手に入り、やりたい放題できた。

パズルピースを少し集める。やはりこれも少し形の違う3周目でしかない。パズルピース集めが3周目、タイムアタックで4周目、ミラーモードで5周目、初心に帰って普通に6周目とやれば50時間は軽く楽しめるだろう。だがもはや猛烈な飽きが来て、これ以上プレイするのは不可能だ。

ミラーモードという落ちはともかく、隠しコースは存分に歯ごたえのある内容だった。全体的に難度も高い。Wiiの時代になってまだこんなゲームを出している事に驚いた。このゲームに限った事なのか、意外とマリオも難しいままなのか。

Wiiのメモリに入っているドラキュラ伝説ReBirthを15分程度プレイする。ゲームの内容が悪くなくても、やっていて何も楽しくない。物事に対する気力が失せつつある人間を、一時とはいえ楽しませたこのゲームは偉大だったのかも知れない。