カードマスター リムサリアの封印 2日目

+15分

起動して放置しているとプロローグが始まった。ナンタラ島のナンタラ王国のナンタラという魔導師がナントーカ国王を殺害し国を乗っ取った……というようなあらすじを固有名詞だらけで長々説明されたが、つまるところ非常にオーソドックスな西洋風ファンタジーの内容だった。

主人公はカードマスターだった父親の後を継いだ少年である。父親は友の裏切りによって死に追いやられたという。カードマスターというのが何なのか知らんが、たぶん世界に一人しかいないのだろう。一人しかいない特殊な力を持った主人公、国を乗っ取った魔術師、10年前に行方不明になった王女……。ザ・王道。いや、ジ・王道。もはや天晴れとしか言い様がないほどありきたりだが、難解な設定や独自の世界観でも理解が面倒なので、このくらいで丁度いい。

オープニングイベントらしきものは特になく、いきなりゲームが始まった。装備を適当に整え街を出ようとすると、イベントが発生。ダンジョンに行って魔物を封印してくれという依頼を受ける。依頼者は主人公の父親を死に追いやった人物の息子アレン(仮)で、アレンが連れてきたティーファと行動を共にすることになった。もちろん、ティーファは行方不明になった王女の一人である。どちらも推測だが。

早速ダンジョンに入る。ダンジョンの移動が遅い。もさもさしている。通路が長い上にマップがスクロールできないため、案外迷うかも知れない。主人公は最初からHPが3ケタで、防具をほとんど装備していないにも拘わらず敵を楽に倒せる。さらにレベルがどんどん上がる。もしかして簡単なのだろうか。それとも序盤だけなのか。

戦闘のテンポは早いとは言えないが、敵が弱くてレベルが上がりやすいのなら問題はない。気になるのは全滅するとどうなるかだ。ただ検証しようにも、敵が弱くて時間がかかる。HPを回復せずにレベルを上げて、丁度良いところでわざとやられるか。