零 −刺青の聲− 8日目

+1時間36分

パズルめ

いけすの間のパズルを開始する。前回よりも格段に複雑になり、解くのに4,5分はかかったかも知れない。パズルをやるためにこのゲームを買ったのではないのに。

奥の部屋で刺青の男を倒し、これで今回の目的は達成した。婚約者が消えていった扉の封印がついに解かれたが、当然その扉に入ろうとすると夢から覚める。

いたずら

夢から覚めると電話が鳴り始めた。ようやく天倉螢と直接接触することになるのか。深紅の部屋へ行ってみると、初めてベッドで眠っていた。うなされているらしい。だから、いつになったら互いに夢の中で屋敷を探索していると言うのだ。心を開け。表面的には心霊現象否定派なのか。目の前に生身の人間がいるのに問題を共有できないのが本当にもどかしい。共有したところでどうにもならないのは確かだが。

電話に出ると奇妙な雑音が流れ、「出してよ」という女の声が聞こえてきて切れた。完全にいたずら電話ではないか。これも霊現象なのか。霊は電話に出るまで待っているのか。そもそもどうやってかけた。むしろどこからかけた。

本格的に自宅が侵食され始めている。あまりウロウロしたくないので、すぐに自分の部屋に戻った。ここで眠れるなら自宅を探索する必要は特にないということだ。

七ノ刻

うなされていただけあって、今回はやはり深紅の夢だった。前回の続きで、スタート地点は刺青の祭壇からだった。主人公がこの部屋に入れないのは深紅の担当場所だったからか。

ある部屋から床下に入る。そこでは視点が切り替わり、無条件で視点が一人称になった。一人称は目の前に霊が現れる可能性が高いのであまり好きではない。その上床下で素早く移動できないし、視点も変えにくい。

しかしこんな最悪な場所で悪霊が出現した。蜘蛛のようにカサカサと高速で動く霊で、シャッターチャンスが極めて短い。攻撃に失敗すると焦点の合ってない気味の悪い顔がアップになる。顔自体は美人だと思うが、というより澪に似ている気がするのだが、他の霊と違ってアップになると目を背けたくなるような気持ち悪さだった。今までの霊の中で一番嫌いだと断言できる。髪を梳かす女も攻撃に失敗してアップになると寒気を感じるが、この霊はその比ではない。クリアした後は検索で他の人の感想を見てみるつもりだが、多分この霊が高い割合で恐れられていると思う。

気持ち悪いだけでなく戦いにくいので、その場は逃走。その先の人形の祭壇で珠を手に入れる。今度の目的は珠を4つ手に入れることらしい。前回に続いて、また4つの何かを屋敷から見つけ出さなければならない。最近やることが多い。

雑魚多すぎ

祭壇の間から二階から覗いたことのある木像の間に辿り着く。文字通り木像のある部屋ということらしいが、木像よりも布にくるまれた数体の首吊り死体の方が気になるのだが。

その部屋から出ると、釘を刺す女という初見の霊が突然襲いかかってきた。扉をあけたらいきなり霊、というパターンは今回が初めてだろうか。ゆっくりと近づいてくるタイプの霊なので簡単に倒せた。倒しても何も起こらない。これもただの雑魚だったか。

着物の間へ行くと髪を梳かす女が出てきた。本来はそれほど強い敵ではないが、この部屋では戦いにくい。飛びかかってくるだけかと思っていたが、離れた場所からの攻撃でダメージを受けた。髪を飛ばしたのだろうか。よく見えなかった。

他の場所でも雑魚の霊と何度か戦った結果、14式フィルムがなくなってしまった。今回は雑魚がやたら多い。もっと積極的に逃げるべきだったかも知れない。7式フィルムは弱すぎる。

木像の間の二階で、下の女を撮影して扉の封印を解除。部屋から出ると、またしても巫女の霊が出てきた。7式では与えるダメージがかなり少ない。おまけに巫女の霊はシャッターチャンスが短いので、長期戦になってしまう。戦っていられないので逃走。

その先の着物の間で、今度は髪を梳かす女が奇襲を仕掛けてきた。この章になってから霊がやけにアグレッシブなのはどういうことだ。奇襲を避けきれず攻撃を受けると、そのままゲームオーバーになってしまった。雑魚の霊にやられたのは初めてか?

