零 −刺青の聲− 23日目

ハードモード 3日目

+3時間
巫女3体は厄介だったが負けるようなものでもなかった。その前の社で当主が出現する条件が全くわからない。毎回ここで行き詰まり、これといって何もせぬまま条件を達成して当主が出てきてしまう。今のところ考えられるのはロウソクを手に入れてすぐ行く、ということくらいだが、そんなよくわからん条件だとは思えない。
最後の螢ルートは飛ぶ巫女が出てくるので面倒くさい。螢を使うのは最後なので、一度零式フィルム+撃のコンボで攻撃してみると、当主をほぼ一発で倒せた。ここまで強いとは思わなかった。しかし強力なフィルムは貴重品だから、やはり終盤までには使えない。
最後の章。主人公も零式の1枚や2枚持っているかと思ったが、14式より強いフィルムを一枚も持っていない。これではさすがにクリアはできないだろう。当主を倒した後、とりあえず社の奥でセーブしてから強力なフィルムを探すことにした。
セーブポイントがあるのだから、まさかここから出られないということはないだろう。実際、次の扉を調べると「もう戻れない」と表示され、扉を開けるかどうかの猶予が与えられる。つまりその前の扉はまだ開くということだ。
しかし現実は残酷だった。わざわざ次の扉で「もう戻れない」と表示しておきながら、その前の扉ももう開かないのである。何故そんな場所にセーブポイントを置いているのか?あまりにも理不尽だ。
14式より強いフィルムは一枚もなく、14式さえ10枚。7式と14式では話にならないほど弱い。フィルムを補充する手段はない。第2作のように7式が無限ならまだ希望もあっただろうが、残念ながら有限である。
フィルムがない。ボスを倒せない。戻れない。これが意味するものは何か?ドンハマリである。わざわざ戻れなくなる場所にセーブポイントを設けるという鬼畜じみた罠に引っかかってしまった。ドンハマリが意味するものは何か?ハードモードを1からやり直し、という冷酷なる事実である。ここまで来てあまりにも無慈悲すぎる。何らかの救済措置があることを期待したいが、恐らく無理だろう。
奈落の手前で14式フィルムを拾う。たかが10枚である。どうしようもない。奈落で巫女の霊と戦う。いつもは一番下まで逃げて1対3で戦っていたが、今回は最初に現れる霊を上で倒し、下で2匹を倒した。2匹と3匹では全然違う。随分と楽になった。が、巫女との戦いで7式は全て使い切り、14式も残り3枚になった。今更どうにもならない。遠慮なくセーブデータを上書きしてやった。
終ノ路にも14式フィルムがある。だがやはり10枚である。13枚でどうしろというのか。アホか。一旦奈落に戻ってもう一度行けばフィルムが復活しているのではないかという淡い期待も裏切られた。完全に終わった。開発者に良心などなかった。平然とやり直しをさせる鬼畜だった。ほんと、ばかじゃねえの。一気にクソゲーに格下げ。どカスだな。
はい、どうにもならない。はいはい、もう1回やりゃいいんでしょー。ようやくもう一つのエンディングが見られると思っていた矢先にこれだ。またハードをプレイして次にナイトメア、さらに「感」を装備して霊リストを完成を目指すために一からプレイするわけか。いやーいいねー何度もプレイできてー。あーたのしいなー。

ハードモード やり直し

+6時間5分
ここ数日やってきた事と全く同じ事をやらされた。全く理不尽な話だ。出られるかどうか確かめてからセーブしろというのは、現場をわかっていない者の意見だ。絶対に出られなくなるはずがない、という場所でセーブしたつもりなのだから、未然に防ぐというのは机上の空論である。
今回は「測」で煩わされることもなく、進行方法も前回よりさらに確実になっているので前回ほどには時間はかからなかった。それでも6時間である。これがナイトメアモードならまだ意味もあったが、もう一度ハードモードをやることに何の意味もない。苛立たしい。何度「何でこんな事をやらなければ?」と思ったかわからない。
ハマリを防ぐのはゲーム作りの基本だろうに。極めて不利な状況でもクリアできるのならまだマシだ。仕様上絶対にクリアが不可能な状態でのセーブができる時点で頭のネジが外れている。何のために第2作では一番弱いフィルムが無限だったのか考えてもらいたいものだ。「やっぱ無限はナシにしましょう」と誰かが言い出したのか?そんな奴殴ってやれば良かった。
ある程度強いフィルムを持った状態で社の奥に入るが、それでもフィルムが足りるかどうかは微妙なところだった。あと一発で最終ボスを倒せるというところで、白黒モード時に触れられてゲームオーバー。戦いがグダグダになるにつれ「どうせ今回は負けるんだろう」と思っていたが、まさにその通りの展開でさらにイライラした。次の戦いで何とか勝った。

