THE LAST STORY 9日目

+2時間40分
騎士の試練。最初は「守」の試練で、子供を矢から守りながら移動し、移動させた後でアーチャーを倒すというもの。ガンガン攻撃を食らいながら子供を連れて行った。気ままに動く子供を守りながら敵から逃げ回るのかと思ったが、エルザが子供を担いで一体化。特に子供を守る必要はなかった。アークザラッド最終作の忌まわしい体験を再びすることはなかった。非常に有り難い。
次は「力」の試練で、一人で敵を殲滅する。以前どっかの島でやった戦いと基本は同じで、距離を開けながら一体ずつ倒せば問題はなかった。後半は集団を相手にすることになったが、適当にやってたら勝てた。
守と力と来れば、あとは知力、勇気、信頼辺りだろうか。3番目は知力だった。非常に嫌な予感がしたが、内容は特に知力は必要とするものではなかった。というより何を問いたかったのかわからない。石化した兵隊の中から一体選んで仲間にして、仲間を殺すことなく敵を殺すらしいが、魔法でしかダメージを与えられない敵以外は一人でも倒せそうだった。如何にも面倒臭そうな内容のイベントの割に簡単で非常に助かる。こういうところで詰まりたくない。
次は「仁」。指揮官としての資質を問われるような内容らしかった。敵味方ともにレベルが60と非常に高く、味方を支援して敵を倒せということらしい。自分も戦いに参戦できるが、相手のレベルが高すぎてまともには倒せない。しかし味方のレベルも高いわけだ。適当に逃げ回っていたら、頼れる仲間が勝手に処理してくれた。何だこれは。
最後は「勇気」。自分のコピーかトリスタとの一騎打ちと相場は決まっている。答えはトリスタとの一騎打ちだった。このゲームで一騎打ちというのは珍しい。多分一対一を想定したゲームではないのだろう。実際トリスタはあまり自分からは攻めてこないし、ガードがものすごく固いわけでもない。とはいえ今まで勢いでやって来た分、それなりには苦戦した。長期戦の末何とか倒す。4回倒されたから危なかった。
トリスタとの戦闘後、ジルに毒を盛られた状態でオーガと戦闘になった。有無を言わさず30秒経過でゲームオーバーになる。いきなり酷い戦闘だ。防御しても吹き飛ばされ、大きなタイムロスになってしまう。新たに覚えたスキルで簡単に勝てるのかも知れないが、結局力押しで無理矢理勝った。倒した直後に30秒経過で倒れたが、相手が先に倒れたからかギリギリクリア扱いになった。さっきから意地の悪いイベントばかりだが、程々の回数でクリアできる程度の設定で助かっている。もうちょっと意地が悪いだけでもかなり印象が悪くなる。

騎士の試練を終えると、またグルグ族に城が襲撃される。敵がどんどん強くなり、またわけのわからん内に気絶してしまう。それでもゲームオーバーになることはなく、何とか突破した。敵の数も戦闘回数もそれほど多くはなかった。特定のタイミングでガードすると反撃するらしいが、そんなタイミング全然わからない。チュートリアルっつーのは、やっぱり練習できて初めて意味を成すのではないだろうか?セピアの動画を見せられてもわからん。
途中でクォークが如何にも意味ありげに別行動を取り始めた。とうとう死亡フラグの回収に来るのかと思ったら、トリスタを殺すという予想外の展開が起こった。まだストーリー上はわからないとはいえ、さすがに察しは付く。ジルはただの小悪党だろう。いや思いっ切りエルザを暗殺しようとしていたが、城の秘密に近付いた者を殺すような甲斐性はあるまい。
暗殺の濡れ衣を着せられ、またしても投獄される。島を動かす救世主だったはずだが、伯爵などの反応はわからずじまい。ジルの通報で投獄というのも前回と同じパターンで、ややストーリー展開が雑に感じられる。ほんの少し前に将軍から騎士の試練を受けた人間が、何のために殺すかね?