今頃気付いたのだが回復アイテムの万葉丸、今まで一度も使っていない割に全く数が増えていない。どうやら夢から覚める度3個に戻っているようである。つまりどんどん使った方がいいと言うことだ。「後々必要になるかも知れないから」と控えていたのは全くの無駄だったわけだ。もっとも体力不足になったのは今が初めてだから、別に問題はない。

もう一度木像の間の二階まで撮影に行かされるハメになった。今度は奇襲をきっちりかわし逃走。

やだこの人

序盤から深紅で行けることがわかっていた地下に向かう。またしても床下探索モードである。案の定、あの女が出てきた。初めてまともな撮影に成功し、名前が四つんばいの女であることがわかった。そのまま過ぎる。四つんばいというか、床下では四つんばいにならざるを得ない。

よせばいいのに、何とか倒そうと必死になった結果、3回ほど負けるという辛酸をなめさせられた。とにかくシャッターチャンスが一瞬なのである。しかもダメージを与えても怯むことなく攻撃を仕掛けてくるので、攻撃を避けられない。普通の霊との戦闘では使えるヒット&アウェイも、床下では不可能である。

むしろ相手が見事なヒット&アウェイでこちらを翻弄しているという感じである。この霊は気持ち悪さも強さも断トツで一位。全く倒せる気がしないので、結局必死に逃げて床下をやり過ごした。相手の体力がわからないのも辛い。体力がわかる追加機能を取り逃がしているのだろうか。最後までないとは思いたくない。最終ボスも体力不明は辛いだろう。ネタバレを目にするリスクが大きいが、攻略サイトで場所を探した方が良いかも知れない。

奥で4つ目の石を手に入れ、目的を達成する。帰り際、大階段で巫女の霊が2体出現。そろそろ屋敷の霊が全力で殺しに来ている。弱いフィルムしかない中で2体戦いのは辛い。この霊を倒すまで別の部屋には移動できないので仕方なく戦っていると、一体倒すともう一体も倒れた。これも体力がわからないから、偶然なのか一体だけで良かったのかわからない。

玄関に近い場所だったので、フィルムと万葉丸を補充するため一旦現実に戻る。

侵蝕されすぎ

まだ深紅編は終わっていないが、深紅は眠りから覚めていた。「うなされることがあるんです」と言ってきても「屋敷の夢を見ている」とは言わない。あれだけ鮮明な夢を見ておきながら、起きたら忘れているとか、荒唐無稽な夢と思って話す気がないとか、そういうことでもあるまいに。深紅が調べてきたという、唄に関するファイルを受け取る。補充以外にも戻ってきた意味はあったらしい。

自宅は絶えずノイズのようなものが聞こえているので他の場所には行きたくないのだが、屋敷で手に入れた写真の現像のために暗室に行かなければならない。

廊下を歩いていると突然画面が切り替わった。洗面所奥のカーテンが勝手に締まり、足らしきものが見えている。ついに洗面所に霊が出てきたか。一歩入ると鏡に霊が映ってるのが見えるんじゃないか。映画やドラマでは何とも思わないが、自分で操作しているゲームではあまりお目に掛かりたくない。

暗室に入ると、奥の方に白い足が見える。侵蝕される現実というのがこのゲームの一つのテーマだが、侵蝕されすぎだろう。どこに行っても霊だらけではないか。しかもここでは霊とは戦えない。向こうも襲いかかってくることはなく、ただそこにいるだけ。戦える方がいくらかマシだ。足に近づいて撮影を試みる。撮影自体には失敗したが、霊は吉乃氏だった。仏間に立っていた女も吉乃氏だったのだろうか。

現像した後部屋に戻ろうとすると、洗面所にまだ霊がいた。何かアクションを起こさないといなくならないのだろうか。洗面所に入ると吉乃氏らしき霊が背後を歩いているのが見えたが、それでもやはり霊が消えない。わけがわからん。洗面所の中でカメラを構えると何か起こりそうな気もするし、やはりスルーする。洗面所にいるのも吉乃氏だと思うが、一体吉乃氏は人の家で何をやっているのか。その内キッチンで料理を始めたり居間でテレビを見始めるんじゃないか。