レミングス2 10日目

+2時間30分
7面と8面だけで1時間以上かかった。急に難しくなりすぎだ。7面はやたら広いステージだが、卑怯な手を思いつけばそれほど時間がかからない。問題は8面だ。コマンド回数が全体的に少ない。その上穴や高い壁が無数にあり、コマンドのタイミングもシビアである。久々に疲れた。一度クリアしたら二度とやりたくない面だ。
9面はもっと地獄だった。「こうすればいけるんじゃないか」という方法が悉く失敗。少しずつやり方を変えて今度こそと思うものの、それでもやはりコマンドの回数が足りなかったり、思ったような結果にならなかったりして一向にクリアする気配が見えてこない。
最初は集団を右からゴールに向かわせる手段を考えたが、何度かやる内に絶対不可能であると悟った。左から攻めることを考えると若干光明が見えたものの、やはりそれでもなかなか確固たるクリア方法は思い浮かばない。思いついたとしても何か欠点があってうまくいかない。
一つ解決するともう一つ別の問題点が浮上する。レミングの集団はスタート地点の床を爆弾で破壊すればいいことがわかっても、爆風でレミングが吹き飛んでしまう。吹っ飛んだレミングを元に戻すにはロープ持ちを一つ使う必要がある。それを防ぐため、「ロープ持ちを使ってレミングが障害物の向こうに吹き飛ばないようにした」。ところが1割程のレミングはロープを貫通して吹き飛んでしまう。それを戻すにはやはりロープ持ちが必要だった。結果入口のレミングを解放するためだけにロープ持ちを2つ使う羽目になった。
そのやり方でしばらくプレイしていたのだが、どうしてもロープ持ちが1回分足りなくなる。そこで気がついた。「ロープ持ちを1個無駄遣いしている」と。どうせ何割か吹き飛ばされるのなら、吹き飛ばされないためのロープなど全く必要がない。ゲームセンターCXでの「なんで2匹行かせるんですか?」と同じ状態である。パズルにおいては、改良に改良を重ねることが必ずしも良い結果をもたらすとは限らない。むしろ単に無駄が増えているだけの場合もある。
ロープ持ちの回数が解決し、いよいよクリアは間近と思いきや、今度は先行のレミングが方向転換できずに失敗した。レミングスは難しいステージになると、本当に如何に方向転換するかが鍵になってくる。この面での方向転換は非常に重要である。方向転換がうまくいかない理由は先行に「すべりー」を持たせていたことだとわかった。しかし「すべりー」は別の場所で方向転換するために使っていたものだから、それを使わないとなると、別のコマンドを使って方向転換しなければならない。ただ先程ロープ持ちが一つ浮いたので、今は方向転換のためだけにロープ持ちを使っても問題はない。
これで無事方向転換に成功し、一度も挑戦したことのない「どかちん」→「ロープ持ち」でのゴールへのルート作りも一発で成功。1時間20分かけて悪夢のような面をクリアした。今まででぶっちぎりに時間がかかっている。とにかく色々な方法を考えた。解き方がわかってしまえばどうということはないが、ステージが広くコマンドも多いため、大まかな解き方を見つけるのも難しい。最初の数十分はピント外れの方法ばかり試していた。この辺が自分にとって限界のレベルだ。ただ純粋に解き方が難しい。指示のタイミングはさほど難しいものではない。だからある意味良心的なのである。解き方が難しい上タイミングがシビアとなると、もうお手上げだ。
2時間30分で3面しか進まなかった。スポーツのラスト面は簡単であって欲しい。ざっと見たところそこまで難しそうではなかったが、見た目の印象など何の参考にもならない。