カードマスター リムサリアの封印 7日目

+2時間30分

ビザンツの城

一番高い招魔の護符を大量に購入して城に入る。さすがに最後だけあって敵が強い。カードで150前後のダメージを与えても一発では殲滅できない。それでもカードのおかげでかなり楽になるだろうと思ったが、このゲームはそんなに甘くはなかった。

これもまた開発者の神経を疑わざるを得ない仕様だが、招魔の護符では時折わけのわからぬ魔物が現れ、味方まで攻撃する。敵を攻撃する事もあるものの、通常の魔物よりも与えるダメージは低い。たまになら許容できるが、全然「たま」ではない。むしろ味方を攻撃する魔物の方が多く召喚されるくらいだ。350GPという値段に反して、あまりにも旨みが少なすぎる。なんで一番高いカードが確実性のない、一番使えないものにするのだ?これならば通常のカードの方がずっと使いやすい。他に血のカードという即死攻撃をするカードもあるが、当然成功率は低い。ここに来てカードが使いづらい代物になった。なかなか気持ちよくさせてくれないゲームだ。

通路でアランの部下と戦闘になった。雑魚より弱い。このボスが弱いのではなく雑魚が強すぎるのだ。

通路ゲーだなおい

最終ダンジョンは全マス踏破しようと、レベル上げがてら探索する。地下道は大型モンスターと違って小型モンスターが多く、つまり同時出現数も多い。こういう時こそ招魔の護符だと使ってみても、やはり糞モンスターしか出てこない。もう駄目だ。手持ちのカードを使い切ったら二度と買わない。
地下道を探索していると、通路で突然ガルネールが出現。しかし言動も表情もおかしい。悪の権化が地下の通路に出てくるはずもなく、どう見ても偽者だった。偽者らしくHPはさほど高くなかった。「偽者だったのか……」とでも言う展開になるのかと思いきや、ガルネールはまがまがしく変身した。まさか本物ではなかろうな、という不安に襲われた。

第2形態は全体に100以上のダメージを与える魔法を使ってきた。最終ダンジョンのボスだけあってなかなか手ごわいが、やはりHPが低いおかげで難なく勝てた。そして不安が的中し、どうやらガルネールは本物のようだった。「ボスが通路に立っている」なんてのは「こんなRPGはイヤだ!」に出てきても不思議じゃない要素なのに、このゲームは堂々とそれをしてくるからすごい。門番扱いのボスなら構わないが、相手は事件の首謀者だろ。もっと盛り上がる場所にしてくれんか。何でもない場所で悪の親玉と戦うというシチュエーションも、必ずしも悪いわけではないが、通路に突っ立っている意味がないからダメだ。

結局

その後の雑魚戦で危うく全滅しかけたが、何とか生還。一旦町に戻って装備などを整え、一階の踏破を進める。招魔の護符は全く使えないので、基本戦術を即死攻撃に切り替えた。成功率は決して高いものではないが、ルークスと精霊が使えば敵を一体は殺せることが多い。少なくとも招魔の護符なんぞよりはずっとマシだ。敵と戦っているとどんどんレベルが上がっていく。しかし序盤の頃より上昇値は低く、レベルが1つ上がったところで大して強くはなっていない。

町に戻り装備などを整える。余った金で筋力アップのアイテムを何個か購入。この手のアイテムは1個で数値が1しか増えないものだと思っていたが、2〜3増えている。このゲームは魔法のMP消費量が多すぎるため、基本的には精霊以外は通常攻撃しか使わない。ゆえに足手まといだった魔法使いのティーファも、筋力アップのアイテムを集中的に使っていくことで戦力になっていくだろう。クリアしたらさっさとやめるつもりだったが、パワーアップアイテムが市販されていると強くしたくなる気持ちも沸いて来る。

本気か?

出てくる敵全てと戦いながら、地下道を踏破した。地下道から塔に移動した。塔は10階以上あるものの、さすがに最初のように広大ではなく、一階層が狭い。点在していた最強装備も全て揃った。あとは最終ボスを倒すだけだろう。このまま最終ボスも倒せるだろうが、倒してしまうとせっかくのレベル上げが無駄になる。ひとまず9階くらいまで探索することにした。危険な全体魔法を使ってくるメデューサは一撃で倒せることがわかったため、即死攻撃ではなく武器攻撃で真っ先に倒すようにした。メデューサを、倒した。――――――――――――――――――――――――。

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AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

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ク ソ ゲ ー 確 定 

んーとぉ、もしかしたぁ、必要もないのにレベル上げとかやっちゃうかもー。パワーアップアイテムが安いしー。鍛えに鍛えて雑魚を蹂躙しちゃったりうするかもーなんて

するわけないだろ。アホか。はあ、レベルが5も戻ってー、武器防具も戻ってー、オートマップも消えてー。やり直しの原因が、フリーザですか????

クソゲーには付き合ってらんねえなあ。霧のカードを大量に買って敵から全部逃げてさっさとラスボス倒して終わるか。マイナーだけど悪かねえなと一瞬でも思った自分がバカだった。もうこんなクソゲー知らない。と思ったら金がねえよ!いい加減にしろドハゲが。

手持ちの13枚では全く足りず、普通に逃走するしかなかった。金が少しでも残っていれば簡単に逃げることができただろうに。先程もはるかに短時間で最上階に到達。相変わらずの通路ボスには突然現れたサラとアックスが対応。ティーファとは何ら会話なし。さらに進むとまたもボスが現れ、今度はティーファとアーウィンが離脱。はいはい。最終戦も一対一なわけね。何のための仲間なのかわからんね。今時「ここはオレに任せて先に行け!」を素面で言う奴がいるとは思わなかった。今時じゃないけど。

何にせよ最終戦である。ようやくこのクソゲーともお別れできるかと思うとせいせいする。だがクソゲーというものは往々にして理不尽な難度なのである。頻繁に連続攻撃でHPを300近く減らされる。回復魔法を使う暇もなく死亡。げ〜〜〜むお〜〜〜〜ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。レベル40だったら勝てたかもねえええええええええええええええ。

これはやり直したところで勝てる保証は全くない。レベルを上げろと?1回上げたのに?うんこプログラムのせいでフリーズしたのに?冗談はよしたまえよ。全滅なら仕方ない。ある意味自分のせいと言えなくもない。だがフリーズはプレイヤーに何の責任もない。全面的に開発者、つまりはHAL研究所の責任だ。ゲームを採点する場合、フリーズした時点でそれまでの点数に0を掛けると決めている。つまりこのゲームの総合評価は0点ということになる。

敵に負けるくらいならいいが、間に一回フリーズが挟まるとやる気が全くなくなる。とんでもないことをしてくれたもんだなHAL研究所。少し前まで楽しかったのが嘘みたいだよね。