ドラゴンクエスト8年表

旧き時代

「旧き世界」がどの程度昔なのかは不明である。イシュマウリはラプソーンについて一切語っていないし、過去の人物がイシュマウリに会ったという記録も残っていないからだ。

イシュマウリ、月の世界を作る。
ひとつの混沌たる世界が光と闇の2つに分けられる。
トロデーンの荒野が海だった頃、古代の魔法船が月の光の導くもと航海していたという。

黒神侵攻

はるか昔
闇の世界は暗黒神ラプソーン支配下にあった。ただしラプソーンが世界を創造したわけではない。
ラプソーン、光と闇の世界を繋げて支配すべく、巨大な浮遊城砦(暗黒魔城都市)を造り光の世界への門を開き、光の世界へ侵攻。
竜の軍勢とラプソーン軍が戦争し、竜の軍勢が敗北。竜の屍が後年竜骨の迷宮となる。竜神族の長老の一人が「戦いには加わらなかったが」と言っていることから、少なくとも彼等が生きている間の出来事である。また神鳥や賢者達が竜神族について一切語っていないことから、彼等とは関わっていないと考えられる。竜神族が敗れ世界が危機的状況に陥った時、レティスと賢者が立ち上がったのだろう。竜神族はレティスの名前を知っているが、地上と里を行き来する竜神族が情報を得ていても不思議ではない。七賢者活躍と同時代の証拠にはならない。
この頃、ラーミア、3世界より8世界に渡来。

七賢者の時代

数百年前
神の子エジェウス(6)、ラプソーンの存在に気付く。
レグニスト、天界を訪ねる。(見てきたというくらいだから訪問しているだろう) また、ラーミアレティスと名付ける。
無敵の男ギャリング、一人で騎馬隊50人に勝利する。
この頃、竜神族の里に人間が訪れる。(数百年ぶりとしか説明されていないため、七賢者と同時代とは限らない)
レティス、神鳥の杖の作り方を人間に授け、七賢者が作り上げる。
レティス、闇の世界で門を閉じるために力を使い果たし、光の世界へ戻れなくなる。
エジェウス、天界を見てきた男レグニスト、大学者カッティード、ギャリング、魔法剣士シャマル・クランバートル、魔法使いマスター・コゾ、大呪術師クーパスら七賢者によってラプソーンの魂が神鳥の杖に封印され、肉体と浮遊城砦は大岩に封印される。

黒神封印後

数百年前
ラプソーンの復活を願う信者らの手により、後年闇の遺跡と呼ばれる神殿を建設。(何千年も破られることのなかった暗闇の結界という台詞があるものの、その他の台詞では七賢者の時代はほとんど数百年前である。ラプソーンは初めて光の世界に侵攻した時に封印されたはずなので、その前に建設されたということは考えにくい。)
シャマルラプソーンを封印した大岩で女神像を彫刻する。
マスター・コゾ、長き旅路の果てにトラペッタに辿り着き、定住する。
クーパス、ハワード一族に呪術の力を譲り渡し、旅に出る。ハワード、子孫がクーパスの末裔を守るよう因縁の呪をかける。
カッティード、雪国に帰郷。神鳥の石碑を建てる。
エジェウス、未来を知るために生涯のすべてを捧げる。
トロデーン国王、神鳥の杖を結界の中に封印する。
クーパス、エルフのラジュとサイクロプスを救助。以後共に旅をする。
数十年後
クーパス、死亡。ラジュとサイクロプス三角谷を作る。
神話の時代
僧、荒れ地で女神像を発見し、ゴルドを聖地として奉る。
キャプテン・クロウ、秘密の宝物庫に光の海図を隠す。亡霊の姿は若いが、実際には老年まで生きている。時期は不明。七賢者も光の海図を利用してレティスと出会ったなら、七賢者よりも前の時代の人物ということも考えられるが、逆に七賢者が手に入れた、あるいは作った海図を後年キャプテン・クロウが手に入れたとも考えられる。

