ウィザードリィエンパイア 〜古の女王〜 25日目

+3時間10分

神々の神殿の探索は一旦やめ、100万Gで売られている炎の挑戦状を購入する。名前から新しいダンジョンに行けるようになると推測。しかし買っただけでは変化がない。ファウストと全能者に見せて反応がなければ攻略サイトを見る。

ファウストに見せてみると、戦闘が始まった。倒すとダンジョンへ行けるようになるのかと思ったら、名刺を渡されただけだった。しかもそれはこちらが名刺を渡せば貰えるものだ。炎の挑戦状とは、どうやらNPCと戦うことができるアイテムらしい。炎の意味がわからん。ファウストは図鑑ではゴーストになっていた。実際物理攻撃は効かず、攻撃が易しい割には倒すのに時間がかかった。

新しいダンジョンへ行けると思っていたから少々拍子抜けだが、記憶しているNPC全員に喧嘩をふっかけていくことにした。幸い炎の挑戦状は使っても消えなかった。さすがにそのくらいの良心はあるか。ミルダール城の牢獄にいる兵士は異常に強かった。最終ボスをはるかに凌ぐ攻撃力で、しかも呪文禁止エリアだ。勝てるわけがない。常駐防御呪文を唱えた上で全員防御し、最強の召喚モンスターに任せるくらいしか方法がないんじゃないか。

1階にいる方の兵士はそこそこの強さだった。3階の小男は見かけ通りの雑魚。カシナートにいるマーフィーも雑魚だった。強いとギャップがあって良いとも思ったが、設定上と違うのもおかしな話だ。一度の戦いで6万G落とすようだ。序盤どうにかして100万G貯めて炎の挑戦状を買えば、以後金に困ることはなくなるということか。どうやって100万G貯めるのかは見当も付かない。仲間を登録して装備品を売るというサイクルでは何十時間もかかりそうだ。

ロクゴロウ、妖精食いも大した強さではない。今はそう感じるだけで、初めて会った頃に戦っていれば全く歯が立たないだろう。ただ100万Gで挑戦状を買う余裕がある頃には、さすがに強くは感じないだろう。

このゲームの最終目標となるであろう全能者に挑戦状を叩きつけてみると、他のアイテムを渡した時と同様の反応で、戦いにはならなかった。戦わないのかよ。NPCで一番強いのがあの騎士ということもあるまい。まだ条件を満たしていないだけかも知れない。

神々の神殿にいるNPCとも戦う。モンスターとして出現するビューティと外見の見分けがつかず、強さも変化を感じなかった。結局識別しないまま勝った。図鑑を見てみるとカチュアという個人名があったようだ。

ミルダールの夫婦に戦いを挑む。本当に夫婦かどうかは知らない。どちらもそこそこの強さだった。周辺のモンスターよりは格段に強いが、デーモンアディッシュには数段劣る。設定的にも納得のいく強さだ。これでデーモンアディッシュより強いとおかしな事になる。DQ7でオルゴデミーラに負けたはずの神様が異常に強いのも本来はおかしなことだが、修行して強くなりすぎたという身も蓋もない理由が用意されていた。

あと地下4階の魔物を除けば、一通りNPCとは戦ったはずだ。地下5階には血判状を持っているNPCがいたが、ストーリー上で既に戦っている。挑戦状を持ち出す必要がない。

今までスルーしていたマハロールという呪文が、とんでもなく有用であることを知った。ダンジョン内の行ったことのある場所に自由に飛んでいけるのである。座標を数字で指定する事もなく、地図の地点を直接指定できる。覚えてから随分経つ。今回初めて使った。脱出呪文は一度使うと忘れるというのに、この呪文にはそんな制約もない。今まで気に留めなかったのは、脱出さえ制約があるのだから、任意の場所に飛べるはずがないという先入観のためだ。この呪文を使わなかったことで、5,6時間は無駄にしていると思う。もっとかも知れない。ランダムで行ったことのある場所に飛ぶのだと思っていた。