カナンに救われ、図書館への移動までに警備の騎士を撃って気絶させていくイベントが発生。この手のイベントも、他のゲームだと何回もやり直しさせられる非常に嫌なものになりがちだが、このゲームでは弓で撃てば眠らせることもでき、どうやら起き上がることもないらしい。つまり撃てば良いだけで非常に簡単だった。ストレスの溜まるミニゲームなんかいらない派としては、このくらいの難易度が一番いい。
酒場に戻り、一向で暗殺の真犯人を捜す事になった。今となっては怪しさ爆発のクォークが、ジルが持っているであろう暗殺の証拠品を探すことを提案する。随分とまた古典的な手法だな。ゴッドハンド*1なんでしょ?ついこの間世界名作劇場で見たぞ。世界名作劇場で何回使われたかわからんね。最低でも名犬ラッシーとあと1つでは見た。赤毛のアンか?小公女セーラ辺りにも如何にもありそうだ。
クォークの動機はあくまでも出世欲であって欲しい。昔からエルザが特別な存在であることを知っていて、アルガナンの力を手にするためとか、あるいは滅ぼすためとか、そういう壮大な理由ではあって欲しくない。トリスタを殺したのも、伯爵の指示か取り入るためであるべきだ。最初から目的があったのなら確信犯に過ぎない。出世欲の方が人間くさい。これでジルが普通に犯人だったらびっくりだ。
ゲーム上の都合を考えると、クォークが今更途中で離脱するとは考えにくい。そこがクォーク犯人説のネックではある。ただ一番つまらんのが魔物に取り憑かれていたとかいう展開だからね。それはやめてね。

証拠探しにジルの部屋へ行くまでに、また潜入ミッションがあった。しかも今回は睡眠させる手段もない。見つかった瞬間ゲームオーバーとなり、長いロードを経てまたやらされる。解せないのは、こんな状況ですら中断データのロードという手順を経ることだ。普通に見つかる前に戻してくれればいいんじゃないか?何故ロードする必要があるのか。カナンを連れて兵から逃げる時はわざわざロードしなかっただろうに。
厄介そうなミッションだったが、兵士の数は少なく、少々のことでは見つからないようで、2,3回目にはクリアした。案の定ジルの部屋の机の上には堂々と刺した剣が置かれてあり、グルグ族との手紙まで見つかった。部屋を出る時に置いたままにしておくかね?掃除くらい入るよな?ドアノブに掃除しないでのフダをかけてたの?
今度はジルが投獄された。これでリタイアとは思えないが、しばらくは出てこないかも知れない。伯爵との共謀かクォークの独断かはわからないが、伯爵の部屋の前にいる騎士を不自然に遠ざけたことを考えると、共謀したと考えるのが妥当か。

グルグ本拠地に乗り込む。かなり激しい戦闘になることを覚悟していたが、兵士は一人も現れず、騎士がグルグの民間人から掠奪するのを見てエルザが憂鬱になる、という話を見せられる。何この突然の戦争批判。敵はオーガが出てきただけで、あっさり陥落した。肩透かしだが、面倒な戦闘がなかったのは幸いだ。もっとも後でとんでもない戦いに発展しそうではある。最後まで激しい戦闘がなければ非常に斬新だが、ゲームだし……。話し合いや全面降伏で解決したらあかんよな基本的に。
イベント後、どこに進んで良いのかよくわからなくなった。闘技場にシーズン2が増えていた。シーズン1から想像して簡単なものだと思いきや、いきなり難易度が跳ね上がった。レベルがこちらよりも高いとやはり苦戦する。おまけに2人しか仲間がいない。その仲間もエルザより10〜20低い。ジャッカルなど戦闘に参加する機会が少なく、未だにレベル12だった。闘技場に勝ち抜くにつれレベルが大幅に上がり、あっという間に二人とも35前後になった。この極端なレベルの上がり方は良いことだ。レベル差が開きづらい。
更に全く関係ないであろう、ロッタのサブイベントに挑戦する。ぎくしゃくしているクォークが普通にパーティにいると、違和感がすごい。かなり前から行けるミッションだから敵は弱いものの、やたらと時間がかかった。軽くホラータッチで、この先いつかプレイする零の事を思わずにはいられない。今更サブイベントをしても気分が盛り上がらない。本編を進めて、行き詰まったらサブイベントに手を出すという方が良いだろう。

*1:他人の鞄などに盗品を仕込む