＋２時間４０分
ステージ４
ストーリーを最後まで見るために、仕方なく再開する。恐ろしくつまらないダンジョンを探索すること２５分。ようやくボス戦になった。今回のボスは球体のオブジェ４つ。基本的な流れとしては、中央のフィールドに現れる雑魚を全滅させた後、バリアが解除されたオブジェを壊すということを４回繰り返す。最終ボスより強いという情報もどこかで見たものの、実際のところそれほど強いボスではなかった。（後で気付いたが、EASYだった）
問題は中央のフィールドの周囲は穴で、オブジェを壊すには浮島をジャンプで渡っていかなければならないということだ。ただでさえ操作性もカメラワークも悪く、距離感の掴みづらいゲームである。最初の内は思ったように浮島に飛び移れない。またオブジェを破壊すると、オブジェが乗っていた足場まで消えてしまうため、急いで戻らないとオブジェを壊す度穴に落ちてしまう。幸い穴に落ちてもダメージを受けるだけで、死ぬわけではない。この点、ロックマンＸ７のレッド戦に比べれば格段にマシだ。あれもまた、糞ボス戦の代表格である。
バリアは一定時間経つと元に戻ってしまい、また雑魚との戦いになる。オブジェを壊す前に穴に落ちてしまうと、再び雑魚戦になるわけである。これが非常に鬱陶しい。自分のテクニック不足というより、ゲームのクオリティが低いがゆえに穴に落ちるのだから、イライラが募るばかりだ。
このボス戦がつまらない、穴に落ちやすい、という自覚は開発者にもあったのだろう。回復アイテムが４個ほどステージ内に置かれている。クソゲー開発者のささやかな良心といったところか。これがあるとないとでは大違いだ。なかったら歴史に残る糞ボスだったかも知れない。良心すらない開発者の場合、回復アイテムは置いていないか、あっても１つだけだ。４つ前後もあるところに「こんなゲーム作ってごめん」というメッセージを感じる。
最後のオブジェは雑魚は召喚せず、自ら球体を放って攻撃してくる。攻撃が終わるとバリアが一定時間解除され、その間に攻撃して破壊すればステージクリアとなる。最後のオブジェは一発では壊れないので、何度か中央のフィールドと浮島を往復する必要がある。
３度目でオブジェが残り一つになったものの、なかなかオブジェの足場に飛び移れず、あと一回穴に落ちれば死亡というところで何とか勝った。ここで落ちていれば電源を切っていただろう。かなりギリギリだった。達成感はない。「ああ、つまんなかった…」という嘆息しか残らない。
ステージ５
背景は４と同じだった。ここに来て使い回しであることに愕然とした。少し進んで、またも置物を動してスイッチを押すパズルゲームになった。もうこういう子供だましは良いんだと思いながらも色々試行錯誤してみると、驚くべき展開になった。解けない。屈辱且つ苛立ちを覚えた。何度やろうと解けない。壊せる柱を壊してしまったのが間違いだったとやり直しても、全く関係がなかった。まさかこんな下らないところで詰まるとは思わなかった。
仕方なく攻略サイトを探す。見つからない。うんざりだ。この際わがままは言っていられない。海外の攻略サイトを見て何となく解き方がわかった。海外の攻略サイトまで引っ張り出すなんてドルイド以来だ。日本人しっかりしろよ。日本製ゲームの攻略で外国人に後れを取ってんじゃねーよ。パズルを解くのに一人時間差しぱたを使うだなんてわかるわけがないだろう。普通にわかるものなのか。確かにもしかしたら時間差か？とは一瞬考えたが、具体的な方法には結びつかなかった。解き方がわかったらこれほど単純な事もないが、わからない時はいくら考えてもわからないものだ。
下らないところで時間を食った。もういやだこのゲーム。同じ悩むならゼルダで悩みたい。引き続きうんざりなステージを進む。解き方がわからなかったのはそこのみで、それ以外は特に行き詰まることなく進んだ。
最終ボスはオーガ。常に敵をロックオンすることができないため、絶えず自分でカメラを操作しないとすぐに敵が視界の外に消えてしまうのが、本当に、本当に鬱陶しい。これほどつまらない３Ｄアクションも珍しい。アークザラッドジェネレーションも似たようなものだったか。どうしてそうなってしまうのだろうか。つまらないことぐらいプレイしたらわかるだろう。
戦法は「隙ができたら跳び蹴り」という地味で見栄えのしないものだった。最初は瀕死の状態にならないと第１形態に勝てなかったが、慣れていくと余裕を持った状態で第２形態との戦いになった。第２形態も戦法は変わらない。跳び蹴りである。
１０回ほど戦ってようやく勝利。文字だけのエンディングストーリーが流れて終わり。エンディングも予想通り、お飾りのようなものだった。苦労というほど苦労はしていないが、徒労感だけが残るゲームだった。二度とやらない。
仁八、エディ
総仕上げとしてバッドエンドと忘れていたエディでクリアした。妙に時間がかかる。今まで勝てていたのが突然全く勝てなくなる事がある。当たっていた攻撃も全てガードされ、手も足も出なくなる。単にこちらの技術不足なのはわかっているものの、どうにも理不尽な気がして仕方ない。
エンディングと隠し要素は全て出したから、これで終わって良いだろう。鉄拳４と５は疲れた。楽しかったという感じはしない。今更ながら、格闘ゲームは肌に合わないようだ。