マハロールを駆使して開けていない扉を開けるつもりが、ミルダール地下一階の外側が壁ではないことが発覚。召喚の魔法陣も見つけた。転移以外でどうやって辿り着けるのか。地下6階の牢獄も転移で無理矢理行っていたが、それは隠し扉があることが最近わかった。こちらはまだ隠し扉が見つかっていない。

隠し要素に常に気付くわけではない、というのは相当厄介な仕様だ。全ての壁を調べるわけにもいくまい。だからこそモンクが隠し要素に気付く呪文を覚えるのだろうが、常にその効果を持続させた状態で探索というのもやはり無理がある。基本的に四方が壁というフロアはなく、あまりに壁が多すぎる場合は隠し扉の存在を疑うべきなのか。モンクにはフロア内の岩の数を数えるという呪文もあるから、手間さえ惜しまなければ気付けるようにはなっている。惜しむけど。

最初から使ってきたメイジが病死。当然リセットした。あまりにも急だ。戦闘で死んでも生き返らせる余地があるのに、病死は有無を言わさず消滅する。原因がわからない。死んだ回数が多少多いとはいえ、まだ29歳だ。パラメータの低い人間が50代半ばまで大丈夫だったことを考えると、あまりにも早すぎる。エルフが早死にというのも解せない。

よくよくパラメータを見てみると、相性の関係で生命力が5にまで落ちていた。異常なほど下がっている。性格が一人だけ悪になってしまったために、善と中立のみのパーティでは著しく居心地が悪いらしい。善人に囲まれて死ぬほど萎縮する悪人というのはどうなのか。善悪は友好的な敵に対して戦いを挑むかどうかという要素で決定される。ボタンを連打していると戦いになってしまうことが多く、悪に傾きやすい。

ミルダール地下4階は門の鍵では開かなかった。地下7階にも開いていない扉がある。扉を調べる前に、試しに最終ボスの場所へ行ってみる。倒す前と何も変わらず戦闘になった。どうせ勝てないだろうと思いきや、さほど苦戦することなく勝った。実感はないものの、一応は成長しているようだ。そしてまさかのエンディング。スキップも不可能。そこはスキップさせてくれよ。1回戦ってんだから。

奥の扉は門の鍵で開いた。魔法陣があり、そこにはアディッシュがいた。いや、玉座に座ってますやん。何故二人いるのか。アルカードと同じLv.6で、召喚費用は99999G。嫌な予感がする。Lv.7はいないのか。王女に報告しても称号は増えていない。とするとLv.7はちゃんと存在するらしい。99999Gの上があるのかないのか。強いなら100万Gでも構わない。

ロクゴロウから奪い取ったよくわからないアイテムは、ミルダール地下4階にいる魔物に渡すのではないかと考えた。その考えは的中し、生皮と交換する。デビリッシュ作成に関するヒントらしきものを貰ったが、内蔵の詰め合わせの手に入れ方などわからないし、「あのお方」も誰のことなのかわからない。魔界の夫婦に渡すも効果なし。あのお方って阿笠博士け?

マハロールがあればダンジョン中駆け回るのも造作もないことだ。生皮は地下2階のロンメルに渡すと、引き替えに最強勲章を受け取った。ファウスト老に渡してくれと言われたから渡しに行くと、受け取りを拒否される。地下3階の訓練場にいるファウストに渡すと反応があった。こうやって次々イベントが進行していくのは快感だ。しかしファウストが渡してきたのは「炎の挑戦状」だった。持っとるがな。ていうか最初から売っとるがな。振り出しに戻るのかよ。何なんだ。炎の挑戦状が50万Gで売れるならともかく、どうせ売れないんだろ。意味ね〜〜〜〜〜。すげえ肩透かしだ。どこかでルートを間違えたのか、ロクゴロウから始まるわらしべ長者は、炎の挑戦状がゴールなのか。臓器の詰め合わせって何よ。

アディッシュを召喚してロンメルに挑むと、一人死んだものの割とあっさり勝った。そして手に入るのは最強勲章。いらないです……。