ロマンスは剣の輝き2 〜銀の虹をさがして〜 5日目

+140分
ドラゴンの牙を探すことになったのだが、「橋の向こうの荒れ地のどこか」というアバウトすぎるヒントしかなく、20分探しても見つからなかった。早く終わりたいのにこの仕打ち。攻略サイト見るしかないな。やってらんね。ドラゴンを見つける方法は「バランに戻ってマスターに話を聞く」だった。わかるか!
岩山でドラゴンの骨を見つけたものの、そのドラゴンの友人だったというエルフに邪魔をされて牙を取れなかった。主人公は一旦引き下がるが、その途中で柄が悪い冒険者達とすれ違う。悪い予感がした主人公達は引き返し、再びドラゴンの骨がある場所に向かった。そこでは先ほどの冒険者達がエルフを襲い、強引にドラゴンの牙を奪おうとしているところだった。主人公達はその冒険者を蹴散らし、エルフの傷も手当てした。エルフは一度追い返した自分を助けてくれた主人公達に感謝し、彼等にドラゴンの牙を渡すのだった。

RPGにはこういう展開がよくある。悪役に重要なアイテムの持ち主を襲わせ、主人公達がそれを助けることで、持ち主が感謝の印としてそのアイテムをあげる、という展開である。悪役がいなければ主人公は牙を諦めるか、強引に奪うしかない。それを避けるためにわかりやすい悪役を用意するわけだ。主人公は悪役が出てこなかったらどうするつもりだったのだろうか。そのアイテムがなければ世界が救えない、しかし持ち主に渡す意志はなく、都合よく悪役も出てこない。ここまで追いつめられれば殺してでも奪い取るしかないんじゃないか。そういう、いざとなったら普通の人を殺すようなシビアなシナリオのRPGもたまにはやってみたい。そういえば「ドルイド」では何の罪もない研究所の門番を殺して無理矢理入ったな。

ドラゴンの牙と銀の虹を交換しようと言っていたババァに牙を渡すと、今度は試練の洞窟にあるという炎の魂を要求してきた。で、その試練の洞窟に行ってみるとこれがまた広い。元々このゲームのダンジョンは適当に作ったような感じがする迷路になっているのだが、今回は今までとは比べものにならないくらいに広かった。その上敵が強いし多い。この洞窟の最深部に魔王みたいなのがいるならともかく、ババァに要求された宝を取りに来ているだけなので、モチベーションが上がらない。このダンジョンの構造と敵の名前だけを見ればまるで本格的なRPGみたいだ。
次に出てきたゴブリンの洞窟もあり得ないほど複雑だった。複雑っつーか、ただ適当に作ったというか…。クォータービューはダンジョンには向いていないだろう。嫌になってきた。複雑にしときゃいいだろという開発者の意図を感じる。ギャルゲーでこんなことされてもなあ。苦痛になってきた。もうダメだこのゲーム。頼りの攻略サイトを探すも、PC版のマップしか見当たらない。PS版とは全く構造が違うらしい。こんなゲームでマッピングなんぞしたくないし、やめるか。




というわけにもいかないので、渋々々々々々マッピング開始。それを馬鹿にするかのように、一瞬でボスの所まで到達。既にゴールに近い場所だったらしい。馬鹿にしやがってコノヤロウ。やっぱり人間最後まで諦めちゃいけないよね。ゴブリンのボスを倒すと、自動的に地上へ戻った。銀の虹を全て手に入れ、ついに最終章開始。開始早々、銀の虹が都合良く敵に全部盗まれるというイベントが発生し、いよいよ終盤という感じ。最終ダンジョンも複雑だったよな。1時間迷ったら投げてやるんだから。