零 −刺青の聲− 37日目

+2時間
未だにストーリーを理解していないので、今日からはお勉強である。この際零シリーズ全てについてもう一度改めて整理しようかとも思うが、まずはこの作品からだ。
霊リストは名前と順番がバラバラなので、人物順に並び替えた。その上で説明文を読めば、登場人物に対する理解が深まるだろう。
今までよくわからなかったが、破戒が起きた後も屋敷の者達は生きていて、災害が広がらないように殺し合って最後は全滅したという感じらしい。零シリーズにおける儀式は常に殺人を伴うもので、儀式に失敗した場合はもっと人を殺して鎮めるというシステムである。全く不合理で矛盾だらけの儀式だ。1500年以上前に、諸葛亮が南蛮の生贄の儀式を野蛮だとして禁止したというのに*1、明治の日本でこんな事が行われていたとは嘆かわしい。
儀式の発端は不明だが、仮に死者の怨念というものがあるなら、最初に殺された生贄の怨念を鎮めるためにさらに人を殺し、その怨念を鎮めるためにさらに人を殺す、という悪循環に陥って最後は破綻しているのだろう。

*1:漫画で読んだ