ドラキュラ伝説 ReBirth 7日目

+1時間10分
正直言って、甘く見ていた。ハードモードは残機9であっさりクリアして、このゲームは終わりにしようと考えていた。しかしハードモードはこれまでの経験が何の役にも立たなかった。いくらハードモードといえど、基本的にはノーマルと敵もステージも同じだ。ステージ3からは地形も少々変わるとはいえ、あくまでもノーマルを変化させたものである。このゲームが難しいのは回復手段の少なさと残機の少なさによる。だからノーマルをクリアした上残機が9なら楽勝だと考えたわけだ。
しかしステージ3になると、最初のコンテニュー地点にすらなかなか到達しない。見た目はほぼ同じでも、中身は全くと言っていいほど違う。ノーマルでは死ぬ度少しずつ先へ進めるようになっていたのに対し、今回はちっとも先には進めない。それどころか一度中ボスまで辿り着いた後にしばらく停滞した。こんな現象はノーマルの頃にはなかった。段違いの難易度だと言える。残機が9でもちっとも足りない。ノーマルを残機3でクリアした経験があってこのざまなのだから、最低でも3倍以上の難しさだ。3倍どころではない。ロックマン9の通常とスーパーヒーローモードの差より大きい。
レッドスケルトンの復活が早くなっているのも、最初は「まあこのくらいの変化はあるだろうな」と考えていたが、進めば進むほどこの復活の早さが厄介になってくる。さらに段差を乗り越えられなかったレッドスケルトンが、この難易度からジャンプするようになった。段差があろうと執拗に追ってくるわけである。空気も同然だった敵が恐ろしく凶悪になった。このゲームは無限に沸く敵を除いては、少しずつ倒していくのが定石だが、敵が不死身となるとこの戦法は全く通用しない。如何ともしがたい。クリアまでどのくらいの時間がかかるのかというより、いつまでギブアップせずに耐えられるか、という問題になってきた。