失望した

念願の真エンディングが見られると思いきや、ノーマル時のエンディングと全く変わらない。ナイトメアで真エンディングなのか?それとも事前の行動で分岐するのか?ここまで苦労してクリアしたのに変わり映えのないエンディングでがっかりした。
追加要素でもさらにがっかりした。解禁になったのはコスチューム程度で、絶対に解禁になると思っていた「滅」ばかりか、「無」「祭」といったアイテムも全く解禁されていないのである。糞食らえとしか言いようがない。「滅」なしでナイトメアをやれというのか?
とことんバランス感覚が欠如している。紅い蝶の追加要素は絶妙なバランスで成り立っていた。もう一つのエンディングを見たければハードモードをクリアすれば良く、ハードモードのクリアで「滅」が手に入った。ような気がする。それ以上はやりこみの領域で、余程好きなプレイヤーだけがやればいいという感じだった。
ところがこのゲームではハードをクリアしてももう一つのエンディングすら見られない。出し惜しみし過ぎだ。苦労の大きさに対して報酬が見合わない。エプロン姿が見たくてハードモードを2周もしたわけじゃない。
もうネタバレがどうこう言っていられない。「滅」の条件とエンディング2の条件は確認せねばなるまい。

はいねたばれぇえええええええええええええ

攻略サイトって、どうしてこう、無神経なんだろう。だから見たくなかった。エンディング2は難易度ではなく、分岐だった。その可能性は最後まで考えたくなかった。何故なら条件が見当も付かないからだ。だがナイトメアのクリアは現状非現実的であり、苦労してクリアしても同じエンディングだった時の絶望感を考えると、攻略サイトを見ざるを得なかった。
エンディング2の条件は「2周目」以降に特定の行動を取ること。つまり「1周目」でその行動を取ってもエンディング2にはならない。もし1周目にその行動を取っていたら、クリアには直接関係がないと判断して、それ以降同じ行動を取ることはなくなるだろう。その行動とは終盤の螢ルートで、髪を梳いた女と戦うことらしい。攻略サイトを見なければ永遠に気が付かなかっただろう。最新のセーブデータは主人公のものしかない。つまりもう一度最初からプレイしなければならないわけである。まさかの4周目だよやったね!
攻略サイトはその条件だけ教えてくればよいのに、「螢が消えなければエンディング2になる」などと書きやがる。助かるということである。なんでそういうこと書くの?もうやる意味ないじゃん。エンディングの内容までは書いていないとはいえ、主人公の一人が助かるかどうかというのは非常に重大な関心事である。よく考えてみて欲しい。別のエンディングを見たいと思っている者が、「ああ、そのルートだと螢は神隠しに合わないよ」と、プレイする前に教えられて喜ぶと思うか?だから嫌いなんだ攻略サイトは……。
自力攻略は難しい。しかし攻略サイトを見ると、自分でプレイする意味がなくなるほどのネタバレをほぼ100%目にしてしまう。あまりに極端な二択ではないか。「基本的に自力で攻略し、行き詰まった時はネタバレを見ることなく欲しい情報だけを手に入れる」という第三の選択肢は存在しないのだろうか。

5周目

+4時間
4周目だと思ったが、ノーマル、イージー、ハード、ハードで5周目だった。エンディング2と霊リスト完成を目指しながらナイトメアモードでプレイすればあと1周で済むが、ナイトメアモードのクリアはどれだけ時間がかかるかわからないし、「滅」はエンディング2を見ることで条件解除される可能性がある。ここはイージーでさっさとクリアしたい。
3時間かけて終盤まで進める。螢のみが行ける場所から囲炉裏の間に降りて髪を梳いた女と戦闘。女が落とした鍵を持って着物の部屋を鏡を調べ、鏡華の耳飾りを手に入れた。…これは確実に1周目でやった。が、1周目では耳飾りを手に入れようと螢は神隠しに合ってしまう。だから2週目以降も関係ないと思ってやらなくても無理はないだろう。ハマリセーブポイントといい、心理的トラップが多すぎる。
何度もプレイしていると、これまで失敗してきた浮遊霊の撮影にも成功するわけだが、霊リストが150匹に到達したことで「滅」が買えるようになった。150体突破で何かが解禁されるとは思っていたが、「滅」だとは思わなかった。紅い蝶でも実はそうだったのか?エンディング2といい「滅」といい、出現条件を前作までの傾向から勝手に想像して間違う、ということが多すぎる。ハマリポイントは全面的にテクモのせいだが、それ以外は自分が悪い気がしてきた。
十三ノ刻の時に、御簾のある部屋で「零」を入手する。怜は「零」を入手できないかと思いきや普通に入手できた。何故これが今まで手に入らなかったのか。怜以外で調べると怜が手に入らなくなる、ということだろうか。いまいち威力の低い「刻」で必死に闘っていた事がバカらしい。もっとも「滅」が買える今、「零」にあまり意味はない。

エンディング2

途中まで「1」と全く同じだった。「1」自体バッドエンドでもないし、劇的に内容が変わらないのだろうか?とはいえさすがに「1」で放置されていた螢と澪について少しくらい言及があるかと思ったら、殺人的な便意に襲われ最後まで見られなかった。
ハードモードでフィルムが足りず、ボスを絶対に倒せないという糞みたいな状況になってやり直しさせられ、次にハードモードをクリアしてやっと見られるかと思ったら、実際は2つ目のエンディングに見るのに難易度は関係なく、5周目にしてようやく条件を達成して確実に見られるはずが、うんこで中断である。呪われているとしか思えない。