最果てへの道41回目（211回目）
＋４２分
10階で中断する。象牙の剣と盾を拾い、さらに様々な盾を嫌というほど拾った。これを全て合成できればかなり心強いが、合成を成功させるには大量のおにぎりと運の良さが必須となる。奇跡的な運の良さに恵まれて合成に成功したとしても、今度はもっと大量のおにぎりが必要で、それに成功しても尚99階に到達できる可能性は０に等しい。
未識別の壷に象牙の盾を投入したが、変化の壷だった。だがこれは仕方のない犠牲だ。合成の壷を無駄遣いするわけにはいかない。９階は珍しく透視の土偶が効いていた。しかしマゼルンは１回しか出現せず、せっかくのチャンスが台無しになった。盾を持ち歩いている状況ではおにぎりの量産も覚束ない。また慙ない結果に終わりそうだ。
少し前からアイテムの価格表などをノートに書き写していたが、今は最終段階と言えるモンスターの出現テーブルを書き写している。これを全て書き写すと、最果てへの道に関する主要な情報は出揃うことになる。本当を言えば、毎回出現済のアイテムをまとめ、より正確にアイテムを識別できるようにすべきだが、それはあまりにも面倒臭い。
11階まで進める。マゼルンが全く出ない。おにぎりの量産もうまくいかない。運任せだわ、作業だわ……。やっぱねえ、テーブルマウンテン最強ですよ。絶妙だもんあれが。これは難しいっつうかねえ、なんかそもそもクリアさせねーよという感じがするね。実際上級者がどの程度の確率でクリアできるのかは知らないが。１００％はあり得ないとしても、半々で行けたりするのだろうか。
ローグライクは麻雀に近いと思う。一方的に与えられる牌をやりくりしてアガるわけだ。プロであろうと毎回役満でアガるのは不可能で、ただ素人に比べ勝つ確率が高いだけの話だ。極めて安全に打ったとしても、テンパイにすらなれなくても不思議ではない。では最果てのクリアは国士無双級に難しいのか、せいぜいメンタンピ……知らないのに無理をするのはよそう。いやメンタンピンくらいわかるわ。面前タンヤオピンフだろうが。知ってるわ。ボケ。なめんな。一人で会話しています。
