風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 16日目

+1時間30分

かぐや御陵

また5,6階でボス戦になった。……え、誰だったっけ?アスカか?2,3ターンで決着が付いた。その後は延々とシレンシアターであった。忍者龍剣伝でいうと鬼面夜叉を倒した辺りか。もう何がしたいのかわからんぜ。

黄泉比良坂

デスマスクで間に合ってます。何とここではシレンは無敵!無敵のくせに経験値は入る。レベルも上がる。かなり経験値を稼げるのではないだろうか。だがそれ以上に面倒臭い。さっさと降りる。で、こういうダンジョンに限って何故か10階近くある。無敵なのに。公式チートのようなものだ。何が面白いのだか。まともにやろうという気がどんどん失せているから、無敵なのはむしろ有り難い。

しかしここまで来ると、本当にもうぼくの考えたストーリーを見てって頂戴泣いて頂戴という態度にしか感じられない。小説で間に合ったんじゃないっすかねェ……。無駄に壮大なのってノベル化でありがちじゃん。

無敵状態はボスと戦う寸前まで続いた。ボスはまた徐福。すぐ終わった。マジでよ、何がしてえんだこのゲーム。ボスは本当の意味でクソだし、ダンジョンは探索させる気がないし。ボスを倒すと再び長いシレンシアター。RPGになったのかと思ったら、ムービーゲーだった。シレンでムービーゲーという発想はなかった。これが新時代のシレンか。恐れ入った。

長いお話が終わると、ついに終わりが近づいてきたようだ。薄々わかっていたが、本当に長いダンジョンというものはなかったらしい。シレンの良いところを除外し、どうでもいい要素だけを抽出してぐつぐつ煮込んでしまったようだ。ラストダンジョンに当たるのは黄泉比良坂のようだ。クリアすれば地上に戻れるのだろうか?

これで最終ボスまで弱いと正真正銘のクソゲーになる。ここはもう、ちょっとくらいクソでもいいから、強くないとお話にならない。シレンが強いボスと戦うゲームだとは全く思わないが、ダンジョンに期待できないのだから仕方ない。

黄泉御殿

いきなりボス戦かと思いきや、普通にダンジョンがあった。あるのかよ。ラストダンジョンでどんどんレベルが上がるのは気持ち良いが、シレンの楽しみ方では絶対にない。前作のダイレップウに相当する冥王という敵は極めて鬱陶しい。壁の中で狙われると、アホのAIは棒立ちして殴られ続ける。回避するには全員を操作して移動させなければならないが、その間何十発攻撃を食らうかわからない。システムと敵の能力の相性を考えたらどうなのか。手強いんじゃなくて鬱陶しいだけだ。3人というのが酷い。何故3人だ?センセーとアスカはせめて交代制にして、最悪でも2人に留めておくべきだった。

黄泉比良坂をクリアしても地上には戻れなかった。ずっと黄泉にいろというのか。普通移動する前に「二度と戻れないかも知れない」といったメッセージを表示しそうなものだ。何の告知もなく、クリアするまで竜脈が使えなくなったということか?落ちているおにぎりが悉くくさったおにぎりなのは、黄泉だからとでも言いたいのか。そういう細かいところはいいから、もっと大事なところを考えて欲しい。