100年前

100年以上前
リーザス・クランバートル(サーベルトの曾祖母の曾祖母)、自分の作ったリーザス像にクラン・スピネルを埋め込む。
リーザスアルバート家に嫁ぐ。これによりクランバートルの血筋に賢者の力はなくなり、アルバート家に継承される。
約100年前
アルバート家邸周辺に人々が集まり、リーザスの村ができる。
大昔
伝染病によりマイエラ修道院の僧侶がほぼ全滅。修道院は閉鎖され、別の場所に新しく建設される。どの程度昔なのか不明だが、移転先の修道院で「オディロや法皇は若い頃にここで修行していた」と言われている以上、彼等の若い頃よりもさらに前の時代と考えられるだろう。暗黒神が現れたことで人々の体が弱くなったという台詞があることから、七賢者の時代にまで遡るとも考えられるが、そこまで昔だという感じはしない。それほど昔の文献は他にほとんど残っていない。現代の人々の記憶から風化していないことから考えても、せいぜい100年程度前ではないか?

数十年前〜10数年前

50年以上前
オディロ、貧しい粉屋の子として生まれる。
時期不明
アルバート家、港町ポルトリンクを設立。
数十年前
法皇マイエラ修道院で修行。オディロとは学友だった。
法皇選任の際、オディロ辞退。
サザンビーク先々代王子(クラビウスの父)、諸国漫遊の旅の途中でトロデーン王女(トロデの母)と恋に落ちるも、結婚は叶わず。子供達を結婚させようと王女と約束する。しかし二人には男の子供しか生まれなかったため、その夢も果たすことなく二人とも死亡する。
先々代アスカンタ王、旅の途中で月影のハープを発見し、国宝とする。
40年前
ライドン・クランバートル、ライドンの塔の建設を始める。
30年以上前
トラペッタの男、火事で友人を失う。(老人の若い頃)
時期不明
ドルマゲス、マスター・ライラスの弟子になる。
ドルマゲス、修行に耐えかねライラスの下から逃走する。
サザンビーク大臣、賄賂が発覚し国から追放され、パルミドに流れる。
20年前後前
ドニ周辺の領主、メイドとの間にマルチェロを儲ける。
20年前後前
ドニ周辺の領主、正妻との間にククールを儲ける。メイドとマルチェロは追放され、メイドの死亡後、マルチェロマイエラ修道院に預けられる。
シセルの母親、死亡。(30歳前後の王妃が小さい頃=20年ほど前か。30歳前後というのも根拠はないが)
20年以上前
ウィニア、好奇心から人間界に旅立ち、エルトリオと恋に落ちる。エルトリオ、ウィニアにアルゴンリングを贈る。
20年以上前
グルーノ、ウィニアを竜神族の里に連れ戻す。
20年前後前
エルトリオ、ウィニアを追うため王位を捨て国を出る。クラビウス王子、後に王となる。
20年前
エルトリオ、竜神の道において死亡。
20年前後前
クラビウス、トロデに子供同士の婚約を提案し、トロデが了承する。
18年前
ウィニア、エイトを産むと同時に死亡。
18年前
ミーティア、誕生。
10数年前
サーベルト、曾祖母からリーザスに関する話を聞く。(ゼシカが知らないということは、ゼシカが生まれていないか、物心付く前だろう)
