零 〜紅い蝶〜 9日目(終)

+1時間30分

縄の男戦

攻撃のチャンスは一瞬且つこちらは一発でも食らえば死亡という非常に厳しい戦い。敵自体は弱いのだが、「一発で終わり」というプレッシャーが凄まじい。イージーだから強いフィルムと強化レンズを使えばすぐ倒せるのだが、それでも怖い。これがハードやナイトメアになると尋常じゃない体力になってしまうので大変だ。

ノーマルエンディング

何故か澪が儀式に参加して繭を殺してしまう意味不明なエンディング。八重のせいなのだろうか。実は内心「鬱陶しいなこいつ」と思っていたから、「どうせ隔絶された世界で殺しても世間にばれることはない」と思ってやっちゃったのかしら。あるいは「言うことを聞かないと紗重に殺される」という恐怖心からか。一人で逃走するエンディングは澪の性格上あり得ないと思ったが、案外それが澪の本性なのかも知れない。足の弱い姉を引っかき回して必死にパンチラ撮ろうとする子だし。それは主にプレイヤーのせいだが。

試しにナイトメア

このまま終わるのも何なので、ナイトメアモードでもプレイ。最終戦直前から。難易度による違いは敵の体力だけだと思っていたが、驚くべき事にナイトメア版の縄の男は体力を自動回復してしまう。常に3連コンボを決めるくらいダメージを与えないと、あっという間に体力が全て回復してしまう。こんな凶悪な敵だったのか。90式フィルムで少しずつ体力を削って何とか撃破。

もっと凶悪な敵がいた

真の最終ボスこと血塗れの着物の女。取り憑かれた繭がいきなり襲いかかってくることはわかっていたので急いで逃げたのだが、敵の軽快なフットワーク(でもない)に追いつかれゲームオーバー。一度は復活できるはずの鏡石があっても何の意味もなさない。酷いわ。これは酷い。もう一度やる気になどなれない。仕方ないからミッションモードで戦うことにする。
ミッションモードでは紗重と大の仲良しの縄の男が何故か常に徘徊している。縄の男は倒せない。面倒くせえ。なんだこれ。普通に一対一で戦えるミッションはないのかよ。なかった。じゃあやんぴだよ。もういいよ。

その中を見ちゃダメだ

ギャラリーモードでエンディングを鑑賞。ナイトメアモードのエンディングでは、×に落ちかけた姉を助けようとした澪が「その中を見ちゃダメだ」と樹に言われた言葉を思い出し、思わず中を覗き込んでしまって×を失うというもの。何で見るんだよ。樹の言葉がフリだと思ったのだろうか。まあ、見ちゃダメなものがあったら、絶対誰かは見なきゃいけない決まりだものな。解いてはいけない封印は絶対解けるし、押すなと言われたら押さないとダメだし、食うなと言われたリンゴは食わなきゃいけない。

再挑戦

3回はやってられないので、念のため攻略サイトを見る。いきなり掴みかかってくる繭の攻略法は「写真を構えたまま近づき、繭が不審な動きを見せたら後ろに引き下がり、シャッターチャンスになったらカメラを撮影する」だった。知らねー。わかるわけないだろこんなの。
撮影後、ようやく紗重戦に。紗重は縄の男以上に攻撃チャンスが少ないが、自動回復はなく、一撃死でもない。戦いづらい相手だが、負ける心配はないので余裕を持って戦えた。この時紗重と繭が何やらぼそぼそ喋っているのだが、他の音がうるさくてよく聞き取れない。これも攻略サイトによれば、紗重は儀式で八重に自分を殺して欲しかったと語り、繭はわざと崖から転げ落ちたことを告白しているらしい。

ナイトメアモードもクリアしたことなので、紅い蝶はこれで終了とする。結局決定的にアレが見えてる写真は撮れずに終わった。黒澤家の階段では絶対に懐中電灯がつかないようだし、それ以外はどこの階段も大差ないだろう。