FINAL FANTASY X-2 6日目

+1時間15分

面接

女用の戦闘服を手に入れてルブラン一味のアジトかどこかに乗り込むのが今の目的である。戦闘服は既に手に入れている。戦闘員が見張っているポレッソポンロロ(仮)の入口に行ってみてもイベントが起こらない。何が何だかよくわからない。
まだ砂漠のイベントが全部終わっていないのかと思い、ジョセフ寺院に戻って発掘作業員の登録を行う。これでギップルとのイベントが発生。ギップルと聞くとふんどしの妖精しか連想されない。ともかく砂漠の発掘許可を得られたため砂漠に向かう。すぐに向かったわけではなく、しばらく寺院の周囲を徘徊していた。飛空艇から直接行けるとは思っていなかったからだ。
オアシスで左脳との戦闘に勝利すると、さらに女用の戦闘服を入手した。まさかこれは3回入手イベントがあるということか?前回も今回も、女の戦闘員は1人ではなかったはずだ。アイテム欄を見るとサイズが違うようだった。合うサイズの戦闘服を手に入れるためにわざわざイベントをクリアしなければならないのか。面倒な話だ。許せないのは戦闘員の服をひん剥くシーンがないことだ。FF6にはあったのに何故今回は用意しないのか。

徘徊

わかってはいるものの、念のためもう一度アジトの入口に向かう。やはりイベントは発生しない。もう一つ戦闘服を用意しなければならないらしい。「服を盗んで敵になりすます」というのはRPGでは定番の侵入方法だが、実際は服如きではどうにもならないだろう。他によくある方法としては「荷物にまぎれる」「旅芸人のフリをする」「下水道から入る」。よくある脱獄方法は「仮病を使って牢屋を開けさせる」か、そもそも牢屋に見張りがいない事も多い。ご丁寧に牢を開けるスイッチが牢の中に付けられている場合もあった。
手がかりが尽きた。砂漠での発掘はもう別のイベントに移行して、ルブラン一味とは関係なさそうになっている。仕方なくイベントを求めて適当にうろついた。オチューが見える森林ではヌークとのイベントが発生したが、ルブラン一味は登場せず。マルゴーニュ森林ではルブラン一味とは全く関係なさそうな音楽家探しのミッションが発生。森林をうろついたものの、やはり何も起こらない。

最初から色んな場所に行けるのはいいが、既に前作でイベントが終わっているから何も起こらない。RPGでイベントが終わっている場所ほど寂しい場所もない。続編だから場所の説明もない。「ああ、前作はここで何かイベントがあったんだろうな」という虚しさだけが漂っている。

自由度が高いと言えば高いのだろう。しかしイベントの起こる場所が限定されているという点で、真に自由度が高いとは言えない。本当に自由度が高ければ、ミッションという単位で物語が進むのではなく、どのタイミングでも手に入れられるスフィアを集めるというゲームになっているはずだ。実際のところ、自由度が高そうでそんなに高くはない。ミッションにストーリーが進行するものとしないものの2つがあり、ストーリーを進行するミッションをクリアしないと結局何も進まない、というところはアークザラッド3と似ているかも知れない。別に自由度が高い方が良いというわけでもない。ただなまじ自由度が高いと、本筋を進めているつもりで脱線していることが多いので困りものだ。