ギャリング、教会に捨てられていたフォーグとユッケを引き取る。
ミーティア(小さい時)の祖母、死亡。
ユリマの父親、濡れ衣を着せられて追っ手から逃れる途中、崖から転落して死亡。追っ手に居場所を教えたのは占い師ルイネロであった。ルイネロ、ユリマを養子として育て始める。滝の洞窟の滝壺に水晶を投げ捨て、滝の主ザバンの頭に当たる。以後真剣に占うのをやめる。
少なくとも10年以上前からバトルロードは開催されている。
この頃ドニ周辺は栄え、ドニ以外にも盛り場があったという。
ドニ周辺の領主、賭博で大敗し文無しとなる。後流行病で妻と共に死亡。ククール修道院に預けられる。
サザンビーク王妃、死亡。
チャゴス(5)、トカゲが嫌いになる。(トカゲを倒した事を王妃が知れば…云々の台詞があるので、王妃の死はトカゲが嫌いになった後だろう)
10年前
数年に渡る長老会議の末、エイトは記憶を封じられ、竜神族の里から追放される。グルーノ、ネズミに化けてエイトに同行する。
エイト、トロデーン城に保護され、住み込みの小間使いとなる。
竜神王、天の祭壇において、人間の姿を封じる封印の儀式を行う。
数年前
エイト、近衛兵になる。ミーティアの懇願による。(時期不明。年齢的に考えて、最低でも14,5歳にはなっているか)
サザンビーク宮廷魔術師の男、見世物小屋のモンスター達を買い取る。後に視力を失ったため辞職。
数年前
ドン・モグーラら、アスカンタ城に続く穴を掘り始める。
数年前〜最近
ゼシカの父親、サザンビーク大臣の一族と深い親交があり、それが縁でゼシカとラグサットとの縁談が決まる。
数年前
薬師グラッド、オークニスで暮らすようになる。
時期不明
トロデ王妃、死亡。(ミーティアが王妃との思い出を全く話さない事から、亡くなるのが祖母よりも早かった可能性もある。)
海の魔物が年々凶暴化したため、安全な航路を走る定期船以外は次々廃線となった。
数年前
ヤンガスパルミドを出る。
ヤンガス、剣士像の洞窟にあるビーナスの涙入手に挑戦するも失敗。ゲルダにビーナスの涙を与えると約束していた。なお、ヤンガスと剣士像の洞窟との付き合いは何十年という。30代半ばとして、子供の頃から挑戦していたということだろう。
数年前〜最近
アルバート家当主(アローザの夫)が死亡し、サーベルトが後を継ぐ。
5年前
トルネコ、バトルロードに参加。このトルネコレイクナバに暮らしている。ポポロが大きくなる前にレイクナバから引っ越した「トルネコの大冒険」のトルネコとは別人である。すなわちデスコッドトルネコとも別人である。
数年前
メダル王、病を患う。年若き王女が代理を務める。
2年前
アスカンタ王妃シセル、死亡。パヴァン王の命令により、この日からアスカンタ城は永続的に喪に服すこととなる。
時期不明
ゲルダ、うるわしの貴婦人号を購入。
半年前
チェルス、リブルアーチで行き倒れ、ハワードに保護される。
少し前
妖魔ゲモン、神鳥の巣を支配し、子を殺されたくなければレティシアを襲えとレティスを脅迫。
ヤンガス、山賊を廃業。
最近
マルチェロ聖堂騎士団長に就任。

