零 〜月蝕の仮面〜 2日目

+45分

序章で操作した人物が霊に襲われ、本編に突入。主人公を操作していくことになる。第一作と同じパターンだ。主人公の服は胸元が開きすぎだ。零の伝統なのだろうか。皆似た服だ。今回もクリア後には衣装を替えられるのだろうが、Wiiはどこまで攻められるのか。ラストストーリーでは男用にしか見えないとはいえ下着姿になったから、全くお色気がアウトということではない。一応期待しておこう。

やはり例によって、あるいは霊によって、様々な人物のメモが進路に従って順番に落とされている。ミステリーツアーはこんな感じなんじゃないかと思う。多くの扉が開かない。霊が反対側から頑張っているか、あるいは鍵がかかっていて入れない。順番が完全に決められているという意味では、これもツアーのようだ。バールのようなもので破壊していきたくなる。

食堂でアイテムを拾おうとすると、霊の手に腕を掴まれる。全く想像していた通りの展開で、掴まれても特に何も起こらなかった。掴まれること自体がイベントなのだろうが、多分ダメージもなく、アイテムさえない。ダミーらしい。さすがに今後も掴まれるだけということはないだろう。「何かが起こったとしても掴まれるだけだろう」と安心しているタイミングで別のことをしてきそうだ。

浮遊霊がどんどん現れるが、階段の先などに出てきた場合はほとんど撮影を失敗してしまう。リモコンを傾けるという操作がまだ身に付いていない。また浮遊霊のコンプリートを目指すことになるのだろうか。二刀流の操作は最後まで慣れそうにない。

子供に誘導されるがまま辿り着いた部屋で、その子供との戦闘になる。零において子供の霊は強敵が多い。今回も例外ではなかった。ただしそれは霊が強いというより、操作がしづらいからだ。

今までと大して違わないと思っていたが、移動が極めて不便だ。今まではどの方向にも動けた。今回は前進と後退という概念があり、後退は移動速度が遅く感じる。真横への移動は手間がかかり直感的ではない。零での戦闘は、基本的にどこから現れるかわからない霊から逃げ回りながら、適切な距離を開けてカメラを構えて待ち受ける事になる。前進後退という移動ではそれがやりづらく、ワープを繰り返し近付いてくるだけの霊にさえ苦戦する。

雑魚であろう敵にさえ鏡石を使わされる。何だかんだ言って零の戦闘は慣れている。3作プレイして全てのミッションモードをクリアしている。今更新作だからといって序盤で苦戦するはずがない。苦戦するとすれば操作方法が変わってしまったからだ。操作だけでなく移動の仕様もだ。

子供を倒してセーブポイントに向かう途中、別の霊が出現。ストーリーの必然性は感じられず、もしかしたら雑魚なのかも知れない。この霊もワープして近付いてくるというだけの行動パターンだったが、子供以上に苦戦する。狭い廊下で壁をすり抜けてやって来られては対処できない。PS2時代ならそれほど苦戦はしなかっただろう。近付いてくる時にしゃがんだり視界から消えたりするから楽勝はできないにしても、万葉丸を何回も使わされることはなかったはずだ。

早くも回復アイテムが枯渇している。これは第一作より酷いかも知れない。親切にかなりの量が配置されていたにも拘わらずだ。今回はセーブポイントでアイテムを購入できるようだが、霊を倒した時のポイントが必要となる。ポイントはカメラの強化にも使うから、回復アイテムを買えばいいというものではない。入ると必ず怨霊が出現するような部屋でもあればいいが、それがないなら、ポイントを稼ぐには屋敷中を駆け回って雑魚霊の出現を待たなければならない。そして無傷で勝つ必要がある。回復アイテムを得るために戦って傷つくのは本末転倒だ。