FINAL FANTASY III 33日目

+30分
忍者のステータスを通常値に戻した後、暗闇の雲に挑む。手裏剣に回数制限などはなく、ひたすら手裏剣を投げて終わった。いかずちはダメージの幅が大きく、1700くらいダメージを受ける事もあれば、700程度で済む事もあった。波動砲は1800。同じターンにいかずちと波動砲が来ると、有無を言わさず殺される。行動は概ねこちらの方が早い。一度一人が殺されたものの、それ以外は特に危ない場面はなかった。一度でも先制攻撃を食らっていれば全滅していた可能性はある。HPは10万〜11万。四天王より数万程度多いかも知れないと思っていたが、そんな事もなかった。
クリア後にセーブできる事もあり、暗闇の雲も経験値を持っていた。敵の経験値が0=最終ボスという感覚の古代人にとっては、やや違和感のある仕様だ。死んでいたルーネスが一位から四位に一気に落ちた。ボスの経験値がかなり多い。クリアを繰り返していくだけでも、どんどんレベルが上がっていきそうだ。もっとも、普通にレベル上げをした方が格段に効率的だろう。
クリアしても特に変化はなさそうだ。モグネット関連はどうにもならない。ワイヤレス通信環境を整えれば進められそうだが、そこまでの興味がない。おまけのボスは鉄巨人である。何故鉄巨人なのだろう。何らかの謂れはあるのだろう。オリジナル版FF1だか何かに出てくる、当時としては珍しいレアモンスターだったとは思う。しかしそのチョイスは渋すぎる。もっとも他の作品のボスを出すのは世界観を壊す恐れがある。一番の理想はその作品に由来するオリジナルの敵だが、それもまた、ストーリーに矛盾を来す恐れもある。設定上死んでいるはずのキャラクターが、おまけのために甦るのも問題があるし、設定上は最終ボスの方が強いにもかかわらず、戦う時期が後だからと言って、最終ボスより強い場合もある。
ファミコン版はたまねぎ剣士を鍛えるという暇つぶしがあるものの、DS版ではそれができないか、無駄に手間がかかる。ここで完全に終わるしかない。クリアまでに2年半かかった。