現代

数日前
ドルマゲス、究極の魔術師となるため、トロデーン城にある神鳥の杖を奪取する。杖の力でトロデーン城を呪う。城は茨で覆われ、人々は茨となり、トロデ王はモンスター、ミーティア姫は馬に変えられる。エイトのみ呪いを弾く。
最近
ヤンガス、山賊に復帰し、トロデーン国付近の橋でトロデ王一向を襲撃。自滅して橋から落ちそうになったところをエイトに救われる。
前日
マスター・ライラス、ドルマゲスと口論。
翌日
ドルマゲス、マスター・ライラスの家に火を放ち殺害。
ドルマゲストラペッタ南の関所を突破する。
エイトら、ザバンから水晶玉を取り返し、ルイネロに渡す。
ドルマゲス、魔力によりオセアーノンを凶暴化させる。
サーベルト・アルバートドルマゲスに殺害される。
エイトら、オセアーノンを正気に戻す。
イシュマウリ、エイトらの依頼によりアスカンタ国王にシセル王妃の幻を見せる。
オディロ院長、芸を見るためドルマゲスを招く。ドルマゲス、オディロ院長を殺害。マルチェロ修道院長に就任し、ククールを体よく追放。
ドン・モグーラ、月影のハープを盗むも、すぐエイトらに奪い返される。
イシュマウリ、海の記憶を呼び覚まし、魔法船を海に導く。
一ヶ月後
マルチェロ聖地ゴルドサヴェッラ大聖堂を訪問。この時オディロ院長殺害から一ヶ月以上経過している。
マルチェロ法皇の警備役に就任。
ドルマゲスサザンビーク宝物庫に押し入り、太陽の鏡の魔力を奪う。
ドルマゲス、ギャリングを殺害。その後体力回復のため、闇の遺跡で休息する。
エイトら、チャゴスの王者の儀式に同行。チャゴス、バザーの商人からアルゴンハートを購入。
ラグサット、勘当される。
エイトら、海竜のジゴフラッシュを利用し、太陽の鏡の魔力を戻す。太陽の鏡によって闇の遺跡に張られた闇黒の結界を打ち破り、遺跡内でドルマゲスを倒す。
ゼシカラプソーンに取り憑かれ、サザンビーク北の関所を破る。
エイトら、ラプソーンに取り憑かれたゼシカを倒す。ラプソーン、レオパルドに取り憑く。
ラグサット、リブルアーチから逃げ出す。
チェルス、レオパルドに殺害される。ハワード、ゼシカの眠れる力を解放し、ベギラゴンマヒャドを修得させる。
フォーグとユッケ、竜骨の洞窟での継承の試練を行い、二人でギャリングの家長の座を次ぐ。その後、カジノを再開する。
エイトら、洞窟で遭難していたグラッドを救助する。
レオパルド、メディを殺害。
エイトら、妖魔ゲモンを倒すが、道連れにレティスの子が殺害される。レティスの子、魂の結晶をエイトらに託す。
エイトら、ラジュから暗黒大樹の葉を受け取る。
エイトら、レオパルドを倒す。マルチェロに濡れ衣を着せられ、ニノ大司教と共に煉獄島へ流刑となる。マルチェロ、神鳥の杖からラプソーンの力を取り込んだ後、法皇を刺殺。
一ヶ月後
エイトら、煉獄島から脱獄。
エイトら、ラプソーンの力を得たマルチェロを倒す。ラプソーンマルチェロの肉体を乗っ取り、自らの肉体と暗黒魔城都市を復活させる。
サザンビーク大臣一家(ラグサットを除く)、ボストロールに拉致される。
エイトら、ラプソーンを倒す。ラプソーン、暗黒魔城都市と融合する。闇の世界への扉を開き、闇の世界の僕を光の世界に解き放つ。レティス、光の世界に戻り、エイトにやまびこの笛を与える。
エイトら、宿屋で竜の石碑の夢を見る。クリアしなければ夢は見られないが、ストーリー上はラプソーンを倒していない。
エイトら、竜神族の里にある天の祭壇において竜神王を倒し、正気を取り戻させる。竜神王、エイトらに竜の試練への挑戦を許可。
エイトら、世界の各地に現れた7つのオーブを集める。
エイトら、神鳥の杖に祈りを捧げ、オーブの力によってラプソーンの闇の結界を打ち破る。その後ラプソーンを倒す。
レティス、別世界へ旅立つ。
現代〜数ヶ月後
ククール聖堂騎士団を退団。
ゼシカとラグサットの婚約、解消される。
ニノ大司教法皇に就任する。
数ヶ月後
エイト、トロデーンの近衛隊長に昇任。
サヴェッラ大聖堂において、チャゴスミーティアの結婚式が行われるが、エイトらの妨害により中止される。