カードマスター リムサリアの封印

+5分
このゲームもやはり主人公のレベルが最初から高く、40もあった。ダンジョンの荘厳なBGMを聞く限り、どうも終盤のようだ。主人公の装備する盾が「最強の盾」という身も蓋もないものであることからも間違いないだろう。
フィールドでは自由に歩けず、目的とするダンジョン一つにしか行けないようだ。それともダンジョンから別のダンジョンにでも行けるのか。

西洋風RPGの割に、魔法の名前はごつい漢字が並んでいる。「カードマスター」つってんのに。シルフの使う魔法も「旋風壁」だの「雷断撃波」だのとやけに大仰だった。とはいえ漢字の方が効果はわかりやすい。「旋風壁」は恐らく何らかの防御魔法で「雷断撃破」は攻撃魔法だとわかるが、たとえば「トラフーリ」「テトラカーン」は何のこっちゃわからない。

マップがスクロールできない。これはかなり不便だが、真女神転生と違ってダンジョンの構造が複雑ではなさそうなので、さほど問題ではないだろう。ただ構造が単純な3Dダンジョンは、それはそれで辛そうだ。

中古で買った3本のゲームに全て、恐らく終盤まで進んでいるセーブデータがあることに驚いた。意外にゲームプレイヤーは最後までプレイしているのだろうか。それとも3DダンジョンRPGに手を出す層がそうなのか、あるいはただの偶然なのか。自分は基本的にクリアまでプレイしているが、そういうタイプは少数派だと思っていた。特に3DダンジョンRPGは一旦イヤになったら、なかなか再開する気にはなれないだろう。始めるにもかなりの覚悟がいる。2日目がいつ来るかはわからない。